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World Championship Poker All In 項目数:39 総ポイント:1000 難易度: 10 Online Hands Play 10 hands online. 10 100 Online Hands Play 100 hands online. 20 200 Online Hands Play 200 hands online. 40 500 Online Hands Play 500 hands online. 50 1000 Online Hands Play 1000 hands online. 75 Won An Online Tournament Win an online Tournament. 50 Winter Classic Poker Felt Be the points winner in the Winter Classic. 25 Kiddie Pool Open Felt Be the points winner in the Kiddie Pool Open. 25 Red Hot Poker Felt Be the points winner in the Red Hot Poker Event. 25 Poker Addicts Felt Be the points winner in the Poker Addicts. 25 Regional Championship Felt Be the points winner in the NL Hold em Regional Championship. 25 WCP Felt Be the points winner in the World Championship Poker Circuit. 25 Tournament Of Winners Be the points winner in the Tournament of Winners. 25 Summer Showdown Felt Be the points winner in the Summer Showdown. 25 All Around Championship Felt Be the points winner in the All Around Championship Event. 25 Studs of Stud Felt Be the points winner in the Studs of Stud Event. 25 Run For A Million Event Be the points winner in the Run for a Million Event. 25 Poker Heaven Felt Be the points winner in the Poker Heaven Event. 25 Big Winter Winner Felt Be the points winner in the Big Winter Winner. 25 Trophy 1 You won Trophy 1. 20 Trophy 2 You won Trophy 2. 20 Trophy 3 You won Trophy 3. 20 Trophy 4 You won Trophy 4. 20 Trophy 5 You won Trophy 5. 20 Trophy 6 You won Trophy 6. 20 Trophy 7 You won Trophy 7. 20 Trophy 8 You won Trophy 8. 20 Trophy 9 You won Trophy 9. 20 Trophy 10 You won Trophy 10. 20 Trophy 11 You won Trophy 11. 20 Trophy 12 You won Trophy 12. 20 Rising Pro You re now a Rising Pro. 10 Recognized Pro You re now a Recognized Pro. 10 Poker Star You re now a Poker Star. 10 Poker Idol You re now a Poker Idol. 20 Poker Legend You re now a Poker Legend. 20 Complete 1 Year As A Pro You finished your first year as a Pro. 10 Scenario Mode Completed You beat all of the Scenario Modes. 10 Player Of The Year You won the player of the year Trophy. 100
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前奏曲 第1幕 (聖杯の領地。うす暗く厳粛な雰囲気ではあるが、陰気ではない森の中。舞台中央には木の生えていない空き地が広がっている。舞台左手に向けては上り坂になっているが、この道は聖杯城につながるように思われる。舞台後方の中央部に向けては、森の窪みの湖につながる下り斜面となっている。夜明けである。グルネマンツ(高齢だが頑健な老人)と2人の小姓(こちらは華奢な青年達)は、木の下に横たわって眠っている。舞台左手から、まるで聖杯城からのように、荘重な朝の目ざましラッパが響いてくる) GURNEMANZ (起き上がって少年達を揺り動かしながら) おい!こら!そち達は森番のくせに・・・ 眠りの番までしておるのか・・・ いい加減に朝ぐらい起きたらどうじゃ。 (小姓達は二人ともはね起きる) あの音が聞こえるか?神に感謝するのじゃ。 選ばれしそち達にはこの音が聞こえるのじゃから。 (彼は小姓達と共にひざまずき、彼らと一緒になって無言のまま朝の祈りを捧げる。ラッパが鳴りやむと、彼らはゆっくりと身を起こす) さあさあ、若造ども!水浴び場を見に行くのじゃ。 そこで王をお出迎えする時間じゃぞ。 (舞台左手を眺めつつ) あの方を運ぶ担架は来ないのに、 もう使いの者達が、我らのもとにやって来るぞ。 (2人の騎士達が、城の方から登場する) 御機嫌よう!アンフォルタス王のお加減はいかがかな? ひどく早い時間に、水浴をご所望のようじゃが・・・ ガーヴァンが、知謀と胆力をめぐらし、 手に入れて来た薬草が、 王の苦痛を和らげたのでもあろうか? 【第2の騎士】 何事もお見通しのあなた様が、そんな思い違いを? ますます激しく傷つけるような苦痛が、 すぐにぶり返してきたのです・・・ 王は激しい痛みで一睡もできなかったので、 急いで我らに水浴をお命じになったのです。 GURNEMANZ (悲しげにうつむいて) 痛みが和らぐことを期待するとは、何と愚かな我らじゃ・・・ 痛みを和らげるためには、ただ一つの処方しかないのに! いかなる薬草や飲物を求め、 世界中を飛び回ったとしても、 あの方のお役に立つものはただ一つ・・・ いや・・・ただ一人! 【第2の騎士】 では、その方のお名前を! GURNEMANZ (はぐらかして) 水浴の支度をするのじゃ! (舞台後方を向いていた二人の小姓は、右のほうに目をやる) 【第2の小姓】 あそこに、野生の馬に乗った女が! 【第1の小姓】 おお! 悪魔の痩せ馬のたてがみが翻っている! 【第2の騎士】 ああ!あれはクンドリーか? 【第1の騎士】 大事な知らせを持って来たのか? 【第2の小姓】 痩せ馬は、よろよろだぞ。 【第1の騎士】 空を飛んできたのか? 【第2の小姓】 だが今は地べたをはっている。 【第1の騎士】 たてがみが地面の苔まで掃うようだ。 (全ての者が活気づいて、右側に目をやっている) 【第2の騎士】 飛び下りたぞ!獣のような女が! (クンドリーが、よろめき倒れそうになりながらも勢いよく飛び込んで来る。彼女の身なりは、いかにも野生のままであり、裾を高くからげ、蛇を剥いで作った皮帯が腰から長く垂れ下っている。黒い髪は、無造作に結えられたお下げとなって、ぶらんと垂れ、顔色はひどく赤茶けている。人を射抜くような黒い眼は、時には野獣のような光を放つが、普段は死人のように凍りついたまま動かない。・・・彼女はまっしぐらにグルネマンツに駆け寄り、水晶製の小さな容器を彼に押しつける) KUNDRY ここかい?受け取りな・・・!癒しの薬を・・・ GURNEMANZ お前、どこからこれを? KUNDRY 遠いとこさ、あんたの考えなど及ばない程・・・ この薬が効かないんなら、 もうアラビアには あの男を治せる薬は無いよ・・・ もう訊かないで・・・!疲れたの。 (彼女は地面に身を投げ出す。すると、小姓達と騎士達の行列が、アンフォルタスが仰向けに横たわっている輿を担ぎながら、左側から舞台に登場する。グルネマンツはクンドリーから目を離し、登場した者達のほうを向いて) GURNEMANZ あの方がお出でになる・・・皆に担がれながら・・・ ああ悲しい!この悲しい気持ちを何としたものか! 誇り高き男盛りにもかかわらず、 無敵の一門のご主人が 大病に組み伏せられているのを見るなどとは! (小姓たちに向かって) 慎重にな!ほら、王が呻いておられるぞ・・・ (小姓たちは立ち止まり、寝床を下に置く) AMFORTAS (少し身をもたげて) それで良い!礼を言うぞ!少し休ませてくれ。 激しい苦痛の夜の後に、 明け方の森は、なんと綺麗なのだ! きっと、この聖なる湖では、 打ち寄せるさざ波も私を癒すのだろう。 我が嘆きは、今や堰き止められて、 苦痛の夜が明けていく。 ガーヴァンよ! 【第2の騎士】 殿!ガーヴァンはもはや居りませぬぞ。 手に入れた薬草の効力が、 散々苦労したにもかかわらず、 あなた様のご期待を裏切ったことを知り、 新たな探求の旅へと駆けて行ったのです。 AMFORTAS 許しも得ないでか! 聖杯の掟を粗略に扱った報いを どこかで帳消しにしてほしいものだ! ああ恐ろしい・・・この反抗的な勇士ガーヴァンですら、 クリングゾルの罠に落ちぬとも限らない! さあ、私の心の平安を破らないでくれ! 私に贈られるはずのものを待とう・・・ 『共に苦しみ、悟りを得る・・・』 こうだったかな・・・? GURNEMANZ あなた様がそう言われたのですぞ。 AMFORTAS 『清らかな愚か者・・・』 私はこの者を見い出したような気がする・・・ その者を「死」と名付けて良いのなら・・・! GURNEMANZ (アンフォルタスにクンドリーの薬瓶を手渡しながら) その前に・・・この薬をお試しなさいませ! AMFORTAS このような不思議な器をどこから? GURNEMANZ アラビアから取り寄せて参りました。 AMFORTAS どの者が手に入れたのだ? GURNEMANZ そこに横たわる、野の女です。 起きよ、クンドリー!来い! (クンドリーは拒み、地べたに貼りついたままである) AMFORTAS クンドリー、お前か・・・? またも礼を言わねばならぬのか? 休むことを知らない内気な侍女のお前に。 それでは、 この癒し薬を試してみようか・・・ お前の忠誠に礼を言おう。 KUNDRY (落ち着かずに、激しく、地べたで体を動かしながら) 礼なんぞ!ハハハ!何の役に立つのよ! 礼なんぞ!行った、行った!・・・水浴び場へ! (アンフォルタスが出発の合図をすると、行列は、舞台のはるか奥に向かって遠ざかっていく。その姿を陰鬱な眼差しで見送るグルネマンツと、相変わらず地べたに寝そべっているクンドリーとが取り残される。・・・小姓たちは、その場を行ったり来たりする) 【第3の小姓】 おい!お前! 何だって、野獣のようにそこに寝ているんだ? KUNDRY ここでは獣だって神聖な生き物じゃないの? 【第3の小姓】 そうさ・・・!だが、お前が神聖かどうかは、 我々にはまだ分からないぞ。 【第4の小姓】 案ずるに、魔法の飲み物で 殿をすっかりダメにしてしまうつもりだろう。 GURNEMANZ 何を言う!?この女がお前達に害を加えたことが あったか?誰もが途方に暮れて、 遠方の地で戦っている兄弟達に どうやって便りを届ければ良いかわからず、 送り先さえ分からない時、 お前達が思案するよりも早く、 がむしゃらに飛んで行き、運にも見放されず 忠実に使者の務めを果たしたのは誰だった? お前たちはこの女に食事一つ与えない・・・女も近寄らない。 お前たちとの係わり合いはないのだ。 だがな、危機が迫り、助けが必要になると、 それこそ空中を飛ぶように熱心に駆けつけて、 お前達に礼一つ求めようとしない。 それがこの女のもたらす害だというのなら、 害どころか幸運じゃろう。 【第3の小姓】 ですが、この女、我々を憎んでおりますぞ。 御覧あれ、何と悪意を込めた目で我々を見ていることか! 【第4の小姓】 異教を奉ずる魔法使いの女です。 GURNEMANZ そう・・・呪われた女かも知れぬ。 この女は今日ここにいるが、 あるいは、過去から転生してきて、 前世で赦しを得られなかった 数々の罪を償おうとしているのかも知れぬ。 この女が、わしら騎士団に幸をもたらし、 贖罪を果たすとともに、 善行と正義を為すならば、女は、 わしらに奉仕し、自分自身をも救っているのだ。 【第3の小姓】 ですが、我々に多くの苦難をもたらしたのも、 また、この女の罪ではないのですか? GURNEMANZ (物思いに沈みながら) そう、この女が長いこと我々のもとを留守にすると、 必ず不幸なことが降りかかってきたものだ。 古い昔から、わしはこの女を知っているが、 ティトゥレル王は、わしよりもっと古い頃からじゃ。 あの城を建てられた時、王は、 この森の灌木の茂みの中で死んだように凍りついて、 血の気もなく眠るこの女を見付けられた。 同じ様子を最近わし自身も見かけたが、 それは、あの災厄が起きたばかりのことじゃった。 そう、あの山の向こうに住む悪人が、 恥知らずにも、わしらにもたらした災厄・・・。 (クンドリーに向かって) おい!おぬし!よく聞いて答えるのじゃ! わしらの主君が、槍を失くした時、おぬしは 一体どこをさまよい歩いていたのだ? (クンドリーは陰気に押し黙っている) なぜ、あの日、わしらを助けなかった? KUNDRY あたし・・・助けたりなんかしないよ。 【第4の小姓】 こいつ自分で言ってますぞ。 【第3の小姓】 この女が忠実で、勇敢に戦うというのなら、 失くした槍を彼女に探させては、いかがですか! GURNEMANZ (陰鬱に) それは、また別のこと・・・ 皆に許されていることではないのじゃ・・・ (大いなる感動とともに) ああ、傷の奇跡に満ちた 聖なる槍! お前が、とてつもなく邪悪な者によって 振るわれるのを、わしは見た! (回想にふけりながら) 最も勇猛な男アンフォルタスが あの槍で武装したからには、あの妖術使いを成敗することを いったい誰が止めることができただろうか? ところが、城の間近に迫った時、勇者の心が奪われた。 ぞっとするほどの美女に魅惑され、 酔いつぶれたように、その女の腕に沈んだあの方は、 あの槍を・・・取り落してしまった。 死の絶叫!わしは一目散に駆け付けたが、 クリングゾルは笑い声を立てて逃げてしまい、 あの聖なる槍を奪い取ってしまった。 わしは戦って、王の退却を護衛した・・・ だが、あの方の脇腹で燃え盛るように痛む傷は、 決して閉じようとはしないのだ。 (第1と第2の小姓が湖から帰ってくる) 【第3の小姓】 (グルネマンツに) あなた様は、クリングゾルもご存じなのですか? GURNEMANZ (戻って来た2人の小姓に向かって) 王のご様子は? 【第1の小姓】 水浴により元気を取り戻されました。 【第2の小姓】 あの癒しの薬が痛みを和らげたようです。 GURNEMANZ (独りごちて) 決して閉じることのない、あの傷・・・! (第3と第4の小姓はすでにグルネマンツの足もとに腰を下ろしていたが、今や別の二人も彼らの間に加わり、同様に大樹の木陰に腰を下ろす) 【第3の小姓】 ですが、親父どの、詳しくお教えくださいませ。 クリングゾルをご存知とは・・・どういうことですか? GURNEMANZ ティトゥレル、あの敬虔な勇者こそ あの者をよくご存知であった。 何となれば、野蛮な敵どもの策謀と力とが 汚れなき信仰の王国を脅かした時、 あの聖なる厳粛さに満ちた夜に、 救世主の御使い達が、あの方の上に降臨したのだ。 最後の愛の晩餐の際、主がお使いになられ、 そしてまた十字架に付けられた神の血が そこに流れ込んだ神聖にして高貴な盃・・・ それに加えて、その血を流した長槍・・・ こうした数々の証拠の品、最上の奇蹟の品を 御使い達は、わしらの王の保護に委ねたのじゃ。 王はこれらの神器のために聖所をお造りになった。 お前たちのように聖杯ににお仕えする者達は、 罪びとには見つけられない道を通ってやってくる。 知っておるじゃろう・・・騎士団の一員となる恩寵は、 清らかな者にしか与えられない。 騎士団達の役目は、聖杯の奇蹟の力を、 至高の救済を果たすまでに強めることなのだから・・・。 ゆえに、今お前たちが尋ねているクリングゾルは、 どんなに苦労を重ねても、その道を見い出せなかったのだ。 遠方の谷の中に、あの者は隠遁してしまった。 その谷向こうに広がるのは、花咲き乱れる異教の地。 あの男がどんな罪を犯したのか、わしには分からない。 しかし、罪を償い・・・それどころか聖者になろうとしたのは確かじゃ。だが、自らのうちの罪を押し殺すことができないので、汚れきった手で、自分自身に手を下し、 聖杯を仰ぐ一方で、 軽蔑もあらわに、その守護者を拒絶したのだ。 さて、怒りのあまり、クリングゾルは思いついた。 まるで、恥ずべき犠牲の行為が、 黒魔術へのヒントを与えたかのように、 この男は、その方策を思いついたのだ。 つまり、荒野を歓楽の庭園に変え、 悪魔のように可愛らしい女達を育て、 そこで聖杯の騎士達を待ち受け、 邪悪な快楽と地獄の恐怖に落ちるよう仕向けたのだ。 誘惑された騎士達は、皆この男の手中に落ち、 われらの仲間は大勢、堕落させられてしまった・・・ ティトゥレル王は、ご高齢の苦労が重なり、 ご子息に王位を譲られたため、 今やアンフォルタス王は、ためらわずに 魔術の災厄を阻止すべく乗り出された。 だが、何が起こったかは、知っての通りじゃ。 槍は、今クリングゾルの手中にあり、 その槍で聖者達を傷つけることができるので、もはや我らから 聖杯を奪ったも同然と、あやつは自惚れておるじゃろう! (クンドリーは、グルネマンツが話している間、怒り狂うように落ち着きなく、何度も激しく振り返る) 【第4の小姓】 何はさておいても、我らは槍を奪い返さねば! 【第3の小姓】 ああ!槍を持ち帰る者は、どんな名声と幸福を得られることでしょう? GURNEMANZ (しばしの沈黙の後に) 片割れが失くなった聖所の前で、 熱烈に祈りながら、アンフォルタスは 救いのしるしの到来を切に請い願った・・・ すると、かすかな輝きが聖杯からこぼれ出し、 聖なる夢の姿となって 今やはっきりと語りかけ、 明らかな文字のしるしとして読み取られたのだ。 『共に苦しみ、悟りを得る 清らかな愚か者、 待つがいい・・・ その者を私は選んだ!』 【4人の小姓たち】 『共に苦しみ、悟りを得る 清らかな愚か者・・・』 (湖から、騎士達と小姓達の叫んだり呼んだりする声が聞こえる。グルネマンツと4人の小姓達は飛び上がり、驚いて振り向く) 【騎士たち・小姓たち】 ああ!あわれ!・・・なんてことだ! いざ!下手人はどこだ? GURNEMANZ 何なのだ? (野生の白鳥が、湖の方角から力なくバタバタと飛んでくる。小姓達と騎士達は白鳥を追いかけて、舞台上に出て来る) 【第4の小姓】 あそこだ! 【第3の小姓】 ここだ! 【第2の小姓】 白鳥だ! 【第4の小姓】 野生の白鳥だ! 【全ての騎士と小姓】 傷ついている。 ああ、あわれ!あわれ! GURNEMANZ 白鳥を射たのは何者だ? (白鳥は、疲れ切って飛べなくなり、力なく地面に落ちる。第2の騎士が胸から矢を引き抜く) 【第1の騎士】 王は、吉兆だと手を振っておられたのです、 この白鳥が湖上の空に輪を描いたとき。 ところが、そこに、矢が飛んできて・・・ 【騎士たち・小姓たち】 (パルジファルを中に連れて来て) こいつです!矢を射たのは! (パルジファルの弓を指差しながら) ここに、その弓が! 【第2の騎士】 (矢を指差しながら) この矢は・・・白鳥のものと同じです。 GURNEMANZ お前か、この白鳥を射て殺したのは? PARSIFAL そうさ!飛ぶものなら、飛んでいても当てるぞ! GURNEMANZ お前がしたのだな?この行いに胸が痛まぬのか? 【騎士たち・小姓たち】 下手人を罰するのです! GURNEMANZ 聞いたこともない所業だ・・・! よくも殺せたものだな?・・・この神聖な森で、 静かな安らぎがお前を包んでいたのに。 神の森の獣達は人懐っこくお前に近づいて来なかったか? お前に善良で親しげな挨拶を送らなかったか? 枝の合い間から小鳥達が歌わなかったか? この忠実な白鳥が何をしたと言うのだ? 連れ合いの雌を追って飛び上がり、 雌と一緒に、湖上に輪を描き、湖を清めて、 水浴にふさわしい素晴らしい光景にしたのだ。 お前は驚嘆の念を抱かなかったか?子供っぽい 弓矢ごっこに誘われただけだったというのか? わしらの愛らしい白鳥・・・お前はどう感じたのだ? 見るがいい・・・ここをお前は射抜いたのだ。 まだ血がべったりとこびりつき、両の翼はだらんと垂れている。雪のような羽毛が、どす黒く、しみになっているぞ? 眼の色は濁り・・・お前まともに見られるか? (パルジファルはグルネマンツの言葉に耳を傾けるうちに、 次第に心を揺り動かされてきていたが、今や弓を叩き割り、 矢を遠くに放り投げる) 罪深い所業にやっと気がついたのか? (パルジファルは、目の上に手をかざす) なあ、若造よ、お前の罪の重さに気づいたか? どうしてこんなことができたのだ? PARSIFAL おいら、わからなかったんだ。 GURNEMANZ お前、どこから来たんじゃ? PARSIFAL おいら、わからない。 GURNEMANZ お父さんは誰じゃ? PARSIFAL おいら、わからない。 GURNEMANZ 誰が、この道へと導いたのだ? PARSIFAL おいらにゃ、わからないよ。 GURNEMANZ じゃあ、お前の名前は? PARSIFAL いっぱいあったけど、 おいら、もう一つもわからないよ。 GURNEMANZ 何ひとつ、わからないと言うのか? (独りごちて) こんな愚かな奴は クンドリーぐらいしか見たことがない! (次々と大勢集まってくる小姓達に向かって) さあ、行くのじゃ!水浴中の王を おろそかにしてはいかん!お世話をせよ! (小姓達は、死んだ白鳥を、若枝で作った担架にうやうやしく持ち上げると、それを持って湖の方へ遠ざかって行く。最後には、グルネマンツとパルジファル、舞台脇にはクンドリーだけが取り残される) GURNEMANZ (再びパルジファルの方を向いて) さあ、わしが尋ねたことはまるで分からなくとも、 知っていることを教えておくれ。 何か知っていることはあるじゃろうから。 PARSIFAL おいらには母さんがいる。名はヘルツェライデ。 森と荒れ野が、おいら達の住処だったのさ。 GURNEMANZ 弓は誰がくれた? PARSIFAL おいらが自分で作った。 林から荒鷲を追っぱらうためにね。 GURNEMANZ だがお前こそ、鷲の如く高貴な生まれに見えるのだが・・・。 なにゆえ、お前のお母さんは、 もっと良い武器をお前に伝えなかったんじゃろう? (パルジファルは黙っている) KUNDRY (グルネマンツがアンフォルタスの運命を物語る間、落ち着きなく荒れ狂いながら何度も激しく振り返っていたクンドリーは、相変わらず森の隅のほうに横たわりながら、鋭い視線をパルジファルに向けていたが、今やパルジファルが黙ってしまったので、乱暴な声で叫ぶ) お母さんは、父の無い子を産んだのさ・・・ 夫のガムレットが戦で討死した時に。 若き身空の名誉の戦死・・・ 息子が同じ目に遭うのを防ごうと、お母さんは武器を持たせず 人里離れ、バカな息子を育てあげた・・・ バカな女さ! (笑う) PARSIFAL (いきなり興味を持ったように耳を傾けながら) そうさ!いつだか、森のはじっこを 立派な獣にまたがって、 きらびやかな男たちが通り過ぎた。 おいら、あんな風になりたいなあって言ったんだ。 だけど男たちは、笑ったまま駆け去った。 おいら、すぐ追いかけたけど、まるで追い付けなかった。 野を過ぎ、山越え、谷を越え、 何度も夜が来て、昼が来た。 何と言ってもこの弓は役立った、 獣や大男から身を守るためにさ・・・ KUNDRY (身を起こし、男たちの方に進み寄っていたが、熱を込めて) そうさ!盗賊も巨漢たちも力でやっつけたんだ。 みんな、この素敵な若者にびくついているのさ。 PARSIFAL (いぶかしげに) 誰がびくついっているって?ねえ! KUNDRY 悪い奴らだよ。 PARSIFAL おいらを脅した奴らは、ワルだったのかい? (グルネマンツは笑う) じゃあ、誰が、イイのさ? GURNEMANZ (真顔に戻って) お前の母さんだ・・・お前、家出して来たんだろう。 お母さん、深く心を痛め、苦しんでいるぞ。 KUNDRY そんな苦しみももう終わり…こいつの母さんは死んだのさ。 PARSIFAL (おそろしくびっくりして) 死んだ?おいらの母さんが?誰がそう言ったんだ? KUNDRY お母さんが死ぬのを見たのは、馬で通りかかったあたしさ。 バカなあんたによろしく伝えてくれとさ。 (パルジファルは憤怒のあまりクンドリーに跳びかかって喉首をつかむ。グルネマンツは彼を引き離す) GURNEMANZ 若造、狂ったか!またも暴力とは? (グルネマンツがクンドリーを自由の身にすると、パルジファルは長い間、凍ったように立ち尽くす) この女がお前に何をした?ほんとうのことを言ったまでだ。 クンドリーは嘘はつかぬ…それだけ多くのことを見たのだ。 PARSIFAL (激しく震え出して) おいら、焦がれ死にそうだ・・・! (クンドリーはパルジファルの状態に気付くと、すぐに泉の湧き出る場所に飛んでいき、角でできた盃に水を汲み入れて持ってくる。それをまずパルジファルに振りかけた後、差し出して彼に飲ませる) GURNEMANZ まことに結構!聖杯の恩寵にかなう作法だ。 善もて悪に報ゆる者、すなわち悪を祓うなり。 KUNDRY (陰鬱に) 善なんて行うものですか・・・ (クンドリーは悲しげに顔を背ける。グルネマンツが父親のようにパルジファルの面倒を見ている間に、彼女はこの二人に気づかれることなく、灌木の茂みに向かって、とぼとぼと歩いて行く。) 安らぎが欲しいだけだわ、 ああ、疲れ切ったこの女に、安らぎだけでも。 眠りたい!・・・ああ、誰も起こさないで! (おびえるように飛びあがって) だめ!眠っちゃだめ!ぞっとするようなおののき! (激しくわななき始めるが、やがて両腕をだらんと下げて) でも、いやがっても無駄!その時が来たのよ。 眠らずには・・・いられない・・・あたし、もう・・・! (クンドリーは灌木の茂みの後ろで倒れてしまい、以後、姿は見えなくなる。・・・湖のほうで人の気配がし始めると、舞台の奥のほうに、騎士たちと輿を担ぐ小姓の帰城の行列が見えてくる) GURNEMANZ 王が水浴から戻ってこられる。 陽は高々と中天にある。 さらば、そちを案内いたそう、聖餐に。 そちさえ清らであるならば、 聖杯が、そちに飲食をつかわそう。 (グルネマンツはパルジファルの腕を取って、自らのうなじ周りに柔らかに置き、自らの腕はパルジファルの体に巻きつける。ゆっくりと歩きながら、彼はパルジファルを導くが、この時すでに舞台転換は気づかぬながらも始まっている) PARSIFAL 聖杯って誰だい? GURNEMANZ それは、いわく言い難い・・・ ただ、そちがまことに選ばれた者ならば、 このまま知らされずにいるはずがあろうか。 さあ、見るのじゃ! 思うに、わしの眼力は定かじゃった・・・ この地には、どんな道もつかないし、 どんな者も足を踏み入れることはできぬのだ。 聖杯ご自身に導かれる者でなくしては。 PARSIFAL おいら、ほとんど歩いてないのに、 もう、えらく遠くに来た気がするぞ。 GURNEMANZ わかるのか、せがれよ、 ここでは時が、空間になってしまうのじゃ。 (グルネマンツとパルジファルが前に進むように見えている間、舞台は徐々にだが、どんどん変わってきている。やがて森が消え、岩壁の中に城へと通じる城門の道が開かれると、二人は今やその道を進んでいる) GURNEMANZ さあ、五感を研ぎ澄ませ。わしに確かめさせてくれ、 まことに愚かで清らであるか。 他にいかなる知恵が、そちに授けられていようとも・・・。 (壁に囲まれた道を登りゆくうちに、舞台の様子はすっかり変わってしまう。グルネマンツとパルジファルは聖杯城の壮大な広間に足を踏み入れる。舞台は、丸天井の付いた柱廊式大広間で、その丸天井の下には昼餐室がある。舞台後方で左右の扉が開かれると、その右手からは聖杯の騎士たちが入って来て、各食卓の周りを取り巻くように進む) 【聖杯の騎士たち】 最後の愛の聖餐に臨もうと、 来る日も来る日も準備をしてきた。 (より早い歩調の小姓たちの行列が、舞台を後方に向けて横切って行く) これが最後の聖餐になろうとも、 今日のこの昼餐こそ、王に力を与えるはず。(*1) (第二の小姓たちの行列が大広間を横切って行く) 喜びと善をなす者は、 ふたたび聖餐を受けるのだ・・ 聖餐のめぐみを受け、 高貴なる贈り物を受けるのだ。 (集まって来た騎士達が食卓につくと、青年達の声が丸天井の中ぐらいの高さの所から聞こえてくる) 罪にまみれた全世界を 無数の苦痛であがなって、 あの日あのお方が血を流した如く、 救済をもたらす勇者には 晴れやかな心もて 我が血潮の注がれんことを。 我らの罪を償うために差し出されたお体よ・・・ あの方の死によって、我らの中に生き続けよ。 【少年たちの声】 (丸天井のきわめて高い所から) 信仰は生きています、 鳩が舞っています、 救世主の聖なる使いである鳩が・・・。 あなた方のために流された血である このワインを飲むのです。 命のパンを取るのです! (歌が歌われている間、反対側の扉を通って、輿に乗ったアンフォルタスが小姓達と助修士達に運ばれてくる。行列を先導して進んできた4人の小姓達は、覆いを掛けられた聖杯の厨子を捧げ持っている。この行列が、一段高い所に寝椅子が置かれている舞台後方の中央に差し掛かると、アンフォルタスは輿から下ろされて、寝椅子の上に寝かせられる。その前には、細長い石テーブルが置かれており、少年達は覆われた聖杯の厨子をその上に置く。 かくて、皆の者が席に着き、辺り一帯が静まり返った時、きわめて奥深い背後の方から、アンフォルタスの寝椅子の後ろにあるアーチのようになった壁龕(へきがん)から、年老いたティトゥレル王の声が、まるで墓の中からのように、こちらに迫って来る) TITUREL 我が息子アンフォルタス、務めを果たしておるか? (長い沈黙) 今日、私は聖杯を目にして余命をつなぐ定めなのか? (長い沈黙) それとも死なねばならぬのか?救い主に伴われずに。 AMFORTAS (苦悩に満ちあふれ、絶望を爆発させて、上半身をもたげる) 悲しい!我が苦悩の悲しさ! 父上よ!ああ、もう一度だけ あなたがこの務めを執り行ってください! 生きて下さい、生きて・・・私のほうを死なせて下さい。 TITUREL 救世主の恩寵により、私は墓の中で生きている。 お仕えするには、私はあまりに弱り切っている。 お前が奉仕して罪を償うのだ! 聖杯の覆いを取れ! AMFORTAS (少年たちに向かって身を起こしながら) やめろ!覆いを取ってはならん!・・・ああ! 誰にも分かってもらえぬとは!皆の者に喜びを もたらす光景は、私には苦悩を呼び覚ますのだ! この傷、この猛威を振るう痛みすら、何であろう! この務めを果たせと強いられる苦しみ、 この地獄の責め苦に比べれば! 私が受け継いだ悲しい務め・・・それは、 皆のうちにあってただ一人の罪びとである私が、 至高の祭儀を司り、 清らかな者達のために、恩寵を請い願うこと! ああ、罰を!最高の罰を! ああ、辱めを受けし恩寵の主・・・! あのお方を、あのお方の聖なるまなざしを 私は憧れ求めずにはいられない。 魂の奥底から、救いを求めて悔い改め、 あの方にたどりつこうとせずにはいられない。 その時が近づく・・・ 一条の光が、神器の上に落ちる・・・ 覆いが取られる。 (凍りついたように虚空をじっと見つめながら) 聖なる器の神々しい神体が 激しい光とともに赤々と輝きはじめると、 我が体は、至福の悦楽の痛みに貫かれ、 心には至聖の血潮が 注ぎ込まれるのを感じる・・・ だがその時、私自身の罪深き血のざわめきが 狂気のように逃げ惑いながら 私に向かって逆流し始め、 罪を求めてやまない世界に向けて、 怖気を振るいつつも荒々しく流れ込んでいく。 そして、その門を新たに突き破ると、 そこから奔流のように流れ出て、 あの方と同じこの傷口を通り抜けていく。 そう、あの槍の一撃によって付けられた傷・・・ 同じ槍が、救世主をも傷つけたのだ。 しかし、あの神の人は、その傷を負いながらも、 血の涙を流し、共に苦しむことをあこがれ、 人類の恥辱のゆえに泣き給うた。 ところが、同じ聖なる傷口なのに、私はどうだ・・・ 最高の神器を所有し、 救済の秘薬を守護する私の傷からは、 熱く罪深い血がドクドクと湧き出して、 あこがれの泉から永遠に甦り、 いくら懺悔しても、ああ!・・・決して静められない! あわれみを!あわれみを! 全世界を憐まれる方!ああ、憐みを! 私が受け継いだ務めを取り去り、 この傷を閉じてください。 私が安らかに死に、 清らかな身となって御前で癒されるように! (気を失ったように後ろに崩れ落ちる) 【少年たちと青年たち】 (見えない高い所から) 『共に苦しみ、悟りを得る 清らかな愚か者、 待つがいい・・・ その者を私は選んだ!』 【騎士たち】 (静かに) これがあなた様へのお約束・・・ 慰めとともに待つのです。 今日は務めを果たされよ! TITUREL 聖杯の覆いを取れ! (アンフォルタスは憔悴しきったまま、ゆっくり身を起こす。少年たちは金色の厨子の覆いを取り、古風な水晶の盃を取り出すと、そこにかかっていたヴェールをも取り去り、アンフォルタスの前に置く。) 【高みからの重唱】 受け取りなさい、私の体を。 受け取りなさい、私の血を。 私たちが愛し合うために! (アンフォルタスが敬虔の念に満たされつつ、無言の祈りを捧げながら聖杯の上に身をかがめると、大広間には次第に黄昏の色が濃くなっていく。そして、ついには完全な真っ暗闇となる。) 【高みから少年たち】 受け取りなさい、私の体を。 受け取りなさい、私の血を。 あなたがたが私を忘れないように。 (まばゆい一条の光が、上方から水晶の盃へと降りて来ると、盃は輝かしい紫色を放ちながら、次第にその色を濃くしていき、全てを柔らかに照らし出す。アンフォルタスは、浄化された面持ちで、『グラール』(聖杯)を高く持ち上げ、ゆったりと四方に振る。そうすることで、彼はパンとワインに祝福を与えているのである。一同は皆ひざまずく。) TITUREL おお、聖なる歓び。今日この日、 何と晴れやかな主のご挨拶だろう! (アンフォルタスが「グラール」を再び下におろすと、濃い黄昏が退いていくのにあわせて、「グラール」はどんどん輝きを失っていく。続いて、少年たちは器を再び厨子の中にしまい込み、前と同じように覆いを掛ける。かつての昼の明るさが戻ってくる。4人の少年たちは、続く歌が歌われている間、それぞれ2つある壺と籠の中からワインとパンを取り分ける。) 【少年たちの声】 (高みから) 最後の食卓のワインとパン・・・ それを、かつて聖杯の主は、 共に苦しむ愛の力をもって ご自身の流された血に変え、 ご自身が差し出す体に変えたのです。 (厨子を閉じた4人の少年は、アンフォルタスが聖杯「グラール」を振りながら祝福を与えた2個のワイン壺と2個のパン籠を祭壇のテーブルから持ち運ぶ。彼らは、パンを騎士たちに分け与え、ワインを彼らの前の杯に注いでいく。 騎士たちは食事のために腰をおろし、グルネマンツも同様にする。彼は隣の席を空けたままにしておき、食膳に連なるようパルジファルを差し招くが、パルジファルは押し黙ったまま微動だにせず、茫然自失して脇の方に突っ立ったままである。) 【青年たち】 (丸天井の中ぐらいの高さの所から) 聖なる贈り物である血と体を、 あなた方への恵みとして与えんと、 至福の慰めをもたらす愛の聖霊が、 いま注がれたワインに変え、 口にするパンに変えるのです。 【騎士たち】 (最初の半数) パンを取ろう! そして勇敢に 肉体の力と強さに変えるのだ。 死に至るまで忠実に、 あらゆる苦難に挫けずに、 救世主の御業(みわざ)を果たすのだ! (残りの半数) ワインを取ろう! そして新しく 命を燃やす血に変えるのだ。 肩を組みつつ快活に、 兄弟たちには忠誠に、 幸多き勇気に満ちて戦うのだ! 【全ての騎士たち】 信ずる者は幸いなるかな! 愛する者は幸いなるかな! (騎士たちは立ち上がると、双方向から互いに歩み寄り、次の歌が歌われる間、うやうやしく抱きしめ合う) 【青年たち】 (丸天井の中ぐらいの高さの所から) 愛する者は幸いなるかな! 【少年たちの声】 (丸天井の最も高い所から) 信ずる者は幸いなるかな! (アンフォルタスは聖餐には加わらなかったものの、その間感激に満ちて立ち上がっていた。しかし再びゆっくりとくずおれていくと、首をうなだれて、手を傷の上に置く。少年たちが近づくが、その仕草からは、アンフォルタスの傷口から新たな出血が始まったことが分かる。彼らはアンフォルタスを介抱し、再び輿に乗せる。人々が出発の支度をすると、少年たちも来た時と同様の隊列を組み、アンフォルタスと聖なる厨子を運び去って行く。騎士たちも同様に荘重に隊列を整えて、ゆっくりと大広間を去っていく。弱い昼明りが射し込んでくる。小姓たちがやや早目の歩調で大広間を横切って行く。最後の騎士と小姓たちが大広間を去ると、扉はすべて閉じられてしまう。パルジファルは、先ほどのアンフォルタスの激しい嘆き声を聞いた時、激しい仕草で心臓に手をやり、しばらくの間痙攣するかのように、その部分をつかんだままだった。今も凍りついたかのように、その場に身動き一つせずに立ち尽くしている。グルネマンツは不機嫌そうにパルジファルに近づき、彼の腕をつかんで揺さぶる) GURNEMANZ お前、どうしてまだそこにいるんだ? 何を見たのか、わかるのか? (パルジファルは痙攣するように心臓の上をつかむ・・・そして少しだけ首を横に振る) GURNEMANZ (非常に腹を立てて) お前、やはりただのバカだな! (狭い脇扉を開けて) 出て行け!お前の道を行くがいい! グルネマンツは、こう忠告するぞ・・・ 以降ここでは、白鳥の群れは放っておけ! お前ごときオス鵞鳥はメス鵞鳥でも追っかけてろ! (グルネマンツはパルジファルを外へと突き飛ばし、気難しい顔をしたまま勢いよく扉をバタンと閉じる。グルネマンツが騎士たちの後を追う間、フェルマータの付いた最後の小節で幕が閉じる) 【一人のアルトの声】 (高みから) 『共に苦しみ、悟りを得る 清らかな愚か者・・・』 【中ぐらいの高み】 信ずる者は幸いなるかな! 【最も高い所から】 信ずる者は幸いなるかな! Vorspiel ERSTER AUFZUG Im Gebiet des Grales. – Wald, schattig und ernst, doch nicht düster. Eine Lichtung in der Mitte. Links aufsteigend wird der Weg zur Gralsburg angenommen. Der Mitte des Hintergrundes zu senkt sich der Boden zu einem tiefer gelegenen Waldsee hinab. – Tagesanbruch. – Gurnemanz (rüstig greisenhaft) und zwei Knappen (von zartem Jünglingsalter) sind schlafend unter einem Baume gelagert. – Von der linken Seite, wie von der Gralsburg her, ertönt der feierliche Morgenweckruf der Posaunen GURNEMANZ erwachend und die Knaben rüttelnd He! Ho! Waldhüter ihr, – Schlafhüter mitsammen, – so wacht doch mindest am Morgen. Die beiden Knappen springen auf Hört ihr den Ruf? Nun danket Gott, dass ihr berufen, ihn zu hören! Er senkt sich mit den Knappen auf die Knie und verrichtet mit ihnen gemeinschaftlich stumm das Morgengebet; sobald die Posaunen schweigen, erheben sie sich langsam Jetzt auf, ihr Knaben! Seht nach dem Bad. Zeit ist's, des Königs dort zu harren. Er blickt nach links in die Szene Dem Siechbett, das ihn trägt, voraus seh ich die Boten schon uns nahn. Zwei Ritter treten, von der Burg her, auf Heil euch! – Wie geht's Amfortas heut? Wohl früh verlangt er nach dem Bade das Heilkraut, das Gawan mit List und Kühnheit ihm gewann, ich wähne, dass das Lind'rung schuf? ZWEITER RITTER Das wähnest du, der doch Alles weiss? Ihm kehrten sehrender nur die Schmerzen bald zurück – schlaflos von starken Bresten, befahl er eifrig uns das Bad. GURNEMANZ das Haupt traurig senkend Toren wir, auf Lind'rung da zu hoffen, wo einzig Heilung lindert! – Nach allen Kräutern, allen Tränken forscht und jagt weit durch die Welt – ihm hilft nur Eines, – nur der Eine! ZWEITER RITTER So nenn uns den! GURNEMANZ ausweichend Sorgt für das Bad! Die beiden Knappen haben sich dem Hintergrunde zugewendet und blicken nach rechts ZWEITER KNAPPE Seht dort die wilde Reiterin! ERSTER KNAPPE Hei! Wie fliegen der Teufelsmähre die Mähnen! ZWEITER RITTER Ha! Kundry dort? ERSTER RITTER Die bringt wohl wicht'ge Kunde? ZWEITER KNAPPE Die Mähre taumelt. ERSTER KNAPPE Flog sie durch die Luft? ZWEITER KNAPPE Jetzt kriecht sie am Boden hin. ERSTER KNAPPE Mit den Mähnen fegt sie das Moos. Alle blicken lebhaft nach der rechten Seite. ZWEITER RITTER Da schwingt sich die Wilde herab! Kundry stürzt hastig, fast taumelnd, herein. Wilde Kleidung, hoch geschürzt; Gürtel von Schlangenhäuten lang herabhängend schwarzes, in losen Zöpfen flatterndes Haar; tief braunrötliche Gesichtsfarbe; stechende schwarze Augen, zuweilen wild aufblitzend, öfters wie todesstarr und unbeweglich. – Sie eilt auf Gurnemanz zu und dringt ihm ein kleines Kristallgefäss auf KUNDRY Hier? Nimm du! – Balsam … GURNEMANZ Woher brachtest du dies? KUNDRY Von weiter her, als du denken kannst hilft der Balsam nicht, Arabia birgt dann nichts mehr zu seinem Heil. – Frag nicht weiter! – Ich bin müde. Sie wirft sich an den Boden. Ein Zug von Knappen und Rittern, die Sänfte tragend und geleitend, in welcher Amfortas ausgestreckt liegt, gelangt – von links her – auf die Bühne. – Gurnemanz hat sich, von Kundry ab, sogleich den Ankommenden zugewendet GURNEMANZ Er naht – sie bringen ihn getragen. – O weh! Wie trag ich's im Gemüte, in seiner Mannheit stolzer Blüte des siegreichsten Geschlechtes Herrn als seines Siechtums Knecht zu sehn! zu den Knappen Behutsam! Hört, der König stöhnt. Die Knappen halten an und stellen das Siechbett nieder AMFORTAS der sich ein wenig erhoben Recht so! Habt Dank! – Ein wenig Rast. Nach wilder Schmerzensnacht – nun Waldes Morgenpracht! Im heil'gen See wohl labt mich auch die Welle es staunt das Weh, die Schmerzensnacht wird helle. Gawan! ZWEITER RITTER Herr! Gawan weilte nicht; da seines Heilkrauts Kraft, wie schwer er's auch errungen, doch deine Hoffnung trog, hat er auf neue Sucht sich fortgeschwungen. AMFORTAS Ohn Urlaub! – Möge das er sühnen, dass schlecht er Grals-Gebote hält! O wehe ihm, dem trotzig Kühnen, wenn er in Klingsors Schlingen fällt! – So breche Keiner mir den Frieden! Ich harre des, der mir beschieden »durch Mitleid wissend« – war's nicht so? – GURNEMANZ Uns sagtest du es so. AMFORTAS – »der reine Tor –« Mich dünkt ihn zu erkennen dürft ich den Tod ihn nennen! GURNEMANZ indem er Amfortas das Fläschchen Kundrys überreicht Doch zuvor – versuch es noch mit diesem! AMFORTAS Woher dies heimliche Gefäss? GURNEMANZ Dir ward es aus Arabia hergeführt. AMFORTAS Und wer gewann es? GURNEMANZ Dort liegt's, das wilde Weib. Auf, Kundry! Komm! Kundry weigert sich und bleibt am Boden AMFORTAS Du – Kundry? Muss ich dir nochmals danken, du rastlos scheue Magd? Wohlan, den Balsam nun versuch ich noch es sei aus Dank für deine Treue. KUNDRY unruhig und heftig am Boden sich bewegend Nicht Dank! – Ha ha! – was wird er helfen! Nicht Dank! Fort, fort – in's Bad! Amfortas gibt das Zeichen zum Aufbruch; der Zug entfernt sich nach dem tieferen Hintergrunde zu. – Gurnemanz, schwermütig nachblickend, und Kundry, fortwährend auf dem Boden gelagert, sind zurückgeblieben. – Knappen gehen ab und zu DRITTER KNAPPE He! Du da! Was liegst du dort wie ein wildes Tier? KUNDRY Sind die Tiere hier nicht heilig? DRITTER KNAPPE Ja –! Doch ob heilig du, das wissen wir grad noch nicht. VIERTER KNAPPE Mit ihrem Zaubersaft – wähn ich – wird sie den Meister vollends verderben. GURNEMANZ Hm! Schuf sie euch Schaden je? – Wann Alles ratlos steht, wie kämpfenden Brüdern in fernste Länder Kunde sei zu entsenden, und kaum ihr nur wisst wohin, – wer, ehe ihr euch nur besinnt, stürmt und fliegt dahin und zurück, der Botschaft pflegend mit Treu und Glück? Ihr nährt sie nicht, – sie naht euch nie, nichts hat sie mit euch gemein doch, wann's in Gefahr der Hilfe gilt, der Eifer führt sie schier durch die Luft, die nie euch dann zum Danke ruft. Ich wähne, ist dies Schaden, so tät er euch gut geraten. DRITTER KNAPPE Doch hasst sie uns; sieh nur, wie hämisch dort nach uns sie blickt! VIERTER KNAPPE Eine Heidin ist's, ein Zauberweib. GURNEMANZ Ja, eine Verwünschte mag sie sein. Hier lebt sie heut, vielleicht erneut, zu büssen Schuld aus früh'rem Leben, die dorten ihr noch nicht vergeben. Übt sie nun Buss in solchen Taten, die uns Ritterschaft zum Heil geraten, gut tut sie dann und recht sicherlich, dienet uns – und hilft auch sich. DRITTER KNAPPE So ist's wohl auch jen' ihre Schuld, die uns so manche Not gebracht? GURNEMANZ sich besinnend Ja, – wann oft lange sie uns ferne blieb, dann brach ein Unglück wohl herein. Und lang schon kenn ich sie; doch Titurel kennt sie noch länger. Der fand, als er die Burg dort baute, sie schlafend hier im Waldgestrüpp – erstarrt, leblos, wie tot. So fand ich selbst sie letztlich wieder, als uns das Unheil kaum geschehn, das jener Böse über den Bergen so schmählich über uns gebracht. zu Kundry He! Du! Hör mich und sag wo schweiftest damals du umher, als unser Herr den Speer verlor? Kundry schweigt düster Warum halfst du uns damals nicht? KUNDRY Ich helfe nie. VIERTER KNAPPE Sie sagt's da selbst. DRITTER KNAPPE Ist sie so treu, so kühn in Wehr, so sende sie nach dem verlor'nen Speer! GURNEMANZ düster Das ist ein And'res, jedem ist's verwehrt. – mit grosser Ergriffenheit Oh, wundenwundervoller, heiliger Speer! Dich sah ich schwingen von unheiligster Hand! in Erinnerung sich verlierend Mit ihm bewehrt, Amfortas, Allzukühner, wer mochte dir es wehren den Zaub'rer zu beheeren? Schon nah dem Schloss – wird uns der Held entrückt ein furchtbar schönes Weib hat ihn entzückt; in seinen Armen liegt er trunken, der Speer – ist ihm entsunken. Ein Todesschrei! – Ich stürm herbei von dannen Klingsor lachend schwand den heil'gen Speer hat' er entwandt. Des Königs Flucht gab kämpfend ich Geleite; doch – eine Wunde brannt ihm in der Seite, die Wunde ist's, die nie sich schliessen will. – Der erste und zweite Knappe kommen vom See her zurück DRITTER KNAPPE zu Gurnemanz So kanntest du Klingsor? GURNEMANZ zu den zurückkommenden beiden Knappen Wie geht's dem König? ERSTER KNAPPE Ihn frischt das Bad. ZWEITER KNAPPE Dem Balsam wich das Weh. GURNEMANZ für sich Die Wunde ist's, die nie sich schliessen will! – Der dritte und der vierte Knappe hatten sich zuletzt schon zu Gurnemanz' Füssen niedergesetzt; die beiden anderen gesellen sich jetzt in gleicher Weise zu ihnen unter dem grossen Baum DRITTER KNAPPE Doch, Väterchen, sag und lehr uns fein du kanntest Klingsor, – wie mag das sein? GURNEMANZ Titurel, der fromme Held, der kannt ihn wohl. Denn ihm, da wilder Feinde List und Macht des reinen Glaubens Reich bedrohten, ihm neigten sich, in heilig ernster Nacht, dereinst des Heilands selige Boten daraus er trank beim letzten Liebesmahle, das Weihgefäss, die heilig edle Schale, darein am Kreuz sein göttlich Blut auch floss, dazu den Lanzenspeer, der dies vergoss, – der Zeugengüter höchstes Wundergut, das gaben sie in unsres Königs Hut. Dem Heiltum baute er das Heiligtum. Die seinem Dienst ihr zugesindet auf Pfaden, die kein Sünder findet, – ihr wisst, dass nur dem Reinen vergönnt ist sich zu einen den Brüdern, die zu höchsten Rettungswerken des Grales Wunderkräfte stärken. – Drum blieb es dem, nach dem ihr fragt, verwehrt, Klingsorn – wie hart ihn Müh auch drob beschwert. Jenseits im Tale war er eingesiedelt; darüber hin liegt üpp'ges Heidenland – unkund blieb mir, was dorten er gesündigt; doch wollt er büssen nun, ja – heilig werden. Ohnmächtig, in sich selbst die Sünde zu ertöten, an sich legt er die Frevlerhand, die nun, dem Grale zugewandt, verachtungsvoll des Hüter von sich stiess. Darob die Wut nun Klingsorn unterwies, wie seines schmähl'chen Opfers Tat ihm gäb zu bösem Zauber Rat – den fand er nun. Die Wüste schuf er sich zum Wonnegarten; drin wachsen teuflisch holde Frauen, dort will des Grales Ritter er erwarten zu böser Lust und Höllengrauen wen er verlockt, hat er erworben, schon Viele hat er uns verdorben. – Da Titurel, in hohen Alters Mühen, dem Sohn die Herrschaft hier verliehen, Amfortas liess es da nicht ruhn der Zauberplag' Einhalt zu tun. Das wisst ihr, wie es da sich fand der Speer ist nun in Klingsors Hand; kann er selbst Heilige mit ihm verwunden, den Gral auch wähnt er fest schon uns entwunden! Kundry hat sich, in wütender Unruhe, oft heftig umgewendet VIERTER KNAPPE Vor Allem nun, der Speer kehr uns zurück! DRITTER KNAPPE Ha! wer ihn brächt, ihm wär's zu Ruhm und Glück? GURNEMANZ nach einem Schweigen Vor dem verwaisten Heiligtum in brünst'gem Beten lag Amfortas, ein Rettungszeichen bang erflehend – ein sel'ger Schimmer da entfloss dem Grale; ein heilig Traumgesicht nun deutlich zu ihm spricht durch hell erschauter Wortezeichen Male »durch Mitleid wissend, der reine Tor, harre sein, den ich erkor!« DIE VIER KNAPPEN »Durch Mitleid wissend, der reine Tor –« Vom See her vernimmt man Geschrei und das Rufen der Ritter und Knappen. – Gurnemanz und die vier Knappen fahren auf und wenden sich erschreckt um RITTER UND KNAPPEN Weh! Weh! – Hoho! Auf! – Wer ist der Frevler? GURNEMANZ Was gibt's? Ein wilder Schwan flattert matten Fluges vom See daher die Knappen und Ritter folgen ihm nach auf die Szene VIERTER KNAPPE Dort! DRITTER KNAPPE Hier! ZWEITER KNAPPE Ein Schwan! VIERTER KNAPPE Ein wilder Schwan! ALLE RITTER UND KNAPPEN Er ist verwundet. Ha, wehe! Weh! GURNEMANZ Wer schoss den Schwan? Der Schwan sinkt, nach mühsamem Fluge, matt zu Boden; der zweite Ritter zieht ihm den Pfeil aus der Brust ERSTER RITTER Der König grüsste ihn als gutes Zeichen, als überm See kreiste der Schwan da flog ein Pfeil … KNAPPEN UND RITTER Parsifal hereinführend Der war's! Der schoss! auf Parsifals Bogen weisend Dies der Bogen! ZWEITER RITTER den Pfeil aufweisend Hier der Pfeil, dem seinen gleich. GURNEMANZ Bist du's, der diesen Schwan erlegte? PARSIFAL Gewiss! Im Fluge treff ich, was fliegt! GURNEMANZ Du tatest das? Und bangt es dich nicht vor der Tat? DIE KNAPPEN UND RITTER Strafe den Frevler! GURNEMANZ Unerhörtes Werk! – Du konntest morden, – hier, im heil'gen Walde, des stiller Frieden dich umfing? Des Haines Tiere nahten dir nicht zahm? Grüssten dich freundlich und fromm? Aus den Zweigen was sangen die Vöglein dir? Was tat dir der treue Schwan? Sein Weibchen zu suchen flog der auf, mit ihm zu kreisen über dem See, den so er herrlich weihte zum Bad. – Dem stauntest du nicht? … Dich lockt es nur zu wild kindischem Bogengeschoss? Er war uns hold was ist er nun dir? Hier, – schau her! – hier trafst du ihn; – da starrt noch das Blut, matt hängen die Flügel; – das Schneegefieder dunkel befleckt? Gebrochen das Aug' – siehst du den Blick? Parsifal hat Gurnemanz mit wachsender Ergriffenheit zugehört jetzt zerbricht er seinen Bogen und schleudert die Pfeile von sich Wirst deiner Sündentat du inne? Parsifal führt die Hand über die Augen Sag, Knab' – erkennst du deine grosse Schuld? Wie konntest du sie begehn? PARSIFAL Ich wusste sie nicht. GURNEMANZ Wo bist du her? PARSIFAL Das weiss ich nicht. GURNEMANZ Wer ist dein Vater? PARSIFAL Das weiss ich nicht. GURNEMANZ Wer sandte dich dieses Weges? PARSIFAL Das weiss ich nicht. GURNEMANZ Dein Name denn? PARSIFAL Ich hatte viele, doch weiss ich ihrer keinen mehr. GURNEMANZ Das weisst du Alles nicht? für sich So dumm wie den erfand bisher ich Kundry nur! zu den Knappen, deren sich immer mehre versammelt haben Jetzt geht! Versäumt den König im Bade nicht! – Helft! – Die Knappen heben den toten Schwan ehrerbietig auf eine Bahre von frischen Zweigen, und entfernen sich mit ihm dann nach dem See zu. – Schliesslich bleiben Gurnemanz, Parsifal und – abseits – Kundry allein zurück GURNEMANZ wendet sich wieder zu Parsifal Nun sag nichts weisst du, was ich dich frage; jetzt meld, was du weisst; denn etwas musst du doch wissen. PARSIFAL Ich hab eine Mutter; Herzeleide sie heisst. Im Wald und auf wilder Aue waren wir heim. GURNEMANZ Wer gab dir den Bogen? PARSIFAL Den schuf ich mir selbst vom Forst die wilden Adler zu verscheuchen. GURNEMANZ Doch adelig scheinst du selbst und hochgeboren warum nicht liess deine Mutter bessere Waffen dich lehren? Parsifal schweigt KUNDRY welche während der Erzählung des Gurnemanz von Amfortas' Schicksal oft in wütender Unruhe heftig sich umgewendet hatte, nun aber, immer in der Waldecke gelagert, den Blick scharf auf Parsifal gerichtet hat, ruft jetzt, da Parsifal schweigt, mit rauher Stimme daher Den Vaterlosen gebar die Mutter, als im Kampf erschlagen Gamuret; vor gleichem frühem Heldentod den Sohn zu wahren, waffenfremd in Öden erzog sie ihn zum Toren – die Törin! Sie lacht PARSIFAL der mit jäher Aufmerksamkeit zugehört Ja! Und einst am Waldessaume vorbei, auf schönen Tieren sitzend, kamen glänzende Männer; ihnen wollt ich gleichen sie lachten und jagten davon. Nun lief ich nach, doch konnte sie nicht erreichen. – Durch Wildnisse kam ich, bergauf, talab; oft ward es Nacht, dann wieder Tag mein Bogen musste mir frommen gegen Wild und grosse Männer … KUNDRY hat sich erhoben und ist zu den Männern getreten; eifrig Ja! Schächer und Riesen traf seine Kraft; den freislichen Knaben fürchten sie Alle. PARSIFAL verwundert Wer fürchtet mich? Sag! KUNDRY Die Bösen. PARSIFAL Die mich bedrohten, waren sie bös? Gurnemanz lacht Wer ist gut? GURNEMANZ wieder ernst Deine Mutter, – der du entlaufen, und die um dich sich nun härmt und grämt. KUNDRY Zu End ihr Gram seine Mutter ist tot. PARSIFAL in furchtbarem Schrecken Tot? Meine Mutter? – Wer sagt's? KUNDRY Ich ritt vorbei, und sah sie sterben – dich Toren hiess sie mich grüssen. Parsifal springt wütend auf Kundry zu und fasst sie bei der Kehle. – Gurnemanz hält ihn zurück GURNEMANZ Verrückter Knabe! Wieder Gewalt? Nachdem Gurnemanz Kundry befreit, steht Parsifal lange wie erstarrt Was tat dir das Weib? Es sagte wahr, denn nie lügt Kundry – doch sah sie viel. PARSIFAL gerät in ein heftiges Zittern Ich verschmachte! … Kundry ist sogleich, als sie Parsifals Zustand gewahrte, nach einem Waldquell geeilt, bringt jetzt Wasser in einem Horne, besprengt damit zunächst Parsifal, und reicht ihm dann zu trinken GURNEMANZ So recht! So nach des Grales Gnade das Böse bannt, wer's mit Gutem vergilt. KUNDRY düster Nie tu ich Gutes – Sie wendet sich traurig ab, und während Gurnemanz sich väterlich um Parsifal bemüht, schleppt sie sich, von Beiden unbeachtet, einem Waldgebüsche zu nur Ruhe will ich, nur Ruhe – ach! – der Müden. Schlafen! – Oh, dass mich keiner wecke! scheu auffahrend Nein! – Nicht schlafen! – Grausen fasst mich! Sie verfällt in heftiges Zittern; dann lässt sie die Arme matt sinken Machtlose Wehr! Die Zeit ist da. Schlafen – schlafen – ich muss! – Sie sinkt hinter dem Gebüsch zusammen und bleibt von jetzt an unbemerkt. – Vom See her gewahrt man Bewegung und endlich den im Hintergrunde sich heimwendenden Zug der Ritter und Knappen mit der Sänfte GURNEMANZ Vom Bade kehrt der König heim; hoch steht die Sonne nun lass zum frommen Mahle mich dich geleiten; denn bist du rein, wird nun der Gral dich tränken und speisen. Gurnemanz hat Parsifals Arm sich sanft um den Nacken gelegt, und dessen Leib mit seinem eigenen Arme umschlungen; so geleitet er ihn bei sehr allmählichem Schreiten. – Hier hat die unmerkliche Verwandelung der Bühne bereits begonnen PARSIFAL Wer ist der Gral? GURNEMANZ Das sagt sich nicht; doch, bist du selbst zu ihm erkoren, bleibt dir die Kunde unverloren. Und sieh! – Mich dünkt, dass ich dich recht erkannt kein Weg führt zu ihm durch das Land, und Niemand könnte ihn beschreiten, den er nicht selber möcht geleiten. PARSIFAL Ich schreite kaum, doch wähn ich mich schon weit. GURNEMANZ Du siehst, mein Sohn, zum Raum wird hier die Zeit. Allmählich, während Gurnemanz und Parsifal zu schreiten scheinen, hat sich die Szene bereits immer merklicher verwandelt; es verschwindet so der Wald, und in Felsenwänden öffnet sich ein Torweg, welcher die Beiden jetzt einschliesst GURNEMANZ Jetzt achte wohl, und lass mich sehn bist du ein Tor und rein, welch Wissen dir auch mag beschieden sein. – Durch aufsteigende gemauerte Gänge führend, hat die Szene sich vollständig verwandelt Gurnemanz und Parsifal treten jetzt in den mächtigen Saal der Gralsburg ein. – Szene Säulenhalle mit Kuppelgewölbe, den Speiseraum überdeckend. Auf beiden Seiten des Hintergrundes werden die Türen geöffnet von rechts schreiten die Ritter des Grales herein und reihen sich um die Speisetafeln DIE GRALSRITTER Zum letzten Liebesmahle. gerüstet Tag für Tag, Ein Zug von Knappen durchschreitet schnelleren Schrittes die Szene nach hinten zu gleich ob zum letzten Male es heut ihn letzen mag. Ein zweiter Zug von Knappen durchschreitet die Halle Wer guter Tat sich freut ihm sei das Mahl erneut der Labung darf er nahn, die hehrste Gab empfahn. Die versammelten Ritter stellen sich an den Speisetafeln auf Stimmen der Jünglinge aus der mittleren Höhe der Kuppel vernehmbar Den sündigen Welten mit tausend Schmerzen wie einst sein Blut geflossen, dem Erlösungs-Helden sei nun mit freudigem Herzen mein Blut vergossen. Der Leib, den er zur Sühn uns bot, er leb in uns durch seinen Tod. KNABENSTIMMEN aus der äussersten Höhe der Kuppel Der Glaube lebt; die Taube schwebt, des Heilands holder Bote. Der für euch fliesst, des Weins geniesst, und nehmt vom Lebensbrode! Während des Gesanges wird von Knappen und dienenden Brüdern durch die entgegengesetzte Türe Amfortas auf einer Sänfte hereingetragen vor ihm schreiten die vier Knappen, welche den verhängten Schrein des Grales tragen. Dieser Zug begibt sich nach der Mitte des Hintergrundes, wo ein erhöhtes Ruhebett aufgerichtet steht, auf welches Amfortas von der Sänfte herab niedergelassen wird; hiervor steht ein länglicher Steintisch, auf welchen die Knaben den verhängten Gralsschrein hinstellen. – Nachdem alle ihre Stelle eingenommen und ein allgemeiner Stillstand eingetreten war, vernimmt man, vom tiefsten Hintergrunde her, aus einer gewölbten Nische hinter dem Ruhebette des Amfortas, die Stimme des alten Titurel wie aus einem Grabe heraufdringen TITUREL Mein Sohn Amfortas, bist du am Amt? langes Schweigen Soll ich den Gral heut noch erschaun und leben? langes Schweigen Muss ich sterben, vom Retter ungeleitet? AMFORTAS im Ausbruche qualvoller Verzweiflung sich halb aufrichtend Wehe! Wehe mir der Qual! Mein Vater, oh! noch einmal verrichte du das Amt! Lebe, leb – und lass mich sterben. TITUREL Im Grabe leb ich durch des Heilands Huld zu schwach doch bin ich, ihm zu dienen. Du büss im Dienste deine Schuld! Enthüllet den Gral! AMFORTAS gegen die Knaben sich erhebend Nein! Lasst ihn unenthüllt! – Oh! dass keiner, keiner diese Qual ermisst, die mir der Anblick weckt, der euch entzückt! Was ist die Wunde, ihrer Schmerzen Wut, gegen die Not, die Höllenpein, zu diesem Amt – verdammt zu sein! Wehvolles Erbe, dem ich verfallen, ich – einz'ger Sünder unter Allen – des höchsten Heiligtums zu pflegen, auf Reine herabzuflehen seinen Segen! – Oh, Strafe! Strafe ohne Gleichen des, ach! – gekränkten Gnadenreichen! – Nach ihm, nach seinem Weihegrusse muss sehnlich mich's verlangen; aus tiefster Seele Heilesbusse zu ihm muss ich gelangen. Die Stunde naht – ein Lichtstrahl senkt sich auf das heilige Werk – die Hülle fällt. vor sich hinstarrend Des Weihgefässes göttlicher Gehalt erglüht mit leuchtender Gewalt; durchzückt von seligsten Genusses Schmerz, des heiligsten Blutes Quell fühl ich sich giessen in mein Herz des eig'nen sündigen Blutes Gewell in wahnsinniger Flucht muss mir zurück dann fliessen, in die Welt der Sündensucht mit wilder Scheu sich ergiessen; von neuem sprengt es das Tor, daraus es nun strömt hervor, hier durch die Wunde, der Seinen gleich, geschlagen von desselben Speeres Streich, der dort dem Erlöser die Wunde stach, aus der, mit blutigen Tränen, der Göttliche weint ob der Menschheit Schmach in Mitleids heiligem Sehnen, und aus der nun mir, an heiligster Stelle, dem Pfleger göttlichster Güter, des Erlösungs-Balsams Hüter – das heisse Sündenblut entquillt, ewig erneut aus des Sehnens Quelle, das – ach! – keine Büssung je mir stillt! – Erbarmen! Erbarmen! Du Allerbarmer! Ach, Erbarmen! Nimm mir mein Erbe. schliesse die Wunde, dass heilig ich sterbe, rein dir gesunde! Er sinkt wie bewusstlos zurück KNABEN UND JÜNGLINGE aus der Höhe, unsichtbar »Durch Mitleid wissend, der reine Tor, harre sein, den ich erkor!« DIE RITTER leise So ward es dir verhiessen harre getrost, des Amtes walte heut! TITUREL Enthüllet den Gral! Amfortas erhebt sich langsam und mühevoll. Die Knaben nehmen die Decke vom goldenen Schreine, entnehmen ihm eine antike Kristallschale, von welcher sie ebenfalls eine Verhüllung hinwegnehmen, und setzen diese vor Amfortas hin STIMMEN AUS DER HÖHE Nehmet hin meinen Leib, nehmet hin mein Blut um unsrer Liebe Willen! Während Amfortas andachtvoll in stummem Gebete zu dem Kelche sich neigt, verbreitet sich eine immer dichtere Dämmerung über die Halle. – Eintritt vollster Dunkelheit KNABEN AUS DER HÖHE Nehmet hin mein Blut, nehmet hin meinen Leib, auf dass ihr mein gedenkt. Ein blendender Lichtstrahl dringt von oben auf die Kristallschale herab; diese erglüht sodann immer stärker in leuchtender Purpurfarbe, alles sanft bestrahlend. Amfortas, mit verklärter Miene, erhebt den »Gral« hoch und schwenkt ihn sanft nach allen Seiten, worauf er damit Brot und Wein segnet. Alles ist auf den Knien TITUREL Oh, heilige Wonne, wie hell grüsst uns heute der Herr! Amfortas setzt den »Gral« wieder nieder, welcher nun, während die tiefe Dämmerung wieder entweicht, immer mehr erblasst hierauf schliessen die Knaben das Gefäss wieder in den Schrein und bedecken diesen wie zuvor. – Die frühere Tageshelle tritt wieder ein. Die vier Knaben verteilen während des Folgenden aus den zwei Krügen und Körben Wein und Brot KNABENSTIMMEN aus der Höhe Wein und Brod des letzten Mahles wandelt' einst der Herr des Grales durch des Mitleids Liebesmacht in das Blut, das er vergoss in den Leib, den dar er bracht. – Die vier Knaben, nachdem sie den Schrein verschlossen, nehmen nun die zwei Weinkrüge sowie die zwei Brodkörbe, welche Amfortas zuvor, durch das Schwenken des Grals-Kelches über sie, gesegnet hatte, von dem Altartische, verteilen das Brod an die Ritter und füllen die vor ihnen stehenden Becher mit Wein. Die Ritter lassen sich zum Mahle nieder, so auch Gurnemanz, welcher einen Platz neben sich leer hält und Parsifal durch ein Zeichen zur Teilnehmung am Mahle einlädt Parsifal bleibt aber starr und stumm, wie gänzlich entrückt, zur Seite stehen JÜNGLINGE aus der mittleren Höhe der Kuppel Blut und Leib der heil'gen Gabe wandelt heut zu eurer Labe sel'ger Tröstung Liebesgeist in den Wein, der euch nun floss, in das Brod, das heut ihr speist. DIE RITTER erste Hälfte Nehmet vom Brod, wandelt es kühn in Leibes Kraft und Stärke, treu bis zum Tod, fest jedem Müh'n, zu wirken des Heilands Werke! zweite Hälfte Nehmet vom Wein, wandelt ihn neu zu Lebens feurigem Blute, froh im Verein, Brudergetreu zu kämpfen mit seligem Mute! ALLE RITTER Selig im Glauben! Selig in Liebe! Die Ritter haben sich erhoben und schreiten von beiden Seiten auf sich zu, um während des Folgenden sich feierlich zu umarmen JÜNGLINGE mittlere Höhe der Kuppel Selig in Liebe! KNABEN volle Höhe der Kuppel Selig im Glauben! Während des Mahles, an welchem er nicht teilnahm, ist Amfortas aus seiner begeisterungsvollen Erhebung allmählich wieder herabgesunken er neigt das Haupt und hält die Hand auf die Wunde. Die Knaben nähern sich ihm; ihre Bewegungen deuten auf das erneute Bluten der Wunde sie pflegen Amfortas, geleiten ihn wieder auf die Sänfte, und, während alle sich zum Aufbruch rüsten, tragen sie, in der Ordnung wie sie kamen, Amfortas und den heiligen Schrein wieder von dannen. Die Ritter ordnen sich ebenfalls wieder zum feierlichen Zuge und verlassen langsam den Saal. – Verminderte Tageshelle tritt ein. – Knappen ziehen wieder in schnellerem Schritte durch die Halle. – Die letzten Ritter und Knappen haben den Saal verlassen die Türen werden geschlossen. – Parsifal hatte bei dem vorangehenden stärksten Klagerufe des Amfortas eine heftige Bewegung nach dem Herzen gemacht, welches er krampfhaft eine Zeitlang gefasst hielt; jetzt steht er noch, wie erstarrt, regungslos da. – Gurnemanz tritt missmutig an Parsifal heran und rüttelt ihn am Arme GURNEMANZ Was stehst du noch da? Weisst du, was du sahst? Parsifal fasst sich krampfhaft am Herzen – und schüttelt dann ein wenig mit dem Haupte GURNEMANZ sehr ärgerlich Du bist doch eben nur ein Tor! Er öffnet eine schmale Seitentüre Dort hinaus, deinem Wege zu! Doch rät dir Gurnemanz lass du hier künftig die Schwäne in Ruh, und suche dir Gänser die Gans! Er stösst Parsifal hinaus und schlägt, mürrisch, hinter ihm die Türe stark zu. Während er dann de Rittern folgt, schliesst sich, auf dem letzten Takte mit der Fermate, der Vorhang EINE ALTSTIMME aus der Höhe »Durch Mitleid wissend, der reine Tor …« MITTLERE HÖHE Selig im Glauben! AUS DER HÖCHSTEN HÖHE Selig im Glauben! この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Parsifal/II
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GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE HINDU SALSA 2hot2eat Osamu Kubota 140-155 612 ? 攻略・コメント 主に階段がメインで、2連打がちょくちょく来るのでコンボを切りやすい。ラストでチャルメラをやる人を良く見かけたものだ。 -- 名無しさん (2015-08-07 01 31 04) 中盤以外は☆8レベルの微縦連付き階段が執拗に降ってくるうえ、加速後は異様に拾いづらい皿まで降ってくる詐称譜面。CS GOLDには一応鍵盤でハイスピは変更できるが調整にとても困る。 -- 名無しさん (2020-11-30 07 17 04) 穴譜面ほど話題になっていないが、こちらも☆8だと思って挑んだほうがいい。鬼門はやはり加速地帯。 -- 名無しさん (2021-05-23 23 12 01) 穴譜面と比較すると縦連が大幅に減ってはいるが、全体的にクセのある譜面。ハイスピは個人的には140適正より若干緑数字大きめくらいが良かった。とはいえ最高速後のラストでほとんど回復出来ない事も考えると、やっぱりこれも詐称気味 -- 名無しさん (2023-02-22 21 24 13) 難、EX難ならミラー付けた方がいい -- 名無しさん (2024-04-26 03 23 40) 名前 コメント
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ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【クリスマス2021】高本彩花|ひなこい - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【カウンターサイド】リセマラ当たりランキング - カウサイ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 終末のアーカーシャ(終アカ)攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【まおりゅう】最強パーティー編成とおすすめキャラ【転スラアプリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) アイプラ攻略Wiki|アイドリープライド - AppMedia(アップメディア) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【アイプラ】リセマラは必要?当たりキャラランキング【IDOLY PRIDE】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ヒシアケボノの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【スパロボ30】攻略ルート早見表|ミッション一覧【スーパーロボット大戦30】 - AppMedia(アップメディア) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ” - 沖縄タイムス 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】アップデート情報・キャラ調整まとめ - ポケモンユナイト攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Apex】シーズン11の新要素と最新情報まとめ【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ゼルダ無双】スッパ(DLCキャラ)の解放条件|おすすめコンボと固有アクション【厄災の黙示録】 - AppMedia(アップメディア) ロストジャッジメント攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【Among us】新マップThe Airship(エアシップ)の解説【アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) ハーネスについて小児科医の立場から考える(坂本昌彦) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゼルダ無双攻略Wiki|厄災の黙示録 - AppMedia(アップメディア) ウマ娘攻略Wiki - AppMedia(アップメディア) ゲトメア(ゲートオブナイトメア)攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】リセマラ当たりランキング - 白夜 極光 wiki - Gamerch(ゲーマチ) お蔵入りとなった幻の『スーパーマリオ』 オランダの博物館でプレイ可能?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Linux Professional Institute (LPI)は、Linux認定試験LPIC-3のバージョンアップを発表 - PR TIMES ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」が「ITreview Best Software in Japan 2021」のTOP50に選出 - PR TIMES 真女神転生5攻略Wiki|メガテン5 - AppMedia(アップメディア) 【B4B】近接ビルドデッキにおすすめのカード【back4blood】 - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンスナップ攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 富野由悠季「ブレンパワード」作り直したい!ファンを前に意欲(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【スマブラSP】カズヤの評価とコンボ【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) ナレッジ共有・社内wiki「NotePM」が「ITreview Grid Award 2021 Fall」で、チームコラボレーションとマニュアル作成部門において「Leader」を5期連続でW受賞! 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https://w.atwiki.jp/oper/pages/1193.html
1. Mondestrunken Den Wein, den man mit Augen trinkt, Gießt Nachts der Mond in Wogen nieder, Und eine Springflut überschwemmt Den stillen Horizont. Gelüste, schauerlich und süß, Durchschwimmen ohne Zahl die Fluten! Den Wein, den man mit Augen trinkt, Gießt Nachts der Mond in Wogen nieder. Der Dichter, den die Andacht treibt, Berauscht sich an dem heil gen Tranke, Dem Himmel wendet er verzückt Das Haupt und taumelnd saugt und schlürft er Den Wein, den man mit Augen trinkt. 2. Colombine Des Mondlichts bleiche Blüten, Die weißen Wunderrosen, Blühn in den Julinächten - O bräch ich eine nur! Mein banges Leid zu lindern, Such ich am dunklen Strome Des Mondlichts bleiche Blüten, Die weißen Wunderrosen. Gestillt wär all mein Sehnen, Dürft ich so märchenheimlich, so selig leis - entblättern Auf deine braunen Haare Des Mondlichts bleiche Blüten! 3. Der Dandy Mit einem phantastischen Lichtstrahl Erleuchtet der Mond die krystallnen Flakons Auf dem schwarzen, hochheiligen Waschtisch Des schweigenden Dandys von Bergamo. In tönender, bronzener Schale Lacht hell die Fontäne, metallischen Klangs. Mit einem phantastischen Lichtstrahl Erleuchtet der Mond die krystallnen Flakons. Pierrot mit dem wächsernen Antlitz Steht sinnend und denkt wie er heute sich schmink? Fort schiebt er das Rot und des Orients Grün Und bemalt sein Gesicht in erhabenem Stil Mit einem phantastischen Mondstrahl. 4. Eine blasse Wäscherin Eine blasse Wäscherin Wäscht zur Nachzeit bleiche Tücher, Nackte, silberweiße Arme Steckt sie nieder in die Flut. Durch die Lichtung schleichen Winde, Leis bewegen sie den Strom. Eine blasse Wäscherin Wäscht zur Nachtzeit bleiche Tücher. Und die sanfte Magd des Himmels, Von den Zweigen zart umschmeichelt, Breitet auf die dunklen Wiesen Ihre lichtgewobnen Linnen - Eine blasse Wäscherin. 5. Valse de Chopin Wie ein blasser Tropfen Bluts Färbt die Lippen einer Kranken, Also ruht auf diesen Tönen Ein vernichtungßüchtger Reiz. Wilder Lust Accorde Stören Der Verzweiflung eisgen Traum - Wie ein blasser Tropfen Bluts Färbt die Lippen einer Kranken. Heiß und jauchzend, süß und schmachtend, Melancholisch düstrer Walzer, Kommst mir nimmer aus den Sinnen! Haftest mir an den Gedanken, Wie ein blasser Tropfen Bluts! 6. Madonna Steig, o Mutter aller Schmerzen, Auf den Altar meiner Verse! Blut aus deinen magren Brüsten Hat des Schwertes Wut vergossen. Deine ewig frischen Wunden, Gleichen Augen, rot und offen. Steig, o Mutter aller Schmerzen, Auf den Altar meiner Verse! In den abgezehrten Händen Hältst du deines Sohnes Leiche, Ihn zu zeigen aller Menschheit - Doch der Blick der Menschen meidet Dich, o Mutter aller Schmerzen! 7. Der kranke Mond Du nächtig todeskranker Mond Dort auf des Himmels schwarzem Pfühl, Dein Blick, so fiebernd übergroß, Bannt mich wie fremde Melodie. An unstillbarem Liebesleid Stirbst du, an Sehnsucht, tief erstickt, Du nächtig todeskranker Mond Dort auf des Himmels schwarzem Pfühl. Den Liebsten, der im Sinnenrausch Gedankenlos zur Liebsten schleicht, Belustigt deiner Strahlen Spiel - Dein bleiches, qualgebornes Blut, Du nächtig todeskranker Mond. 8. Nacht Finstre, schwarze Riesenfalter Töteten der Sonne Glanz. Ein geschlossnes Zauberbuch, Ruht der Horizont - verschwiegen. Aus dem Qualm verlorner Tiefen Steigt ein Duft, Erinnrung mordend! Finstre, schwarze Riesenfalter Töteten der Sonne Glanz. Und vom Himmel erdenwärts Senken sich mit schweren Schwingen Unsichtbar die Ungetüme Auf die Menschenherzen nieder . . . Finstre, schwarze Riesenfalter. 9. Gebet an Pierrot Pierrot! Mein lachen Hab ich verlernt! Das Bild des Glanzes Zerfloß - Zerfloß! Schwarz weht die Flagge Mir nun vom Mast. Pierrot! Mein Lachen Hab ich verlernt! O gib mir wieder, Roßarzt der Seele, Schneemann der Lyrik, Durchlaucht vom Monde, Pierrot - mein Lachen! 10. Raub Rote, fürstliche Rubine, Blutge Tropfen alten Ruhmes, Schlummern in den Totenschreinen, Drunten in den Grabgewölben. Nachts, mit seinen Zechkumpanen, Steigt Pierrot hinab - zu rauben Rote, fürstliche Rubine, Blut ge Tropfen alten Ruhmes. Doch da - sträuben sich die Haare, Bleiche Furcht bannt sie am Platze Durch die Finsternis - wie Augen! - Stieren aus den Totenschreinen - Rote, fürstliche Rubine. 11. Rote Messe Zu grausem Abendmahle, Beim Blendeglanz des Goldes, Beim Flackerschein der Kerzen, Naht dem Altar - Pierrot! Die Hand, die gottgeweihte, Zerreißt die Priesterkleider Zu grausem Abendmahle, Beim Blendeglanz des Goldes. Mit segnender Gebärde Zeigt er den bangen Seelen Die triefend rote Hostie Sein Herz - in blutgen Fingern - Zu grausem Abendmahle! 12. Galgenlied Die dürre Dirne Mit langem Halse Wird seine letzte Geliebte sein. In seinem Hirne Steckt wie ein Nagel Die dürre Dirne Mit langem Halse. Schlank wie die Pinie, Am Hals ein Zöpfchen - Wollüstig wird sie Den Schelm umhalsen, Die dürre Dirne! 13. Enthauptung Der Mond, ein blankes Türkenschwert Auf einem schwarzen Seidenkissen, Gespenstisch groß - dräut er hinab Durch schmerzendunkle Nacht. Pierrot irrt ohne Rast umher Und starrt empor in Todesängsten Zum, Mond, dem blanken Türkenschwert Auf einem schwarzen Seidenkissen. Es schlottern unter ihm die Knie, Ohnmächtig bricht er jäh zusammen. Er wähnt es sause strafend schon Auf seinen Sünderhals hernieder Der Mond, das blanke Türkenschwert. 14. Die Kreuze Heilige Kreuze sind die Verse, Dran die Dichter stumm verbluten, Blindgeschlagen von der Geier Flatterndem Gespensterschwarme! In den Leibern schwelgten Schwerter, Prunkend in des Blutes Scharlach! Heilge Kreuze sind die Verse, Dran die Dichter stumm verbluten. Tot das Haupt - erstarrt die Locken - Fern, verweht der Lärm des Pöbels. Langsam sinkt die Sonne nieder, Eine rote Königskrone. Heilge Kreuze sind die Verse! 15. Heimweh Lieblich klagend - ein kristallnes Seufzen Aus Italiens alter Pantomime, Klingts herüber wie Pierrot so hölzern, So modern sentimental geworden. Und es tönt durch seines Herzens Wüste, Tönt gedämpft durch alle Sinne wieder, Lieblich klagend - ein kristallnes Seufzen Aus Italiens alter Pantomime. Da vergißt Pierrot die Trauermienen! Durch den bleichen Feuerschein des Mondes, Durch des Lichtmeers Fluten schweift die Sehnsucht Kühn hinauf, empor zum Heimathimmel, Lieblich klagend - ein kristallnes Seufzen! 16. Gemeinheit In den blanken Kopf Cassanders, Dessen Schrein die Luft durchzetert, Bohrt Pierrot mit Heuchlermienen, Zärtlich - einen Schädelbohrer! Darauf stopft er mit dem Daumen Seinen echten türkischen Tabak In den blanken Kopf Cassanders, Dessen Schrein die Luft durchzetert! Dann dreht er ein Rohr von Weichsel Hinten in die glatte Glatze Und behäbig schmaucht und pafft er Seinen echten türkischen Tabak Aus dem blanken Kopf Cassanders! 17. Parodie Stricknadeln, blank und blinkend, In ihrem grauen Haar, Sitzt die Duenna murmelnd, Im roten Röckchen da. Sie wartet in der Laube, Sie liebt Pierrot mit Schmerzen, Stricknadeln, blank und blinkend, In ihrem grauen Haar. Da plötzlich - horch! - ein Wispern! Ein Windhauch kichert leise Der Mond, der böse Spötter, Äfft nach mit seinen Strahlen - Stricknadeln, blink und blank. 18. Der Mondfleck Einen weißen Fleck des hellen Mondes Auf dem Rücken seines schwarzen Rockes, So spaziert Pierrot im lauen Abend, Aufzusuchen Glück und Abenteuer. Plötzlich stört ihn was an seinem Anzug. Er beschaut sich rings und findet richtig - Einen weißen Fleck des hellen Mondes Auf dem Rücken seines schwarzen Rockes. Warte! denkt er das ist so ein Gipsfleck! Wischt und wischt, doch bringt ihn nicht herunter Und so geht er, giftgeschwollen weiter, Reibt und reibt bis an den frühen Morgen - Einen weißen Fleck des hellen Mondes. 19. Serenade Mit groteskem Riesenbogen Kratzt Pierrot auf seiner Bratsche, Wie der Storch auf einem Beine, Knipst er trüb ein Pizzicato. Plötzlich naht Cassander, wütend Ob des nächt gen Virtuosen - Mit groteskem Riesenbogen Kratzt Pierrot auf seiner Bratsche. Von sich wirft er jetzt die Bratsche Mit der delikaten Linken Faßt den Kahlkopf er am Kragen - Träumend spielt er auf der Glatze Mit groteskem Riesenbogen. 20. Heimfahrt Der Mondstrahl ist das Ruder, Seerose dient als Boot Drauf fährt Pierrot gen Süden Mit gutem Reisewind. Der Strom summt tiefe Skalen Und wiegt den leichten Kahn. Der Mondstrahl ist das Ruder. Seerose dient als Boot. Nach Bergamo, zur Heimat, Kehrt nun Pierrot zurück; Schwach dämmert schon im Osten Der grüne Horizont. Der Mondstrahl ist das Ruder. 21. O alter Duft O alter Duft aus Märchenzeit Berauschest wieder meine Sinne! Ein närrisch Heer von Schelmerein Durchschwirrt die leichte Luft. Ein glückhaft Wünschen macht mich froh Nach Freuden, die ich lang verachtet O alter Duft aus Märchenzeit, Berauschest wieder mich! All meinen Unmut gab ich preis; Aus meinem sonnumrahmten Fenster Beschau ich frei die liebe Welt Und träum hinaus in selge Weiten . . . O alter Duft - aus Märchenzeit! 1. Mondestrunken Den Wein, den man mit Augen trinkt, Gießt Nachts der Mond in Wogen nieder, Und eine Springflut überschwemmt Den stillen Horizont. Gelüste, schauerlich und süß, Durchschwimmen ohne Zahl die Fluten! Den Wein, den man mit Augen trinkt, Gießt Nachts der Mond in Wogen nieder. Der Dichter, den die Andacht treibt, Berauscht sich an dem heil gen Tranke, Dem Himmel wendet er verzückt Das Haupt und taumelnd saugt und schlürft er Den Wein, den man mit Augen trinkt. 2. Colombine Des Mondlichts bleiche Blüten, Die weißen Wunderrosen, Blühn in den Julinächten - O bräch ich eine nur! Mein banges Leid zu lindern, Such ich am dunklen Strome Des Mondlichts bleiche Blüten, Die weißen Wunderrosen. Gestillt wär all mein Sehnen, Dürft ich so märchenheimlich, so selig leis - entblättern Auf deine braunen Haare Des Mondlichts bleiche Blüten! 3. Der Dandy Mit einem phantastischen Lichtstrahl Erleuchtet der Mond die krystallnen Flakons Auf dem schwarzen, hochheiligen Waschtisch Des schweigenden Dandys von Bergamo. In tönender, bronzener Schale Lacht hell die Fontäne, metallischen Klangs. Mit einem phantastischen Lichtstrahl Erleuchtet der Mond die krystallnen Flakons. Pierrot mit dem wächsernen Antlitz Steht sinnend und denkt wie er heute sich schmink? Fort schiebt er das Rot und des Orients Grün Und bemalt sein Gesicht in erhabenem Stil Mit einem phantastischen Mondstrahl. 4. Eine blasse Wäscherin Eine blasse Wäscherin Wäscht zur Nachzeit bleiche Tücher, Nackte, silberweiße Arme Steckt sie nieder in die Flut. Durch die Lichtung schleichen Winde, Leis bewegen sie den Strom. Eine blasse Wäscherin Wäscht zur Nachtzeit bleiche Tücher. Und die sanfte Magd des Himmels, Von den Zweigen zart umschmeichelt, Breitet auf die dunklen Wiesen Ihre lichtgewobnen Linnen - Eine blasse Wäscherin. 5. Valse de Chopin Wie ein blasser Tropfen Bluts Färbt die Lippen einer Kranken, Also ruht auf diesen Tönen Ein vernichtungßüchtger Reiz. Wilder Lust Accorde Stören Der Verzweiflung eisgen Traum - Wie ein blasser Tropfen Bluts Färbt die Lippen einer Kranken. Heiß und jauchzend, süß und schmachtend, Melancholisch düstrer Walzer, Kommst mir nimmer aus den Sinnen! Haftest mir an den Gedanken, Wie ein blasser Tropfen Bluts! 6. Madonna Steig, o Mutter aller Schmerzen, Auf den Altar meiner Verse! Blut aus deinen magren Brüsten Hat des Schwertes Wut vergossen. Deine ewig frischen Wunden, Gleichen Augen, rot und offen. Steig, o Mutter aller Schmerzen, Auf den Altar meiner Verse! In den abgezehrten Händen Hältst du deines Sohnes Leiche, Ihn zu zeigen aller Menschheit - Doch der Blick der Menschen meidet Dich, o Mutter aller Schmerzen! 7. Der kranke Mond Du nächtig todeskranker Mond Dort auf des Himmels schwarzem Pfühl, Dein Blick, so fiebernd übergroß, Bannt mich wie fremde Melodie. An unstillbarem Liebesleid Stirbst du, an Sehnsucht, tief erstickt, Du nächtig todeskranker Mond Dort auf des Himmels schwarzem Pfühl. Den Liebsten, der im Sinnenrausch Gedankenlos zur Liebsten schleicht, Belustigt deiner Strahlen Spiel - Dein bleiches, qualgebornes Blut, Du nächtig todeskranker Mond. 8. Nacht Finstre, schwarze Riesenfalter Töteten der Sonne Glanz. Ein geschlossnes Zauberbuch, Ruht der Horizont - verschwiegen. Aus dem Qualm verlorner Tiefen Steigt ein Duft, Erinnrung mordend! Finstre, schwarze Riesenfalter Töteten der Sonne Glanz. Und vom Himmel erdenwärts Senken sich mit schweren Schwingen Unsichtbar die Ungetüme Auf die Menschenherzen nieder . . . Finstre, schwarze Riesenfalter. 9. Gebet an Pierrot Pierrot! Mein lachen Hab ich verlernt! Das Bild des Glanzes Zerfloß - Zerfloß! Schwarz weht die Flagge Mir nun vom Mast. Pierrot! Mein Lachen Hab ich verlernt! O gib mir wieder, Roßarzt der Seele, Schneemann der Lyrik, Durchlaucht vom Monde, Pierrot - mein Lachen! 10. Raub Rote, fürstliche Rubine, Blutge Tropfen alten Ruhmes, Schlummern in den Totenschreinen, Drunten in den Grabgewölben. Nachts, mit seinen Zechkumpanen, Steigt Pierrot hinab - zu rauben Rote, fürstliche Rubine, Blut ge Tropfen alten Ruhmes. Doch da - sträuben sich die Haare, Bleiche Furcht bannt sie am Platze Durch die Finsternis - wie Augen! - Stieren aus den Totenschreinen - Rote, fürstliche Rubine. 11. Rote Messe Zu grausem Abendmahle, Beim Blendeglanz des Goldes, Beim Flackerschein der Kerzen, Naht dem Altar - Pierrot! Die Hand, die gottgeweihte, Zerreißt die Priesterkleider Zu grausem Abendmahle, Beim Blendeglanz des Goldes. Mit segnender Gebärde Zeigt er den bangen Seelen Die triefend rote Hostie Sein Herz - in blutgen Fingern - Zu grausem Abendmahle! 12. Galgenlied Die dürre Dirne Mit langem Halse Wird seine letzte Geliebte sein. In seinem Hirne Steckt wie ein Nagel Die dürre Dirne Mit langem Halse. Schlank wie die Pinie, Am Hals ein Zöpfchen - Wollüstig wird sie Den Schelm umhalsen, Die dürre Dirne! 13. Enthauptung Der Mond, ein blankes Türkenschwert Auf einem schwarzen Seidenkissen, Gespenstisch groß - dräut er hinab Durch schmerzendunkle Nacht. Pierrot irrt ohne Rast umher Und starrt empor in Todesängsten Zum, Mond, dem blanken Türkenschwert Auf einem schwarzen Seidenkissen. Es schlottern unter ihm die Knie, Ohnmächtig bricht er jäh zusammen. Er wähnt es sause strafend schon Auf seinen Sünderhals hernieder Der Mond, das blanke Türkenschwert. 14. Die Kreuze Heilige Kreuze sind die Verse, Dran die Dichter stumm verbluten, Blindgeschlagen von der Geier Flatterndem Gespensterschwarme! In den Leibern schwelgten Schwerter, Prunkend in des Blutes Scharlach! Heilge Kreuze sind die Verse, Dran die Dichter stumm verbluten. Tot das Haupt - erstarrt die Locken - Fern, verweht der Lärm des Pöbels. Langsam sinkt die Sonne nieder, Eine rote Königskrone. Heilge Kreuze sind die Verse! 15. Heimweh Lieblich klagend - ein kristallnes Seufzen Aus Italiens alter Pantomime, Klingts herüber wie Pierrot so hölzern, So modern sentimental geworden. Und es tönt durch seines Herzens Wüste, Tönt gedämpft durch alle Sinne wieder, Lieblich klagend - ein kristallnes Seufzen Aus Italiens alter Pantomime. Da vergißt Pierrot die Trauermienen! Durch den bleichen Feuerschein des Mondes, Durch des Lichtmeers Fluten schweift die Sehnsucht Kühn hinauf, empor zum Heimathimmel, Lieblich klagend - ein kristallnes Seufzen! 16. Gemeinheit In den blanken Kopf Cassanders, Dessen Schrein die Luft durchzetert, Bohrt Pierrot mit Heuchlermienen, Zärtlich - einen Schädelbohrer! Darauf stopft er mit dem Daumen Seinen echten türkischen Tabak In den blanken Kopf Cassanders, Dessen Schrein die Luft durchzetert! Dann dreht er ein Rohr von Weichsel Hinten in die glatte Glatze Und behäbig schmaucht und pafft er Seinen echten türkischen Tabak Aus dem blanken Kopf Cassanders! 17. Parodie Stricknadeln, blank und blinkend, In ihrem grauen Haar, Sitzt die Duenna murmelnd, Im roten Röckchen da. Sie wartet in der Laube, Sie liebt Pierrot mit Schmerzen, Stricknadeln, blank und blinkend, In ihrem grauen Haar. Da plötzlich - horch! - ein Wispern! Ein Windhauch kichert leise Der Mond, der böse Spötter, Äfft nach mit seinen Strahlen - Stricknadeln, blink und blank. 18. Der Mondfleck Einen weißen Fleck des hellen Mondes Auf dem Rücken seines schwarzen Rockes, So spaziert Pierrot im lauen Abend, Aufzusuchen Glück und Abenteuer. Plötzlich stört ihn was an seinem Anzug. Er beschaut sich rings und findet richtig - Einen weißen Fleck des hellen Mondes Auf dem Rücken seines schwarzen Rockes. Warte! denkt er das ist so ein Gipsfleck! Wischt und wischt, doch bringt ihn nicht herunter Und so geht er, giftgeschwollen weiter, Reibt und reibt bis an den frühen Morgen - Einen weißen Fleck des hellen Mondes. 19. Serenade Mit groteskem Riesenbogen Kratzt Pierrot auf seiner Bratsche, Wie der Storch auf einem Beine, Knipst er trüb ein Pizzicato. Plötzlich naht Cassander, wütend Ob des nächt gen Virtuosen - Mit groteskem Riesenbogen Kratzt Pierrot auf seiner Bratsche. Von sich wirft er jetzt die Bratsche Mit der delikaten Linken Faßt den Kahlkopf er am Kragen - Träumend spielt er auf der Glatze Mit groteskem Riesenbogen. 20. Heimfahrt Der Mondstrahl ist das Ruder, Seerose dient als Boot Drauf fährt Pierrot gen Süden Mit gutem Reisewind. Der Strom summt tiefe Skalen Und wiegt den leichten Kahn. Der Mondstrahl ist das Ruder. Seerose dient als Boot. Nach Bergamo, zur Heimat, Kehrt nun Pierrot zurück; Schwach dämmert schon im Osten Der grüne Horizont. Der Mondstrahl ist das Ruder. 21. O alter Duft O alter Duft aus Märchenzeit Berauschest wieder meine Sinne! Ein närrisch Heer von Schelmerein Durchschwirrt die leichte Luft. Ein glückhaft Wünschen macht mich froh Nach Freuden, die ich lang verachtet O alter Duft aus Märchenzeit, Berauschest wieder mich! All meinen Unmut gab ich preis; Aus meinem sonnumrahmten Fenster Beschau ich frei die liebe Welt Und träum hinaus in selge Weiten . . . O alter Duft - aus Märchenzeit! Schönberg,Arnold/Pierrot lunaire
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用語集 ここではなりきりチャットにおける良く使われる用語を記載、説明させて頂きます 間違っているものは管理人まで報告お願いします。 Die Arche Noahに関与する用語 T県 物語の舞台となる、元は首都圏にある五千万平方kmの膨大な海に面した土地と 六千万以上の多くの人々が居た比較的大きな街です 今は大震災の影響で殆どの機能が停滞した状態となっています Lost (ロスト) 大震災後にT県が完全独立地域として指定され、日本から名前が消されたことによって新たについた地域名です 主に周囲からは軽蔑的な呼び名で呼ばれることが多々あります Arcウィルス (Ability Reveal Capture) これに感染した人がArcという異能力に目覚めます 異能の形は人それぞれで体の一部が変わるもの、物体を具現化させるもの等があります この物語のキーワードです Arcワクチン 国側が開発した対アーク用のワクチンです これを血液中に打たれたアーク使いはその能力を失うことになります。 アーク使い (アークつかい) Arcウィルスの感染者でアークを自在に操る異能者のことを指します ロスト側、組織Nor側両面で使う言葉です 人工アーク使い (じんこうアークつかい) 組織ノアの科学力によってArcウィルスを人体から抽出し、新たな人体に注入することで生まれたアーク使い Arc Crime(アーク・クライム) ロストのアーク使いが暴力や犯罪行為を行った際に呼ばれる名 今ではロストの殆どのアーク使いがNor側から差別的な意を込められ暴力や犯罪行為抜きにこう呼ばれます 覚醒 (かくせい) 一時的にだが強制的に自らの能力の限界を超えた力が発現する 尚、発動する条件は不明。 身体に深刻なダメージを負う等の所謂絶体絶命状態に陥ったことで発動したという報告もある これは人工的にウィルスを入れられた人工アーク使いには発現しなく ロスト地区の人間にしか見られない模様 Nor (Nation Oath Reconstruction) 国側が配置した復興施設です ロストを囲むように広がっているので内部の広さは相当なものでよく迷う人もいるそうです Project Zagros (プロジェクト・ザグロス) アーク使いの存在とArc能力を危険視。 表沙汰には復興という名目のもとに裏ではロストの生き残りを掃討するための作戦名 このサイト以外でもよく使われる成りきりチャット用語です TRPG (Table Talk Role Playing Game) 複数の人間が集まり、会話によってシナリオを進行させ遊ぶこと ちなみにこのDie Arche Noahはコレに分類します PC (Player Character) なりきっているキャラクターのことを指します 自キャラとも略します PL (Player) 自分自身を指す用語です 本体とも言います NPC (Non Player Character) PLが操っていなかったり、会話の中にだけ登場するキャラクターを指します EC (Event Character) 文字通り、イベントのためだけに作成されたキャラクターです ロール (Role) キャラクターの行動、感情を表す描写を指します コレが短すぎると相手に何も伝わりません ロルと略すことが大半ですね ソロール (Solo Role) 独りでロールを回すこと。 独り芝居とかのほうがよく使いますね 多窓 (たまど) 複数のブラウザを開いている事を指します 「多」を数字に変えて開いている画面数を表すこともあります
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前奏曲 第一幕 (グラールの森。影が多く、厳粛な雰囲気だが、陰気ではない。舞台の真ん中は森の空き地となっている。左手に行くにつれ道は上り坂になり、グラール城へと続いている。中央後方では下り坂になり、はるか下にある湖へとつながっている。夜明け。グルネマンツ ― 白髪だが元気いっぱいの老人 ― と二人の小姓 ― 可愛らしい少年たち ― が一本の木の下で眠っている。グラール城と思われる左手のほうから、厳粛な朝を告げるトロンボーンが聞こえてくる。) グルネマンツ (目を覚まし、少年たちを揺り起こして) ほら、ほら!見張りを頼んでいたのに。 眠ってしまってどうするんだ。 せめて朝くらいは起きていなさい。 (二人の小姓は跳ね起きる。) あの響きが聞こえるかね?さあ、あれを 聴ける身であることを感謝しなさい。 (彼は小姓たちとともにひざまずき、一緒に無言で朝の祈祷を捧げる。やがてトロンボーンの音が消え、彼らはゆっくりと立ちあがる。) さあ、一日の始まりだよ。入浴の支度をしなさい。 王様を湖のところでお迎えするんだ。 (左手のほうをうかがって) あの方を乗せた担架が近づいてくるようだ。いや、 そのまえに使いがやってきたな。 (城から来た二人の騎士が現れる。) おはよう!アンフォルタスの今日の加減はどうかな? ずいぶんと早い時間に入浴するようだが。 ガーヴァンが勇気を出し、知恵を絞って 手に入れてきた薬草は 痛みを緩和させるのに役立っただろうね? 第二の騎士 何でも知っているだろうに。 効いていたのは少しの間だけで、すぐに 焼けつくような痛みが戻ってきたようだ。 痛くて痛くて、一睡もできなかったらしい。 それで大急ぎで入浴を望まれたのだ。 グルネマンツ (悲しそうにうなだれて) やれやれ、痛みが和らぐことばかり願っても 愚かなことなのだろうね・・・。 薬草は何でも試してみたし、飲み薬だって 世界中から集めてきたのに。 彼を救うのはただ一つ、 ただ一人の男だけ。 第二の騎士 いったい誰なのか教えてくれ! グルネマンツ (ごまかすように) そんなことより水浴の準備をしてやりなさい! (小姓たちは後方を振り返り、右手に目をやる。) 第二の小姓 おや、あの乱暴な人がやってくるよ! 第一の小姓 わあ! 変てこりんの馬がすごいたてがみ揺らしてる! 第二の騎士 ああ!クンドリーか? 第一の騎士 何か重要な知らせでもあるんだろうか。 第二の小姓 年寄り馬はよろよろ。 第一の小姓 あれって天空を駆けてきたのかな。 第二の小姓 今は地を這うようだよ。 第一の小姓 馬がコケの上で足を引きずってる。 (皆は勢いよく右手を見に行く。) 第二の騎士 ああ、乱暴に馬から跳び下りたぞ! (クンドリーがよろめきそうになりながらも、せかせかとした足取りで入ってくる。服の裾はめくれあがり、蛇の皮でできたベルトが垂れ下がって、とんでもない格好である。黒い髪は緩くおさげに編んで、赤茶けた顔のまわりでゆらゆらと揺れている。刺すような黒い目は、時々荒々しいひらめきを見せるが、たいていは死人のようにこわばって、覇気がない。― 彼女はグルネマンツのほうに急ぎ、小さなクリスタルの瓶を押しつける。) クンドリー ここよね?さ、あんたがお取り!バルサムよ・・・。 グルネマンツ どこから持ってきたのだ? クンドリー あんたの知らない遠いところからよ。 このバルサムが利かないんじゃ、 もうアラビアには あの人の役に立つものなんかないわよ。 質問攻めはやめて!あたし、疲れてんだから。 (彼女は地面に倒れこむ。騎士や小姓の列が、アンフォルタスが横たわる輿を担いで左から登場し、舞台に到着する。グルネマンツはクンドリーから目を離し、彼らのほうを向く。) グルネマンツ ああ、来たぞ。皆に担がれて・・・ 見るもつらい!何と痛ましいのだろう、 まだまだお若いのに、 栄光に満ちた輝かしい種族の主だというのに。 それが下僕にこんな哀れな姿をさらすとは! (小姓たちに) もっと気を遣わないか。うめいているじゃないか。 (小姓たちは立ち止まり、ベッドを地面に下ろす。) アンフォルタス (少し身を起こして) それでいい。ありがとう。少し休もう。 一晩中ひどい痛みに苦しめられたが、 森の朝を見ると気持ちがいい。 聖なる湖の波に浸れば、 気分も良くなるだろう。 痛みは引いて、 つらかった夜は明けた。 ねえ、ガーヴァン。 第二の騎士 陛下、ただいまガーヴァンはおりません。 彼がさんざん苦労してやっと 手に入れた薬草が まったく効きませんでしたので、 新たな薬草を探しに出て行きました。 アンフォルタス 許しもなしにか?グラールの掟を破ったりして もしものことがなければいいが! 彼は勇敢だが、万が一クリングゾールの罠に かかりでもしたらどんなことになるか! 頼むから、私を心配させるようなことはやめてほしい! 私はお告げのあった者をちゃんと待つから。 「共感から知恵を得た・・・」 こんな文句だったかな? グルネマンツ ああ、そう話してくれた。 アンフォルタス 「清らかな愚か者」・・・。 分かるような気がするな。 それが死を指しているといいが! グルネマンツ (クンドリーからもらった瓶を差し出しながら) まあそう言わず、またこれを試してみたまえよ! アンフォルタス この秘密めいた瓶は? グルネマンツ きみのためにアラビアから届けられたものさ。 アンフォルタス 誰が持ってきたのだ? グルネマンツ あそこに寝ている、例の乱暴な娘さんだ。 ほら、クンドリー!おいで! (クンドリーは拒んで、地面にうずくまったまま。) アンフォルタス ああ、クンドリー。おまえだったのか。 また恩に着ることになったようだね、 いつも動き回っているはにかみ屋のお嬢さん。 よし、わかった。 このバルサムを試してみるよ。 おまえの忠誠心に感謝したいから。 クンドリー (落ちつかなげにそわそわと身もだえしながら) 感謝なんかいらないわよ!ハ、ハ!感謝したからって何よ? お礼はいらない!さっさと水浴しといで! (アンフォルタスは出発の合図をする。一行は後方の湖のほうへと遠ざかっていく。重苦しい気分で見送るグルネマンツとzっと横になったままのクンドリーが舞台に残る。小姓たちは行ったり来たりする。) 第三の小姓 おい!そこの女! 何だって獣みたいにだらっとしてんだ? クンドリー 獣だってここじゃ神聖なはずでしょ? 第三の小姓 まあ、確かにな!だけどあんたが 神聖かどうかわからねえよ。 第四の小姓 この女の魔法のせいでさ、もしかしたら 王様は伸びちゃうかもよ。 グルネマンツ ふん!何だ、彼女から被害を被ったわけでもないのに! 遠く離れた異国で戦っている兄弟と どうやって連絡を取るか 途方にくれた時のことを思い出したまえ。 おまえたちはどこへ行ったらいいかすらわからなかった。 おまえたちがぐずぐずしてる間に 嵐のように駆け巡って往来し、忠誠込めて 使者の役を果たしたのは彼女ではなかったか。 おまえたちは彼女の面倒は見てないし、彼女も近づかない。 おまえたちと彼女の間に共通点はない。 だが、何か困ったことが起きて助けが必要となると、 必死になって空中を駆けめぐり、 尽くしてくれたあげくお礼など一つも期待しないのだ。 これが被害だというなら まったくありがたい被害と言うべきだな。 第三の小姓 でも、彼女は我々を憎んでますぜ。 見てくださいよ、あの目。いかにも悪意に満ち満ちてる。 第四の小姓 異教徒だしね。変な魔法も使うし。 グルネマンツ まあ、呪われた存在なのかもしれないがね。 いま彼女がここにいるのも、 もしかしたら、 過去に、ここに来る前に犯した罪を 償うためなのかもしれない。 償いのためにこうしたことをしているなら、 我々騎士団にもありがたいことだし、 彼女にとってもいいことだろう。 我々に仕えて、自らをも救うわけだ。 第三の小姓 となると、今までの様々な不幸も 彼女の罪と言っていいでしょうね。 グルネマンツ (考え込んで) そうだな・・・。彼女が遠く離れている時は よく不運に巻き込まれるのも事実だ。 私はずいぶん長いこと彼女を知ってるが、 ティトゥレルはもっと長くからだ。 彼はこの城を建てた時に彼女を見つけたのだ。 彼女はこの森の茂みで眠っていたそうだよ。 硬直し、生気もなく、まるで死人のようだったらしい。 私自身もそのとおりの彼女を見たことがあるが、 それはあの不幸があってすぐだった。 山の向こうに住むあの悪者が、 破廉恥にも我々を傷つけたあの事件の直後だ。 (クンドリーに) おい、おまえさん!ちょっと話してくれ。 アンフォルタスが槍をなくしたあの時、 どこにいたんだね? (クンドリーは暗い面持ちで黙っている。) なぜ助けてくれなかった? クンドリー あたし、人助けはしない。 第四の小姓 そら、見ろ。白状したぞ。 第三の小姓 この女がそんなに忠実で勇敢なら、 なくなった槍を取りもどさせろよ! グルネマンツ (暗い声で) それは話が別だ。 誰に対しても禁じられている。 (非常に感動したようすで) ああ、奇跡に満ちた素晴らしい 聖なる槍! 私はあの槍が汚らわしき者の手に 渡る現場を見たのだ! (思い出に深く入り込んで) 血気盛んなアンフォルタスは、あの槍の力で 例の魔法使いを屈服させるのだ、と 言って聞かなかった。 城まで行くと、我らが英雄は足を止めた。 恐ろしいほど美しい女性に魅惑されたのだ。 その女の腕に抱かれて彼は陶酔し、 槍は彼の手から滑り落ちた。 すると、断末魔の叫びが上がり、私は急いで賭けつけた。 クリングゾールは高笑いして去るところだった、 奪い取った槍をしっかり携えて。 私は敵と戦いながら何とか王を逃がしたが・・・ だが、わき腹に受けた傷はひどく傷んで彼を苦しめた。 そして、その傷は未だに閉じようとしないのだ・・・。 (第一の小姓と第二の小姓が湖から戻ってくる。) 第三の小姓 (グルネマンツに) クリングゾールのこと、そんなにご存じなんですか? グルネマンツ (戻ってきた小姓たちに) 王の加減はどうだね? 第一の小姓 水浴で元気になられました。 第二の小姓 バルサムで痛みが引いたようですよ。 グルネマンツ (独白) だが、あの傷はぜったいに閉じないのだ! (第三の小姓と第四の小姓はすでにグルネマンツの足元に座りこんでいたが、あと二人の小姓もいま大きな木の下に集まり、仲間入りをする。) 第三の小姓 ねえ、詳しく話してくださいよ。 どうやってクリングゾールを知ったんですか? グルネマンツ それはね、敬虔な英雄のティトゥレルが ご存じだったからさ。 いつか野蛮人が策略と権力を用いて 聖なる信頼の国を脅してきたことがあった。 すると、ある厳かな夜に 救世主の使いが天から舞い降りてきた。 あのお方が最後の晩餐で ブドウ酒を飲まれ、十字架にかけられた時に その神々しい血を受けた聖なる杯と その血を流した柄の長い槍・・・。 この二つを素晴らしい王国の証として、 その使いは我らが王に渡されたのだ。 聖なるもののために彼は聖城を建てた。 それを罪人の手から守るために おまえたちはここに仕えているのだ。 知ってのとおり、心正しき者だけしか グラールの素晴らしい力にあやかれない。 兄弟の絆を結んで騎士たちが果たす務めは グラールの力を維持することなのだ。 今おまえたちはクリングゾールのことを尋ねているが、 彼がどんなに骨を折ろうとも聖杯に近づくことは禁じられた。 あの向こうの谷間で彼は隠者のように暮らしていた。 その奥には贅沢三昧をする異教徒の国がある。 彼がどんな罪を犯したのか私は知らないのだが、 ともかく彼は聖者となって償おうとしたのだ。 しかし自分の罪を消そうにも消せず、 彼は自分を痛めつけ、その汚れた手を グラールに伸ばしたので、 ティトゥレルは軽蔑を込めて拒絶された。 クリングゾールは激怒して、 自分の受けた恥辱の復讐をしようと 魔法の助けを借りた。 そして見事に実行したのだ。 荒れ野をまぶしいほどの花園に変え、 一見優しそうな悪女を集めて、 グラールの騎士たちをおびき寄せては 罠にかけて地獄に引きずり落とすのだ。 罠にかかった者は必ずやつに捕まってしまう。 今までどれほどの騎士が犠牲になったことか。 ティトゥレルは高齢になると、 息子に王位を譲られた。 アンフォルタスはさっそく、 クリングゾールの魔法をやめさせようとした。 それがどういう結果になったかは知ってるね。 槍はもうあいつの手中にあるのだ。 あの槍を使って聖域をどんどん犯してまわっている。 グラールだって奪い取ったつもりでいるのだ! (クンドリーはずっと落ちつかなげにそわそわ身をよじっている。) 第四の小姓 何はともあれ槍を取り返したいな。 第三の小姓 取り返したやつにはご褒美があるかもよ。 グルネマンツ (ちょっと沈黙してから) 人気のない聖地で アンフォルタスは熱心に祈りを捧げ、 救いをもたらしてくれるように必死で願った。 すると、やわらかな光がグラールに注ぎ込み、 聖なる天使が現れて、 はっきりとお告げがあった。 澄んだ声で言われたのは、 「共感によって知を得る 清らかな愚か者。 私が選び出す その男を待て。」 四人の小姓 「共感によって知を得る 清らかな愚か者」か・・・。 (湖のほうから悲鳴が上がり、騎士や小姓たちの声が聞こえてくる。グルネマンツと四人の小姓は飛び上がり、びっくりしてあたりを見まわす。) 騎士たちと小姓たち 何てことだ!かわいそうに!おお! さあ、犯人を捜せ! グルネマンツ 何事だ? (野生の白鳥が弱々しく湖のほうから飛んでくる。小姓と騎士たちは白鳥を追って舞台に出てくる。) 第四の小姓 あそこに! 第三の小姓 こっちに来るぞ! 第二の小姓 白鳥だ! 第四の小姓 ほんとうだ、白鳥だ! 騎士たちと小姓たち全員 傷を負ってる。 ああ、何と痛ましきことか! グルネマンツ 誰が白鳥を打ったのだ? (白鳥はよろよろと飛行したあげく、地面に落ちてしまう。第二の騎士が白鳥の胸から矢を抜いてやる。) 第一の騎士 白鳥が湖の上をぐるりと一周したから、 王はよい兆しだと喜ばれていたのに。 そうしたら矢が飛んできて・・・ 小姓たちと騎士たち (パルジファルを引きずってきて) こいつだ!こいつがやったんだ! (パルジファルの弓を指して) この弓でやったんだ! 第二の騎士 (矢を指し示して) この矢とやつの矢は同じものだ。 グルネマンツ 白鳥を仕留めたのはおまえかね? パルジファル もちろん!飛んでるものなら何でも討ってやるよ! グルネマンツ おまえがやったのか。それでけろりとしてるのか? 小姓たちと騎士たち こんなやつ、罰してやれ! グルネマンツ とんでもないことだ! 殺しをやったのか?ここは聖なる森で、 静かな平和に満ちてるのにか? 茂みの動物は皆飼いならされているのに。 動物たちは甘えるように寄って来ただろう? 小鳥たちは枝に止まっておまえに歌いかけなかったかね? この忠実な白鳥がおまえに何をした? この子は妻に会いに飛んでいき、 二羽で湖のまわりを一周して、 水浴を清めてくれていたのに。 その様子に感動しなかったのか?ただ、子どもじみた 暴行に駆られただけとは情けないじゃないか! 我々にはかわいい子だった。おまえにとっては知らんがね! ここだ!ここを見なさい!おまえが撃ったところだ。 まだ血が流れ、翼はだらりと垂れている。 雪のように白い羽毛が血で汚れているだろう? 目にもう光はない。この眼差しを見てみろ。 (パルジファルは次第に感動を募らせながらグルネマンツの話に聞き入っていたが、ここで自分の弓を折り、持っていた矢をすべて放り投げる。) 自分の罪はわかったか? (パルジファルは両手で目を覆う。) どうだ、絶対にしてはいけないことだと分かったかね? どうして殺したりしたのだ? パルジファル 悪いことだって知らなかったもん。 グルネマンツ おまえはどこから来たんだね? パルジファル わかんない。 グルネマンツ お父さんは誰かね? パルジファル 知らない。 グルネマンツ 誰がこの道を教えたんだね? パルジファル 知らないよ。 グルネマンツ じゃあ、おまえさんの名まえは? パルジファル いっぱいあったけど、 一つも思い出せないや。 グルネマンツ おまえさんは何にも知らんのかね? (独白) ここまでの馬鹿者は クンドリー以外見たことないぞ。 (どんどん集まってくる小姓たちに) さあ、もう行きなさい。 王様をほったらかしにするな!世話してやりなさい。 (小姓たちは若枝で作った棺にうやうやしく死んだ白鳥を乗せ、それを持って湖のほうに遠ざかっていく。しまいには舞台に残ったのはグルネマンツとパルジファル、そして脇のほうにいるクンドリーだけになる。) グルネマンツ (またパルジファルのほうを向いて) さて、わしの質問には何も答えられないようだから、 知っていることを話しなさい。 何かは知っとるだろう? パルジファル 僕にはママが一人いるよ。ヘルツェライデっていうんだ。 森とね、開けた草原が僕らの故郷なんだ。 グルネマンツ あの弓は誰からもらったんだね? パルジファル 僕が自分で作った。 林からワシを追っ払うためさ。 グルネマンツ だが、おまえは貴族に見えるのだがね。 何だっておまえのお母さんは もっといい武器を与えなかったのだろう? (パルジファルは黙り込む。) クンドリー (グルネマンツがアンフォルタスの運命について語っていた時は、しばしば落ちつかなげに身をよじっていたが、いまは相変わらず森の片隅に横たわりながらもパルジファルに鋭いまなざしを向け、パルジファルが黙り込んだ時、がさついた声で口をはさむ。) この子の母さんはね、夫のないまま出産したのよ。 夫のガームレットは戦死したからね。 お父さんの二の舞して 息子が早死にしないように、 彼女は人気のないところで愚か者に育てたわけよ。 ばかみたいな話ね! (彼女は笑う。) パルジファル (注意深く聞き入って) まったくだね!いつだったか銀色に輝く 男たちがさ、きれいな動物に乗って、 森を通り抜けて行ったんだ。 同じようにまねをしようとしたらね、 みんな笑ってさっさと行っちゃったんだ。 僕は追っかけたけど、ぜんぜん追いつけなかった。 荒れ野を抜けて、山を越え、谷を越え、 しょっちゅう夜になって、また昼になった。 獣とか大きなおじさんには 僕の弓が役立ったよ。 クンドリー (立ち上がって男たちのほうに歩いて行き、 熱心に) そうなのよ!泥棒だろうと巨人だろうとひどい目に遭ったわ。 みんな、この自由気ままな子を恐れてんだから! パルジファル (ふしぎそうに) 誰が僕を恐れるの?ねえ! クンドリー 悪い人たちよ。 パルジファル へえ、僕を脅かしたやつが悪い人だったの? (グルネマンツは笑いだす。) いい人はだあれ? グルネマンツ (またまじめにもどって) おまえの母さんさ。おまえが飛び出したりして、 そうとう悲しんでおられるんじゃないのかな? クンドリー 悲しみもおしまいさ!死んじまったんだからね! パルジファル (驚き、ぞっとして) 死んだ?僕の母さんが!誰が言ったんだ! クンドリー 馬に乗ってる時にお母さんが死ぬのを見たのよ。 愚かなあんたによろしくって言づけたわよ。 (パルジファルは怒ってクンドリーに飛びかかり、首を締め上げる。グルネマンツが彼を止める。) グルネマンツ 気でも狂ったのか。また暴力を振るって! (グルネマンツがクンドリーを放してやると、パルジファルは長い間ぼうぜんと立ち尽くす。) 彼女が何をした?本当のことを言っただけではないか。 クンドリーは嘘はつかない。ただ、多くを見ただけだ。 パルジファル (ひどく震えだし) 死にそうだよ・・・。 (クンドリーはパルジファルの様子に気づくと、急いで森の泉にとんでいき、角杯に水を汲んできて、まずパルジファルに水をかけてやり、それから飲ませてやる。) グルネマンツ そうだ、そうだ。まさにグラールの恵みだ。 おまえの善行は悪を封じる力があるぞ。 クンドリー (陰鬱な声で) あたし、いいことなんかしたことない。 (悲しそうに向きを変え、グルネマンツが父親のようにパルジファルを気遣ってやっている間に、気づかれないうちに森の茂みに体を引きずっていく。) ただ休みたいだけ。 安らぎたい・・・ああ、疲れた。 眠い。お願いだから起こさないでね! (びくっとして) いやよ!眠るもんか!怖いわ! (がたがた震えだすが、やがて腕がだらりと垂れる。) 抵抗してもだめ!どうしようもないんだわ。 眠い・・・たまらなく眠い・・・もうだめ! (彼女は茂みの後ろに倒れこみ、この後誰も注意を向けないがずっとそのままでいる。後方の湖のほうから人の気配があると思うと、騎士と小姓たちの列が輿を担いで城へ戻っていく。) グルネマンツ 王が水浴から戻ったようだ。 もう昼に近い。 聖餐におまえを連れて行こうかな。 おまえは清らかだし、 グラールもおまえに食事をくださるにちがいない。 (グルネマンツはパルジファルの腕を優しく自分の首にまわし、彼の体を自分の腕で抱き寄せる。そうしながら非常にゆっくりと歩みを始める。このあたりから気づかないうちに舞台転換が始まっている。) パルジファル グラールってだあれ? グルネマンツ それは言えないね。 だが、おまえがグラールに選ばれた者なら、 そのお告げは伝わるはずだよ。 ほら、ごらん! うむ、おまえのことが分かったような気がするぞ。 この国には誰も入れんし、 何者もこの領地を歩くことは許されんが、 グラールが選びだした者だけはむろん別だからな。 パルジファル まだほとんど歩いてないけど、 ずいぶん遠い気がするな。 グルネマンツ いいかね、ぼうや。 ここでは時間が空間になるのだよ。 (グルネマンツとパルジファルが歩いているように見えるうち、次第にはっきりと舞台が変わりはじめる。森は消え、岩壁の間に門につづく道が開き、二人はその空間に包まれる。) グルネマンツ さあ、よく気をつけて、わしに見せてくれ。 おまえさんは頭はよくないが、清らかそうだ。 さて、心の知恵はあるのかな。 (岩壁に挟まれた上り道を進んでいくうち、舞台は完全に転換を終える。いまやグルネマンツとパルジファルはグラール城の巨大な広間にたどり着いた。幾本もの柱とドームのような丸天井がこの聖餐の場を囲んでいる。後方の両脇にある二つの扉が開き、右側からグラールの騎士たちが入場し、聖餐の食卓を囲む。) グラールの騎士たち 最後の愛餐へ向かおう。 来る日も来る日も (小姓たちの列が次第に歩を速めながら舞台を横切り、後方に向かう。) これを最後と思いつつ、 愛餐の準備をするのだ。 (第二の小姓のグループが広間を横切っていく。) 善行を施し喜ぶ者は この食事でよみがえるのだ。 その者は癒され、 至上の恵みを受ける資格がある。 (騎士たちが集まり、食卓に着くと、若者たちの声が丸天井の真ん中あたりから聞こえてくる。) 罪深い世のために 激しい苦痛を耐え、 あの方がその血を流されたように、 私も救いの英雄には 喜んで、心から 自分の血を流そう。 償いのため我らに捧げられたあの御身、 彼は死によって我らの中に生き続ける。 少年の声 (丸天井の高み、かなり遠いところから) 信仰は生き、 聖なる国の使者である 優しいハトが舞う。 あなたがたのために注がれた このワインを飲み、 生命のパンを取ろう。 (小姓たちと騎士たちの歌の間に、向かいの扉が開き、アンフォルタスが輿にのせられて運ばれてくる。彼に先立って四人の小姓が、覆いをかけたグラールの聖杯を持って進んでくる。この列は中央奥の丈高い長椅子のある場所に向かい、アンフォルタスは輿から下ろされ、この椅子の上に寝せられる。その手前には長い石のテーブルがあり、小姓たちはその上に聖杯を置く。 全員が持ち場につき、あたりが静まり返ると、アンフォルタスの長椅子の後ろにある覆われたくぼみから、老ティトゥレルの声が墓の中から話すように響いてくる。) ティトゥレル アンフォルタス、勤めの用意はできたか? (長い沈黙) 今日もまたグラールを仰ぎ見て、命を長らえられるかな? (長い沈黙) それとも救い主に見放されて死なねばならぬのかな? アンフォルタス (絶望の発作に見舞われて半分体を起こし) つらい!ああ、耐えられない! お父さん、頼むから、 もう一度務めを果たしてくれよ! 父さんは生きて、私を死なせてくれ! ティトゥレル わしは神のお恵みで墓の中で生かされているが、 グラールに仕えるにはもう弱り果てておる。 おまえが仕えて罪を償うのじゃ! グラールの覆いを取れ! アンフォルタス (小姓たちの前に立ちはだかって) いやだ!開けないでおいてくれ!ああ! 誰も、誰一人私の苦しみをわかってくれない! 他人がうっとりする間、こっちはつらくてならないのに! この傷がどれほど痛もうとまだましだ。 務めを果たさなくてはならない 地獄のような苦しみに比べれば何でもない! この一族に生まれなければよかったのに。 皆の中でただ一人罪人である私が、 至上の聖域を養い、 清らかな者たちに祝福を願うとは! 何とひどい罰!処罰以外の何物でもない! みじめにも汚されてしまった慈愛の国! その国へ行き、そこで清めのあいさつを 受けられたらいいのに。 心から悔い改めるから、 あの国へたどり着かせてほしい。 その時が近づく・・・。 一筋の光があの聖杯に落ち、 覆いは取り払われる。 (こわばった眼差しで) 聖杯に満ちる神々しい液体が まぶしいほどの光を発して燃えだす。 聖なる喜びの痛みに襲われ、 高貴な血潮の泉が 自分の心に流れ込んでくるように思われる。 すると、罪にまみれた私の血が 狂ったように流れだし、 私は再び引き戻されてしまうのだ。 罪にあふれた世界に飛び出していきたい。 ためらいながらもはっきりそう感じる。 新たに門を突き抜け、 そこからあの方と同じ傷を通して 流れだしていく。 救世主を傷つけた同じ槍が 私をも傷つけた。 あの方は血の涙を流し、 人間の恥のために神々しく悩んだあげく、 共に悩みたいと願われた。 同じ傷を得た私はといえば、聖なる地位で 神々しきものの守り手になり、 救いの癒やし手となりながら、 罪の血が熱心に流れつづける。 憧れの気持ちは日増しに強くなるばかりだ。 懺悔してみても、ぜったいに癒されはしない! 頼むから!少しは憐れんでくれ! 慈悲深い神様!どうかお憐れみを! この地位から下ろしてください。 この傷を閉ざして、 幸せに死なせてください。 あなたのもとで清められるように! (気を失ったように後ろに倒れる。) 少年たちと青年たち (高みから、姿は見えず) 「共感によって知を得る 清らかな愚か者。 私が選び出す その男を待て。」 騎士たち (小声で) そうお告げがあったでしょう。 それを慰めにして、 今日は務めを行ってください! ティトゥレル グラールを開け! (アンフォルタスは疲れ切ったようにゆっくりと立ち上がる。小姓たちは黄金色の入れ物からアンティークなクリスタルの杯を取り出し、それに被せられているヴェールも取り去って、アンフォルタスの前に置く。) 高みからの声 私の体を取れ。 私の血を取れ。 我らの愛のために。 (アンフォルタスが聖杯の前にひざまずき、無言で敬虔な祈りを捧げるうちに、広間はだんだん闇が濃くなり、しまいには真っ暗になる。) 高みからの少年の声 我が血を飲め、 我が体を食せよ、 いつまでも我を忘れるな。 (一条の光がまぶしいほどに輝きながら、天井から聖杯に注がれる。聖杯は次第に紫色の光を放ち始め、すべてのものを優しく照らし出す。アンフォルタスは浄化されたような表情で、グラールを高々と持ち上げ、パンとワインに祝福を授けるため、そっとすべての方向に振る。全員ひざまずく。) ティトゥレル おお、聖なる太陽じゃ。 今日も神のあいさつが受けられたぞ! (アンフォルタスがグラールを下ろすと、深い闇は徐々に明けていき、聖杯は光を失う。小姓たちはふたたび聖杯を元のようにしまい、覆いをかける。最初の頃のように昼の光が差し込んでくる。四人の小姓たちは続く歌の間に、二つずつある籠と壺の中からワインとパンを取りだす。) 少年の声 (高みから) かつて最後の晩餐で、ワインとパンを グラールの主は変えられた、 愛の共感から、 ワインを血に、 そしてパンを肉体に。 (四人の小姓は聖杯をしまいこむと、先ほどアンフォルタスが聖杯を振って祝福を与えた二つのワイン壺と二つのパン籠を祭壇のテーブルから運び出し、パンを騎士たちに配り、彼らの杯にワインをなみなみと注ぐ。 騎士たちは食卓に着き、グルネマンツは自分の隣の席を開けておいて、パルジファルに聖餐に加わるように手招きする。しかし、パルジファルは無言のままこわばったように脇に立ったまま動かない。) 青年たち (丸天井の真ん中から) 血と肉体は聖なる贈り物。 愛の精神が至上の慰めとして、 それらを今日、 あなたがたが飲むワインへと、 あなたがたが食するパンへと変えられる。 騎士たち (半数の人々) パンを取れ。 それは勇敢に 肉体に力と強さを与える。 死にいたるまで忠実に、 疲れることなく、 聖域の務めを果たそう! (第二の半数) ワインを取れ。 それは新たに 人生の喜びに燃え、 喜ばしい同盟をもたらして、 兄弟の絆を結ぶ。 幸せな勇気もて戦おう! 騎士たち全員 信じる者は幸いかな。 愛に幸あれ! (騎士たちは立ち上がり、両方から歩み寄り、続く間に厳粛な抱擁を交わし合う。) 青年たち (丸天井の高み、中央から) 愛よ、幸せなるかな! 少年たち (丸天井の最も高いところから) 信じる者は幸せなり! (アンフォルタスは愛餐には加わらず、ただ感動を込めて見守っていたが、今や次第にまた沈んだ様子になってくる。彼はうなだれてしまい、手を傷に当てる。小姓たちが駆け寄り、彼らの様子からアンフォルタスの傷からまた出血したことが分かる。小姓たちは介抱してやり、再び輿に乗せて、 周りが出発の準備をするうちに来た時と同じように列を組み、アンフォルタスと聖杯を携えて、去っていく。騎士たちもやはり厳粛に列を組み、ゆっくりと広間を後にする。弱い太陽の光が差し込んでくる。小姓たちは足を速めて広間を横切っていく。最後まで残っていた騎士や小姓もいなくなった。扉はすべて閉められる。パルジファルはアンフォルタスの激しい嘆きを聞いている時、いきなり自分の心臓に手をやり、しばらく震えながらそのままの恰好だった。今も彼は依然として身動きもしないまま立ち尽くしている。グルネマンツがいらいらと寄ってきて、パルジファルの腕を揺さぶる。) グルネマンツ 何だってまだ突っ立ってるんだ? 何を見たかわかってるんだろうな? (パルジファルは震えながら心臓に手をやり、わずかに頭を振る。) グルネマンツ (ひどく腹を立て) 結局、おまえはただのばか者なのか! (脇にある細い扉を開け) さあ、出て行け。自分の道を行け! だが、グルネマンツからひと言言っておこう。 この先白鳥には手を出すな。 おまえにふさわしい雌ガチョウでも見つけろ! (彼はパルジファルを外に放り出し、不満そうにドアをバタンと閉じる。彼が騎士たちの後を追う間、最後のフェルマータで幕が下りる。) あるアルトの声 (高みから) 「共感によって知を得る 清らかな愚か者」・・・。 丸天井中央からの声 信じる者は幸いかな! 丸天井の高みからの声 信じる者は幸いかな! Vorspiel ERSTER AUFZUG Im Gebiet des Grales. – Wald, schattig und ernst, doch nicht düster. Eine Lichtung in der Mitte. Links aufsteigend wird der Weg zur Gralsburg angenommen. Der Mitte des Hintergrundes zu senkt sich der Boden zu einem tiefer gelegenen Waldsee hinab. – Tagesanbruch. – Gurnemanz (rüstig greisenhaft) und zwei Knappen (von zartem Jünglingsalter) sind schlafend unter einem Baume gelagert. – Von der linken Seite, wie von der Gralsburg her, ertönt der feierliche Morgenweckruf der Posaunen GURNEMANZ erwachend und die Knaben rüttelnd He! Ho! Waldhüter ihr, – Schlafhüter mitsammen, – so wacht doch mindest am Morgen. Die beiden Knappen springen auf Hört ihr den Ruf? Nun danket Gott, dass ihr berufen, ihn zu hören! Er senkt sich mit den Knappen auf die Knie und verrichtet mit ihnen gemeinschaftlich stumm das Morgengebet; sobald die Posaunen schweigen, erheben sie sich langsam Jetzt auf, ihr Knaben! Seht nach dem Bad. Zeit ist s, des Königs dort zu harren. Er blickt nach links in die Szene Dem Siechbett, das ihn trägt, voraus seh ich die Boten schon uns nahn. Zwei Ritter treten, von der Burg her, auf Heil euch! – Wie geht s Amfortas heut? Wohl früh verlangt er nach dem Bade das Heilkraut, das Gawan mit List und Kühnheit ihm gewann, ich wähne, dass das Lind rung schuf? ZWEITER RITTER Das wähnest du, der doch Alles weiss? Ihm kehrten sehrender nur die Schmerzen bald zurück – schlaflos von starken Bresten, befahl er eifrig uns das Bad. GURNEMANZ das Haupt traurig senkend Toren wir, auf Lind rung da zu hoffen, wo einzig Heilung lindert! – Nach allen Kräutern, allen Tränken forscht und jagt weit durch die Welt – ihm hilft nur Eines, – nur der Eine! ZWEITER RITTER So nenn uns den! GURNEMANZ ausweichend Sorgt für das Bad! Die beiden Knappen haben sich dem Hintergrunde zugewendet und blicken nach rechts ZWEITER KNAPPE Seht dort die wilde Reiterin! ERSTER KNAPPE Hei! Wie fliegen der Teufelsmähre die Mähnen! ZWEITER RITTER Ha! Kundry dort? ERSTER RITTER Die bringt wohl wicht ge Kunde? ZWEITER KNAPPE Die Mähre taumelt. ERSTER KNAPPE Flog sie durch die Luft? ZWEITER KNAPPE Jetzt kriecht sie am Boden hin. ERSTER KNAPPE Mit den Mähnen fegt sie das Moos. Alle blicken lebhaft nach der rechten Seite. ZWEITER RITTER Da schwingt sich die Wilde herab! Kundry stürzt hastig, fast taumelnd, herein. Wilde Kleidung, hoch geschürzt; Gürtel von Schlangenhäuten lang herabhängend schwarzes, in losen Zöpfen flatterndes Haar; tief braunrötliche Gesichtsfarbe; stechende schwarze Augen, zuweilen wild aufblitzend, öfters wie todesstarr und unbeweglich. – Sie eilt auf Gurnemanz zu und dringt ihm ein kleines Kristallgefäss auf KUNDRY Hier? Nimm du! – Balsam… GURNEMANZ Woher brachtest du dies? KUNDRY Von weiter her, als du denken kannst hilft der Balsam nicht, Arabia birgt dann nichts mehr zu seinem Heil. – Frag nicht weiter! – Ich bin müde. Sie wirft sich an den Boden. Ein Zug von Knappen und Rittern, die Sänfte tragend und geleitend, in welcher Amfortas ausgestreckt liegt, gelangt – von links her – auf die Bühne. – Gurnemanz hat sich, von Kundry ab, sogleich den Ankommenden zugewendet GURNEMANZ Er naht – sie bringen ihn getragen. – O weh! Wie trag ich s im Gemüte, in seiner Mannheit stolzer Blüte des siegreichsten Geschlechtes Herrn als seines Siechtums Knecht zu sehn! zu den Knappen Behutsam! Hört, der König stöhnt. Die Knappen halten an und stellen das Siechbett nieder AMFORTAS der sich ein wenig erhoben Recht so! Habt Dank! – Ein wenig Rast. Nach wilder Schmerzensnacht – nun Waldes Morgenpracht! Im heil gen See wohl labt mich auch die Welle es staunt das Weh, die Schmerzensnacht wird helle. Gawan! ZWEITER RITTER Herr! Gawan weilte nicht; da seines Heilkrauts Kraft, wie schwer er s auch errungen, doch deine Hoffnung trog, hat er auf neue Sucht sich fortgeschwungen. AMFORTAS Ohn Urlaub! – Möge das er sühnen, dass schlecht er Grals-Gebote hält! O wehe ihm, dem trotzig Kühnen, wenn er in Klingsors Schlingen fällt! – So breche Keiner mir den Frieden! Ich harre des, der mir beschieden »durch Mitleid wissend« – war s nicht so? – GURNEMANZ Uns sagtest du es so. AMFORTAS – »der reine Tor –« Mich dünkt ihn zu erkennen dürft ich den Tod ihn nennen! GURNEMANZ indem er Amfortas das Fläschchen Kundrys überreicht Doch zuvor – versuch es noch mit diesem! AMFORTAS Woher dies heimliche Gefäss? GURNEMANZ Dir ward es aus Arabia hergeführt. AMFORTAS Und wer gewann es? GURNEMANZ Dort liegt s, das wilde Weib. Auf, Kundry! Komm! Kundry weigert sich und bleibt am Boden AMFORTAS Du – Kundry? Muss ich dir nochmals danken, du rastlos scheue Magd? Wohlan, den Balsam nun versuch ich noch es sei aus Dank für deine Treue. KUNDRY unruhig und heftig am Boden sich bewegend Nicht Dank! – Ha ha! – was wird er helfen! Nicht Dank! Fort, fort – in s Bad! Amfortas gibt das Zeichen zum Aufbruch; der Zug entfernt sich nach dem tieferen Hintergrunde zu. – Gurnemanz, schwermütig nachblickend, und Kundry, fortwährend auf dem Boden gelagert, sind zurückgeblieben. – Knappen gehen ab und zu DRITTER KNAPPE He! Du da! Was liegst du dort wie ein wildes Tier? KUNDRY Sind die Tiere hier nicht heilig? DRITTER KNAPPE Ja –! Doch ob heilig du, das wissen wir grad noch nicht. VIERTER KNAPPE Mit ihrem Zaubersaft – wähn ich – wird sie den Meister vollends verderben. GURNEMANZ Hm! Schuf sie euch Schaden je? – Wann Alles ratlos steht, wie kämpfenden Brüdern in fernste Länder Kunde sei zu entsenden, und kaum ihr nur wisst wohin, – wer, ehe ihr euch nur besinnt, stürmt und fliegt dahin und zurück, der Botschaft pflegend mit Treu und Glück? Ihr nährt sie nicht, – sie naht euch nie, nichts hat sie mit euch gemein doch, wann s in Gefahr der Hilfe gilt, der Eifer führt sie schier durch die Luft, die nie euch dann zum Danke ruft. Ich wähne, ist dies Schaden, so tät er euch gut geraten. DRITTER KNAPPE Doch hasst sie uns; sieh nur, wie hämisch dort nach uns sie blickt! VIERTER KNAPPE Eine Heidin ist s, ein Zauberweib. GURNEMANZ Ja, eine Verwünschte mag sie sein. Hier lebt sie heut, vielleicht erneut, zu büssen Schuld aus früh rem Leben, die dorten ihr noch nicht vergeben. Übt sie nun Buss in solchen Taten, die uns Ritterschaft zum Heil geraten, gut tut sie dann und recht sicherlich, dienet uns – und hilft auch sich. DRITTER KNAPPE So ist s wohl auch jen ihre Schuld, die uns so manche Not gebracht? GURNEMANZ sich besinnend Ja, – wann oft lange sie uns ferne blieb, dann brach ein Unglück wohl herein. Und lang schon kenn ich sie; doch Titurel kennt sie noch länger. Der fand, als er die Burg dort baute, sie schlafend hier im Waldgestrüpp – erstarrt, leblos, wie tot. So fand ich selbst sie letztlich wieder, als uns das Unheil kaum geschehn, das jener Böse über den Bergen so schmählich über uns gebracht. zu Kundry He! Du! Hör mich und sag wo schweiftest damals du umher, als unser Herr den Speer verlor? Kundry schweigt düster Warum halfst du uns damals nicht? KUNDRY Ich helfe nie. VIERTER KNAPPE Sie sagt s da selbst. DRITTER KNAPPE Ist sie so treu, so kühn in Wehr, so sende sie nach dem verlor nen Speer! GURNEMANZ düster Das ist ein And res, jedem ist s verwehrt. – mit grosser Ergriffenheit Oh, wundenwundervoller, heiliger Speer! Dich sah ich schwingen von unheiligster Hand! in Erinnerung sich verlierend Mit ihm bewehrt, Amfortas, Allzukühner, wer mochte dir es wehren den Zaub rer zu beheeren? Schon nah dem Schloss – wird uns der Held entrückt ein furchtbar schönes Weib hat ihn entzückt; in seinen Armen liegt er trunken, der Speer – ist ihm entsunken. Ein Todesschrei! – Ich stürm herbei von dannen Klingsor lachend schwand den heil gen Speer hat er entwandt. Des Königs Flucht gab kämpfend ich Geleite; doch – eine Wunde brannt ihm in der Seite, die Wunde ist s, die nie sich schliessen will. – Der erste und zweite Knappe kommen vom See her zurück DRITTER KNAPPE zu Gurnemanz So kanntest du Klingsor? GURNEMANZ zu den zurückkommenden beiden Knappen Wie geht s dem König? ERSTER KNAPPE Ihn frischt das Bad. ZWEITER KNAPPE Dem Balsam wich das Weh. GURNEMANZ für sich Die Wunde ist s, die nie sich schliessen will! – Der dritte und der vierte Knappe hatten sich zuletzt schon zu Gurnemanz Füssen niedergesetzt; die beiden anderen gesellen sich jetzt in gleicher Weise zu ihnen unter dem grossen Baum DRITTER KNAPPE Doch, Väterchen, sag und lehr uns fein du kanntest Klingsor, – wie mag das sein? GURNEMANZ Titurel, der fromme Held, der kannt ihn wohl. Denn ihm, da wilder Feinde List und Macht des reinen Glaubens Reich bedrohten, ihm neigten sich, in heilig ernster Nacht, dereinst des Heilands selige Boten daraus er trank beim letzten Liebesmahle, das Weihgefäss, die heilig edle Schale, darein am Kreuz sein göttlich Blut auch floss, dazu den Lanzenspeer, der dies vergoss, – der Zeugengüter höchstes Wundergut, das gaben sie in unsres Königs Hut. Dem Heiltum baute er das Heiligtum. Die seinem Dienst ihr zugesindet auf Pfaden, die kein Sünder findet, – ihr wisst, dass nur dem Reinen vergönnt ist sich zu einen den Brüdern, die zu höchsten Rettungswerken des Grales Wunderkräfte stärken. – Drum blieb es dem, nach dem ihr fragt, verwehrt, Klingsorn – wie hart ihn Müh auch drob beschwert. Jenseits im Tale war er eingesiedelt; darüber hin liegt üpp ges Heidenland – unkund blieb mir, was dorten er gesündigt; doch wollt er büssen nun, ja – heilig werden. Ohnmächtig, in sich selbst die Sünde zu ertöten, an sich legt er die Frevlerhand, die nun, dem Grale zugewandt, verachtungsvoll des Hüter von sich stiess. Darob die Wut nun Klingsorn unterwies, wie seines schmähl chen Opfers Tat ihm gäb zu bösem Zauber Rat – den fand er nun. Die Wüste schuf er sich zum Wonnegarten; drin wachsen teuflisch holde Frauen, dort will des Grales Ritter er erwarten zu böser Lust und Höllengrauen wen er verlockt, hat er erworben, schon Viele hat er uns verdorben. – Da Titurel, in hohen Alters Mühen, dem Sohn die Herrschaft hier verliehen, Amfortas liess es da nicht ruhn der Zauberplag Einhalt zu tun. Das wisst ihr, wie es da sich fand der Speer ist nun in Klingsors Hand; kann er selbst Heilige mit ihm verwunden, den Gral auch wähnt er fest schon uns entwunden! Kundry hat sich, in wütender Unruhe, oft heftig umgewendet VIERTER KNAPPE Vor Allem nun, der Speer kehr uns zurück! DRITTER KNAPPE Ha! wer ihn brächt, ihm wär s zu Ruhm und Glück? GURNEMANZ nach einem Schweigen Vor dem verwaisten Heiligtum in brünst gem Beten lag Amfortas, ein Rettungszeichen bang erflehend – ein sel ger Schimmer da entfloss dem Grale; ein heilig Traumgesicht nun deutlich zu ihm spricht durch hell erschauter Wortezeichen Male »durch Mitleid wissend, der reine Tor, harre sein, den ich erkor!« DIE VIER KNAPPEN »Durch Mitleid wissend, der reine Tor –« Vom See her vernimmt man Geschrei und das Rufen der Ritter und Knappen. – Gurnemanz und die vier Knappen fahren auf und wenden sich erschreckt um RITTER UND KNAPPEN Weh! Weh! – Hoho! Auf! – Wer ist der Frevler? GURNEMANZ Was gibt s? Ein wilder Schwan flattert matten Fluges vom See daher die Knappen und Ritter folgen ihm nach auf die Szene VIERTER KNAPPE Dort! DRITTER KNAPPE Hier! ZWEITER KNAPPE Ein Schwan! VIERTER KNAPPE Ein wilder Schwan! ALLE RITTER UND KNAPPEN Er ist verwundet. Ha, wehe! Weh! GURNEMANZ Wer schoss den Schwan? Der Schwan sinkt, nach mühsamem Fluge, matt zu Boden; der zweite Ritter zieht ihm den Pfeil aus der Brust ERSTER RITTER Der König grüsste ihn als gutes Zeichen, als überm See kreiste der Schwan da flog ein Pfeil… KNAPPEN UND RITTER Parsifal hereinführend Der war s! Der schoss! auf Parsifals Bogen weisend Dies der Bogen! ZWEITER RITTER den Pfeil aufweisend Hier der Pfeil, dem seinen gleich. GURNEMANZ Bist du s, der diesen Schwan erlegte? PARSIFAL Gewiss! Im Fluge treff ich, was fliegt! GURNEMANZ Du tatest das? Und bangt es dich nicht vor der Tat? DIE KNAPPEN UND RITTER Strafe den Frevler! GURNEMANZ Unerhörtes Werk! – Du konntest morden, – hier, im heil gen Walde, des stiller Frieden dich umfing? Des Haines Tiere nahten dir nicht zahm? Grüssten dich freundlich und fromm? Aus den Zweigen was sangen die Vöglein dir? Was tat dir der treue Schwan? Sein Weibchen zu suchen flog der auf, mit ihm zu kreisen über dem See, den so er herrlich weihte zum Bad. – Dem stauntest du nicht?… Dich lockt es nur zu wild kindischem Bogengeschoss? Er war uns hold was ist er nun dir? Hier, – schau her! – hier trafst du ihn; – da starrt noch das Blut, matt hängen die Flügel; – das Schneegefieder dunkel befleckt? Gebrochen das Aug – siehst du den Blick? Parsifal hat Gurnemanz mit wachsender Ergriffenheit zugehört jetzt zerbricht er seinen Bogen und schleudert die Pfeile von sich Wirst deiner Sündentat du inne? Parsifal führt die Hand über die Augen Sag, Knab – erkennst du deine grosse Schuld? Wie konntest du sie begehn? PARSIFAL Ich wusste sie nicht. GURNEMANZ Wo bist du her? PARSIFAL Das weiss ich nicht. GURNEMANZ Wer ist dein Vater? PARSIFAL Das weiss ich nicht. GURNEMANZ Wer sandte dich dieses Weges? PARSIFAL Das weiss ich nicht. GURNEMANZ Dein Name denn? PARSIFAL Ich hatte viele, doch weiss ich ihrer keinen mehr. GURNEMANZ Das weisst du Alles nicht? für sich So dumm wie den erfand bisher ich Kundry nur! zu den Knappen, deren sich immer mehre versammelt haben Jetzt geht! Versäumt den König im Bade nicht! – Helft! – Die Knappen heben den toten Schwan ehrerbietig auf eine Bahre von frischen Zweigen, und entfernen sich mit ihm dann nach dem See zu. – Schliesslich bleiben Gurnemanz, Parsifal und – abseits – Kundry allein zurück GURNEMANZ wendet sich wieder zu Parsifal Nun sag nichts weisst du, was ich dich frage; jetzt meld, was du weisst; denn etwas musst du doch wissen. PARSIFAL Ich hab eine Mutter; Herzeleide sie heisst. Im Wald und auf wilder Aue waren wir heim. GURNEMANZ Wer gab dir den Bogen? PARSIFAL Den schuf ich mir selbst vom Forst die wilden Adler zu verscheuchen. GURNEMANZ Doch adelig scheinst du selbst und hochgeboren warum nicht liess deine Mutter bessere Waffen dich lehren? Parsifal schweigt KUNDRY welche während der Erzählung des Gurnemanz von Amfortas Schicksal oft in wütender Unruhe heftig sich umgewendet hatte, nun aber, immer in der Waldecke gelagert, den Blick scharf auf Parsifal gerichtet hat, ruft jetzt, da Parsifal schweigt, mit rauher Stimme daher Den Vaterlosen gebar die Mutter, als im Kampf erschlagen Gamuret; vor gleichem frühem Heldentod den Sohn zu wahren, waffenfremd in Öden erzog sie ihn zum Toren – die Törin! Sie lacht PARSIFAL der mit jäher Aufmerksamkeit zugehört Ja! Und einst am Waldessaume vorbei, auf schönen Tieren sitzend, kamen glänzende Männer; ihnen wollt ich gleichen sie lachten und jagten davon. Nun lief ich nach, doch konnte sie nicht erreichen. – Durch Wildnisse kam ich, bergauf, talab; oft ward es Nacht, dann wieder Tag mein Bogen musste mir frommen gegen Wild und grosse Männer… KUNDRY hat sich erhoben und ist zu den Männern getreten; eifrig Ja! Schächer und Riesen traf seine Kraft; den freislichen Knaben fürchten sie Alle. PARSIFAL verwundert Wer fürchtet mich? Sag! KUNDRY Die Bösen. PARSIFAL Die mich bedrohten, waren sie bös? Gurnemanz lacht Wer ist gut? GURNEMANZ wieder ernst Deine Mutter, – der du entlaufen, und die um dich sich nun härmt und grämt. KUNDRY Zu End ihr Gram seine Mutter ist tot. PARSIFAL in furchtbarem Schrecken Tot? Meine Mutter? – Wer sagt s? KUNDRY Ich ritt vorbei, und sah sie sterben – dich Toren hiess sie mich grüssen. Parsifal springt wütend auf Kundry zu und fasst sie bei der Kehle. – Gurnemanz hält ihn zurück GURNEMANZ Verrückter Knabe! Wieder Gewalt? Nachdem Gurnemanz Kundry befreit, steht Parsifal lange wie erstarrt Was tat dir das Weib? Es sagte wahr, denn nie lügt Kundry – doch sah sie viel. PARSIFAL gerät in ein heftiges Zittern Ich verschmachte!… Kundry ist sogleich, als sie Parsifals Zustand gewahrte, nach einem Waldquell geeilt, bringt jetzt Wasser in einem Horne, besprengt damit zunächst Parsifal, und reicht ihm dann zu trinken GURNEMANZ So recht! So nach des Grales Gnade das Böse bannt, wer s mit Gutem vergilt. KUNDRY düster Nie tu ich Gutes – Sie wendet sich traurig ab, und während Gurnemanz sich väterlich um Parsifal bemüht, schleppt sie sich, von Beiden unbeachtet, einem Waldgebüsche zu nur Ruhe will ich, nur Ruhe – ach! – der Müden. Schlafen! – Oh, dass mich keiner wecke! scheu auffahrend Nein! – Nicht schlafen! – Grausen fasst mich! Sie verfällt in heftiges Zittern; dann lässt sie die Arme matt sinken Machtlose Wehr! Die Zeit ist da. Schlafen – schlafen – ich muss! – Sie sinkt hinter dem Gebüsch zusammen und bleibt von jetzt an unbemerkt. – Vom See her gewahrt man Bewegung und endlich den im Hintergrunde sich heimwendenden Zug der Ritter und Knappen mit der Sänfte GURNEMANZ Vom Bade kehrt der König heim; hoch steht die Sonne nun lass zum frommen Mahle mich dich geleiten; denn bist du rein, wird nun der Gral dich tränken und speisen. Gurnemanz hat Parsifals Arm sich sanft um den Nacken gelegt, und dessen Leib mit seinem eigenen Arme umschlungen; so geleitet er ihn bei sehr allmählichem Schreiten. – Hier hat die unmerkliche Verwandelung der Bühne bereits begonnen PARSIFAL Wer ist der Gral? GURNEMANZ Das sagt sich nicht; doch, bist du selbst zu ihm erkoren, bleibt dir die Kunde unverloren. Und sieh! – Mich dünkt, dass ich dich recht erkannt kein Weg führt zu ihm durch das Land, und Niemand könnte ihn beschreiten, den er nicht selber möcht geleiten. PARSIFAL Ich schreite kaum, doch wähn ich mich schon weit. GURNEMANZ Du siehst, mein Sohn, zum Raum wird hier die Zeit. Allmählich, während Gurnemanz und Parsifal zu schreiten scheinen, hat sich die Szene bereits immer merklicher verwandelt; es verschwindet so der Wald, und in Felsenwänden öffnet sich ein Torweg, welcher die Beiden jetzt einschliesst GURNEMANZ Jetzt achte wohl, und lass mich sehn bist du ein Tor und rein, welch Wissen dir auch mag beschieden sein. – Durch aufsteigende gemauerte Gänge führend, hat die Szene sich vollständig verwandelt Gurnemanz und Parsifal treten jetzt in den mächtigen Saal der Gralsburg ein. – Szene Säulenhalle mit Kuppelgewölbe, den Speiseraum überdeckend. Auf beiden Seiten des Hintergrundes werden die Türen geöffnet von rechts schreiten die Ritter des Grales herein und reihen sich um die Speisetafeln DIE GRALSRITTER Zum letzten Liebesmahle. gerüstet Tag für Tag, Ein Zug von Knappen durchschreitet schnelleren Schrittes die Szene nach hinten zu gleich ob zum letzten Male es heut ihn letzen mag. Ein zweiter Zug von Knappen durchschreitet die Halle Wer guter Tat sich freut ihm sei das Mahl erneut der Labung darf er nahn, die hehrste Gab empfahn. Die versammelten Ritter stellen sich an den Speisetafeln auf Stimmen der Jünglinge aus der mittleren Höhe der Kuppel vernehmbar Den sündigen Welten mit tausend Schmerzen wie einst sein Blut geflossen, dem Erlösungs-Helden sei nun mit freudigem Herzen mein Blut vergossen. Der Leib, den er zur Sühn uns bot, er leb in uns durch seinen Tod. KNABENSTIMMEN aus der äussersten Höhe der Kuppel Der Glaube lebt; die Taube schwebt, des Heilands holder Bote. Der für euch fliesst, des Weins geniesst, und nehmt vom Lebensbrode! Während des Gesanges wird von Knappen und dienenden Brüdern durch die entgegengesetzte Türe Amfortas auf einer Sänfte hereingetragen vor ihm schreiten die vier Knappen, welche den verhängten Schrein des Grales tragen. Dieser Zug begibt sich nach der Mitte des Hintergrundes, wo ein erhöhtes Ruhebett aufgerichtet steht, auf welches Amfortas von der Sänfte herab niedergelassen wird; hiervor steht ein länglicher Steintisch, auf welchen die Knaben den verhängten Gralsschrein hinstellen. – Nachdem alle ihre Stelle eingenommen und ein allgemeiner Stillstand eingetreten war, vernimmt man, vom tiefsten Hintergrunde her, aus einer gewölbten Nische hinter dem Ruhebette des Amfortas, die Stimme des alten Titurel wie aus einem Grabe heraufdringen TITUREL Mein Sohn Amfortas, bist du am Amt? langes Schweigen Soll ich den Gral heut noch erschaun und leben? langes Schweigen Muss ich sterben, vom Retter ungeleitet? AMFORTAS im Ausbruche qualvoller Verzweiflung sich halb aufrichtend Wehe! Wehe mir der Qual! Mein Vater, oh! noch einmal verrichte du das Amt! Lebe, leb – und lass mich sterben. TITUREL Im Grabe leb ich durch des Heilands Huld zu schwach doch bin ich, ihm zu dienen. Du büss im Dienste deine Schuld! Enthüllet den Gral! AMFORTAS gegen die Knaben sich erhebend Nein! Lasst ihn unenthüllt! – Oh! dass keiner, keiner diese Qual ermisst, die mir der Anblick weckt, der euch entzückt! Was ist die Wunde, ihrer Schmerzen Wut, gegen die Not, die Höllenpein, zu diesem Amt – verdammt zu sein! Wehvolles Erbe, dem ich verfallen, ich – einz ger Sünder unter Allen – des höchsten Heiligtums zu pflegen, auf Reine herabzuflehen seinen Segen! – Oh, Strafe! Strafe ohne Gleichen des, ach! – gekränkten Gnadenreichen! – Nach ihm, nach seinem Weihegrusse muss sehnlich mich s verlangen; aus tiefster Seele Heilesbusse zu ihm muss ich gelangen. Die Stunde naht – ein Lichtstrahl senkt sich auf das heilige Werk – die Hülle fällt. vor sich hinstarrend Des Weihgefässes göttlicher Gehalt erglüht mit leuchtender Gewalt; durchzückt von seligsten Genusses Schmerz, des heiligsten Blutes Quell fühl ich sich giessen in mein Herz des eig nen sündigen Blutes Gewell in wahnsinniger Flucht muss mir zurück dann fliessen, in die Welt der Sündensucht mit wilder Scheu sich ergiessen; von neuem sprengt es das Tor, daraus es nun strömt hervor, hier durch die Wunde, der Seinen gleich, geschlagen von desselben Speeres Streich, der dort dem Erlöser die Wunde stach, aus der, mit blutigen Tränen, der Göttliche weint ob der Menschheit Schmach in Mitleids heiligem Sehnen, und aus der nun mir, an heiligster Stelle, dem Pfleger göttlichster Güter, des Erlösungs-Balsams Hüter – das heisse Sündenblut entquillt, ewig erneut aus des Sehnens Quelle, das – ach! – keine Büssung je mir stillt! – Erbarmen! Erbarmen! Du Allerbarmer! Ach, Erbarmen! Nimm mir mein Erbe. schliesse die Wunde, dass heilig ich sterbe, rein dir gesunde! Er sinkt wie bewusstlos zurück KNABEN UND JÜNGLINGE aus der Höhe, unsichtbar »Durch Mitleid wissend, der reine Tor, harre sein, den ich erkor!« DIE RITTER leise So ward es dir verhiessen harre getrost, des Amtes walte heut! TITUREL Enthüllet den Gral! Amfortas erhebt sich langsam und mühevoll. Die Knaben nehmen die Decke vom goldenen Schreine, entnehmen ihm eine antike Kristallschale, von welcher sie ebenfalls eine Verhüllung hinwegnehmen, und setzen diese vor Amfortas hin STIMMEN AUS DER HÖHE Nehmet hin meinen Leib, nehmet hin mein Blut um unsrer Liebe Willen! Während Amfortas andachtvoll in stummem Gebete zu dem Kelche sich neigt, verbreitet sich eine immer dichtere Dämmerung über die Halle. – Eintritt vollster Dunkelheit KNABEN AUS DER HÖHE Nehmet hin mein Blut, nehmet hin meinen Leib, auf dass ihr mein gedenkt. Ein blendender Lichtstrahl dringt von oben auf die Kristallschale herab; diese erglüht sodann immer stärker in leuchtender Purpurfarbe, alles sanft bestrahlend. Amfortas, mit verklärter Miene, erhebt den »Gral« hoch und schwenkt ihn sanft nach allen Seiten, worauf er damit Brot und Wein segnet. Alles ist auf den Knien TITUREL Oh, heilige Wonne, wie hell grüsst uns heute der Herr! Amfortas setzt den »Gral« wieder nieder, welcher nun, während die tiefe Dämmerung wieder entweicht, immer mehr erblasst hierauf schliessen die Knaben das Gefäss wieder in den Schrein und bedecken diesen wie zuvor. – Die frühere Tageshelle tritt wieder ein. Die vier Knaben verteilen während des Folgenden aus den zwei Krügen und Körben Wein und Brot KNABENSTIMMEN aus der Höhe Wein und Brod des letzten Mahles wandelt einst der Herr des Grales durch des Mitleids Liebesmacht in das Blut, das er vergoss in den Leib, den dar er bracht. – Die vier Knaben, nachdem sie den Schrein verschlossen, nehmen nun die zwei Weinkrüge sowie die zwei Brodkörbe, welche Amfortas zuvor, durch das Schwenken des Grals-Kelches über sie, gesegnet hatte, von dem Altartische, verteilen das Brod an die Ritter und füllen die vor ihnen stehenden Becher mit Wein. Die Ritter lassen sich zum Mahle nieder, so auch Gurnemanz, welcher einen Platz neben sich leer hält und Parsifal durch ein Zeichen zur Teilnehmung am Mahle einlädt Parsifal bleibt aber starr und stumm, wie gänzlich entrückt, zur Seite stehen JÜNGLINGE aus der mittleren Höhe der Kuppel Blut und Leib der heil gen Gabe wandelt heut zu eurer Labe sel ger Tröstung Liebesgeist in den Wein, der euch nun floss, in das Brod, das heut ihr speist. DIE RITTER erste Hälfte Nehmet vom Brod, wandelt es kühn in Leibes Kraft und Stärke, treu bis zum Tod, fest jedem Müh n, zu wirken des Heilands Werke! zweite Hälfte Nehmet vom Wein, wandelt ihn neu zu Lebens feurigem Blute, froh im Verein, Brudergetreu zu kämpfen mit seligem Mute! ALLE RITTER Selig im Glauben! Selig in Liebe! Die Ritter haben sich erhoben und schreiten von beiden Seiten auf sich zu, um während des Folgenden sich feierlich zu umarmen JÜNGLINGE mittlere Höhe der Kuppel Selig in Liebe! KNABEN volle Höhe der Kuppel Selig im Glauben! Während des Mahles, an welchem er nicht teilnahm, ist Amfortas aus seiner begeisterungsvollen Erhebung allmählich wieder herabgesunken er neigt das Haupt und hält die Hand auf die Wunde. Die Knaben nähern sich ihm; ihre Bewegungen deuten auf das erneute Bluten der Wunde sie pflegen Amfortas, geleiten ihn wieder auf die Sänfte, und, während alle sich zum Aufbruch rüsten, tragen sie, in der Ordnung wie sie kamen, Amfortas und den heiligen Schrein wieder von dannen. Die Ritter ordnen sich ebenfalls wieder zum feierlichen Zuge und verlassen langsam den Saal. – Verminderte Tageshelle tritt ein. – Knappen ziehen wieder in schnellerem Schritte durch die Halle. – Die letzten Ritter und Knappen haben den Saal verlassen die Türen werden geschlossen. – Parsifal hatte bei dem vorangehenden stärksten Klagerufe des Amfortas eine heftige Bewegung nach dem Herzen gemacht, welches er krampfhaft eine Zeitlang gefasst hielt; jetzt steht er noch, wie erstarrt, regungslos da. – Gurnemanz tritt missmutig an Parsifal heran und rüttelt ihn am Arme GURNEMANZ Was stehst du noch da? Weisst du, was du sahst? Parsifal fasst sich krampfhaft am Herzen – und schüttelt dann ein wenig mit dem Haupte GURNEMANZ sehr ärgerlich Du bist doch eben nur ein Tor! Er öffnet eine schmale Seitentüre Dort hinaus, deinem Wege zu! Doch rät dir Gurnemanz lass du hier künftig die Schwäne in Ruh, und suche dir Gänser die Gans! Er stösst Parsifal hinaus und schlägt, mürrisch, hinter ihm die Türe stark zu. Während er dann de Rittern folgt, schliesst sich, auf dem letzten Takte mit der Fermate, der Vorhang EINE ALTSTIMME aus der Höhe »Durch Mitleid wissend, der reine Tor…« MITTLERE HÖHE Selig im Glauben! AUS DER HÖCHSTEN HÖHE Selig im Glauben! All rights reserved © Maria Fujioka Wagner,Richard/Parsifal+/II
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第2幕 (天井のない物見の塔の中の牢獄のような室内。塔に連なる城壁の端のほうに向かって石段が連なっている。舞台の床となっている城壁の張り出しから下にいくほど暗くなっていき、底のほうでは真っ暗闇である。魔術の道具と降霊術の装置がある。クリングゾルは、張り出しの脇のほうにいて、金属の鏡の前に腰をかけている) KLINGSOR 時はきた・・・ 俺の魔の城が、もうあのバカ者をおびき寄せたぞ。 あいつ子供っぽい歓声をあげて、近づいてくるな。 呪われて死の眠りに縛られた女・・・ あの女の痙攣を解く術を、俺は知っている。 さあ、やるぞ!仕事にかかるのだ! (舞台中央に向かって少し深く降りて行き、そこに置かれた発煙具に火をつけると、すぐに背景には青みがかった煙が立ち込める。彼は再び魔術道具の前に腰を下ろすと、神秘めかした身振りとともに、奈落に向けて呼びかける) 上がれ!上がれ!俺のほうへ! ご主人様が名無し女のお前を呼んでいるぞ、 太古の魔女よ、地獄の薔薇よ! ヘロディアスとも言ったな、あとは何だ? あそこではグンドリージャで、ここではクンドリーか! これへ!近う寄れ、クンドリー! ご主人様のお召しだぞ・・・上がって来い! (青みがかった光の中にクンドリーの姿が浮かび上がってくる。彼女は眠っているように見える。やがて彼女は目覚めつつある者のように身を動かし、ぞっとするような叫びを発する) KLINGSOR 目覚めたのか?おい! またも俺の呪文に 都合のよい時に、ひっかかってくれたな。 (クンドリーは、この上ない号泣から不安げなすすり泣きまで段階を付けながら、ずっと嘆き声を響かせ続ける) なあ、今度はどこをほっつき歩いてたんだ? くそっ!あそこの騎士仲間どもの所で、 まるで家畜のように扱われていたってわけか! 俺の所の方が余程ましだとは思わんか? お前は俺のために、ご主人様とやらをつかまえてくれた・・・ ははは!あの清らかな聖杯の守護者のことさ。 なのに、何がお前をもう一度駆り立てたのだ? KUNDRY (荒々しく、途切れ途切れに、まるで言葉を再び取り戻そうとするかのように) ああ・・・!ああ・・・! 深い夜・・・ 狂ってる・・・おお!・・・怒る・・ ああ!みじめ! 眠る・・・眠る・・・ 深く眠る・・・死ぬ・・・! KLINGSOR じゃあ、別の男がお前を起こしたのか?なあ? KUNDRY (前と同様に) そう・・・あたしにかけられた呪い。 おお・・・!あこがれるの・・・あこがれ・・・ KLINGSOR ははは・・・!あそこの騎士どもをかい? KUNDRY あそこで・・・あそこで・・・奉仕したの。 KLINGSOR そうかそうか、お前があいつらに 仕出かした悪事を償おうと言うんだな? だが、あいつらなどお前の役に立つものか。 俺が褒美を与えれば、 あいつらは皆、すぐ堕落するのさ。 どんな堅い奴でも、すぐ落ちてしまい、 お前の腕の中に転がり込んでくる。 みんな、お前のご主人から俺が奪い取った 槍にひれ伏してしまうのさ・・・ だが、今日は、最も危険な奴を倒さねばならん。 バカという盾が、そいつを守っているからだ。 KUNDRY あたし・・・したくないわ。ああ・・・ああ・・・! KLINGSOR. きっとしたいはずさ。せざるを得ないのだから。 KUNDRY あんたが・・・あたしを縛ることはできない。 KLINGSOR だが、お前をとらえているじゃないか。 KUNDRY あんたが・・・? KLINGSOR お前のご主人様がだ。 KUNDRY どんな力でさ? KLINGSOR なんだと!?俺にだけは、 お前の力も効かないからさ。 KUNDRY (甲高く笑いながら) ははは!あんたが純潔なの? KLINGSOR (激怒して) なんてことを訊くんだ?呪われの女! おそろしい苦しみだ! 俺が昔、聖者になろうと苦しんだことを 今でも悪魔が嘲笑うのか? おそろしい苦しみ・・・! 抑えがたい憧れの痛みと 物凄い欲望の地獄の衝動を 俺は抑えつけて、死んだように黙らせたのに、 お前ごとき悪魔の花嫁の姿を借りて 今になって大声で嘲り笑うのか? 言葉にせいぜい気をつけろよ! 嘲りや蔑みは、とっくに「あの男」が償ったのだ・・・ 聖性を身にまとったあの誇り高き男がな。 あの男は、かつて俺を追放しやがったが、 その信徒どもは俺の手中に落ち、 聖者たちの守護者は 救われることなく、俺を追い求めてやまない運命さ。 俺が思うには・・・もうすぐ 俺自らが聖杯を守護することになるのさ。 ははは! 勇者アンフォルタスはお前の気に入ったか? お前が喜ぶだろうと、一緒にさせてやったんだが。 KUNDRY ああ!みじめな!みじめ! あの男も弱かった・・・弱いわ・・・みんな・・・ あたしと、あたしにかけられた呪いに、 みんな、ひっかかってしまう。 ああ、永遠に続く眠り、 たった一つの救いを どうしたら、どうしたら、手に入れられるの? KLINGSOR そうさな!お前を解き放つのは、お前を拒む男さ。 これからやってくる若造で試してみるんだな・・・! KUNDRY あたし、したくないわ! KLINGSOR (急いで城壁の上に上がると) もう城によじ登ってきたぞ。 KUNDRY ああ!・・・悲しいわ!悲しい! なぜ目覚めてしまったの? しなきゃいけないの?しなきゃ? KLINGSOR (見下ろしながら) おお!あの若造、なんと美しい! KUNDRY ああ!ああ!・・・悲しい・・・! KLINGSOR (外に向けてホルンを一吹きする) おおい!城番たち!おおい!騎士たち! 勇者たちよ!出合え!敵が来たぞ! (外では騒音と武器の音が高まっていく) ははは!あいつら城壁に押し寄せていくぞ! 女達に丸め込まれていい気になった奴らが 自分達のきれいな小悪魔を守るために! そうだ!やっちまえ!やっちまえ! おやおや!あいつ、怖れる気配もないぞ、 勇者フェリスから武器を奪いやがった・・・ 今度は器用に振り回してやがる。 (クンドリーは気味悪く陶酔的に笑い始め、ついには痙攣的な悲しみの叫び声を発する) このグズどもに有り余っているのは、やる気だけか! こいつは腕に斬り付けられた・・・あいつには太腿かよ! あはは!みんな負けちまった。 (クンドリーの姿は消える) 全員退却というわけか。 (青みがかった光は消えてしまい、舞台の下の方は真っ暗になってしまうが、城壁の上には、逆に輝くような空の色が広がる)みんな手傷を負ってご帰還とはな。 もちろん俺は温かく許してやるとも! だってよ、 お前らのような騎士どもは、 互いに首を絞め合って殺し合えばいいのさ! おお!あの若造、何とも誇らしげに城壁に立ちやがって! バラ色ほっぺで微笑みながら、 子供みたいにびっくりして 誰もいない庭を眺めてやがる! (舞台背景の深い所に振り向いて) おい!クンドリー!おや?もう仕事にかかるのか? ははは!その魔術ならよく知ってるぞ、 お前を俺に奉仕させ、俺の同類にするいつもの魔術だ! (外の方へと向き直って) なあ・・・子供っぽいひよっ子よ・・・ 予言がお前に 何を命じたにせよ、 若すぎるし間抜けすぎるお前は 所詮、俺の手に落ちてきた。 お前の純潔を奪ってしまえば、 お前は、ずっと俺の手下だ! (クリングゾルの姿が塔と共に素早く沈んで行くと、それと同時に魔法の庭園がせり上がって来て舞台を埋め尽くす。熱帯植物とびっしり咲き誇る花々・・・それは舞台背後に向け、ギザギザの城壁を越えて見渡す限り続いているが、その横には(アラビア風の豪華な様式の)バルコニー付き城郭すら連なっている。パルジファルは城壁の上に立ち、驚いて庭園を見下ろしている。初めは庭園、続いては宮殿と、あらゆる方向から、もつれ合いながら数名の美しい少女たちが舞台に駆け込んで来て、やがてますます大挙して群れをなす。さっとかぶっただけの柔らかな色合いのヴェールを身にまとう彼女たちは、まるで今しがた眠りから目覚めたかのようである) 【少女たち】 (庭園からやって来る) あらしが駆け抜けたんだわ! 武器は?ひどい叫び声! 【少女たち】 (城から出て来て) 悪い奴はどこ? さあ仇討ちよ! 【数名の少女】 あたしの彼がケガしたわ。 【別の数名】 あたしの彼はどこ? 【別の数名】 起きたら一人ぼっち・・・ みんなどこに行っちゃったの? 【さらに別の数名】 あたしたちのいい人はどこ? いつも広間にいたのに! ああ!悲しい!おお、悲しい! 敵はどこなの? (彼女らはパルジファルに気付き、手で指さす) あんなとこに!あそこを見て! あたしのフェリス様の剣を 手に持ってるわ! わかった!あいつが城に攻めてきたのね。 お殿様のホルンの音が聞こえたもの。 あたしの勇者が馳せ参じ、 勇者たちは皆駆け付けたけれど、誰も あいつの武器にはかなわなかった。 あたしのいい人達をやっつけちゃったのね! あたしの遊び友達を討つなんて。 まだ血がしたたってるじゃない! あたしのいい人の敵だわ。 そこのあんた!そこのあんた! 何だって、あたし達にこんなひどい目を見させるの? こんちくしょう、あんたなんか呪われちゃえ! (パルジファルは庭園の下の方に跳び下りてくる。少女たちは突然のことに後ろに下がる) 【少女たち】 わっ!大胆ね!近づいてくるの? 何だって、あたし達のいい人やっつけたのよ? PARSIFAL (いぶかしさ一杯に立ち止まりながら) きれいなお嬢さん方、やっつけなくてよかったというのかい? おいらが可愛いあんた達に行く道をじゃましたのに。 【少女たち】 あたし達のところに来たかったの? あたし達に会ったことがあるとでも? PARSIFAL こんなきれいな子たちは、初めて見たさ。 美しいなんて言葉ぐらいで、お気に召すかな? 【少女たち】 じゃあ、あたし達をやっつけたりしないわね? PARSIFAL そんなこと、したくないさ。 【少女たち】 でもあたし達に いっぱい、おいたをしたわね・・・ いっぱい、ひどいおいたをしたわ。 遊び仲間をやっつけちゃうんだもん・・・ これから誰が一緒に遊んでくれるのよ? PARSIFAL おいらが遊んでやるよ。 (いぶかしげにしていた少女達は次第に元気を取り戻して来ていたが、今や楽しげな笑い声を爆発させる。パルジファルが上気した少女達の群れにどんどん近付いて行くと、第1グループと第1合唱隊の少女達は誰にも気取られずに花の生垣の向こうに身を隠し、花になるための化粧をする) 【少女たち】 やさしくしてくれるなら、遠くに行っちゃダメ! 叱ろうとしないなら、 お礼にいいことしてあげる。 あたしたち、お金のために遊ぶんじゃないのよ・・・ 恋の見返りを求めて遊ぶの。 あたしたちを慰めて下さろうというのなら その見返りを惜しんじゃいや! (第1グループと第1合唱隊の少女達は、次の台詞を歌いながら戻って来る。彼女らは花のコスチュームにすっぽりと身を包み、花そのものの姿として立ち現われ、パルジファルに身を押しつける) 【化粧してきた少女たち】 この坊やに近づかないで!あたしのなんだから! だめ!だめ!だめ!あたしのよ! 【もう一方の少女たち】 あら、いけないひとたちね!こっそりお化粧なんかして。 (戻って来た少女達がパルジファルに押し寄せると、第2グループと第2合唱隊の少女達は急いで舞台を離れ、同じようにお化粧に行く。次の台詞の間、戻って来た少女達は優美なお遊戯をするようにパルジファルの周囲をぐるぐる回り、彼のほっぺたやあごを柔らかに撫でさする) 【少女たち】 おいで!おいで! かわいい坊や、 あたしの花をあなたのために咲かせて! あなたが癒され歓ぶように 恋するあたしは骨折るの。 (第2グループと第2合唱隊が同様に化粧して戻ってきて、遊びの仲間入りをする) PARSIFAL (落ち着きながらも快活に少女達の真ん中で) なんて素敵な香りなんだ! あんたたち、ほんとに花なのかい? 【少女たち】 (数名ずつだが、すぐに人数を増やして一斉に) お庭の飾りよ・・・ 香りの精なの! 春にお殿様に摘み取られたの。 夏の日差しで すくすく育ち あなたのために歓びのつぼみを開いたの。 だから、あたしたちにやさしくしてね、 お花の見返りを惜しんじゃいや! 恋も愛も許されないんなら、 あたしたち萎れて死んじゃうんだから。 【第2グループの1番目の少女】 あなたの胸に受け止めて! 【第1グループの1番目の少女】 あなたのおでこで冷ましてよ! 【第1グループの2番目の少女】 あなたのほっぺに触らせて! 【第2グループの2番目の少女】 あなたのお口にキスさせて! 【第1グループの1番目の少女】 だめよ!あたしよ!一番きれいなのは。 【第1グループの2番目の少女】 だめよ!一番きれいなのはあたし! 【第1グループの1番目と3番目の少女と 第2グループの2番目の少女】 あたしなんか、もっときれいよ! 【第2グループの1番目の少女】 だめよ!あたしのほうがずっといい香り。 【両合唱隊】 だめよ!あたし!そうよ、あたし! PARSIFAL (少女達が優美に押し寄せてくるのをそっと拒みながら) やんちゃな可愛いお花さんよ! 一緒に遊びたいのなら、この窮屈な所から抜け出させてくれ! 【第2グループの1番目の少女】 なんでガミガミ言うの? PARSIFAL おまえたちがケンカするからさ。 【第1グループの1番目の少女と 第2グループの2番目の少女】 あなたのためにケンカしてるのよ。 PARSIFAL やめてくれよ! 【第1グループの2番目の少女】 諦めることね・・・この人、あたしを欲しがってるんだから。 【第1グループの3番目の少女】 あたしのほうよ! 【第2グループの2番目の少女】 だめよ、欲しがってるのはあたしのほうよ! 【第2グループの1番目の少女】 (パルジファルに) あたしのことは嫌いなの? 【第1グループの1番目の少女】 あたしを追い払っちゃうの? 【第1合唱隊】 女の子には興味がないの? 【第2グループと第2合唱隊】 それとも勇気がないのかしら? 【第1・第2グループの1番目の少女】 あなたってひどい人ね!内気で冷たいわ! 【第1グループの1番目の少女】 花なら、蝶から愛されていればよいとでも? 【第1合唱隊】 さあ、おバカさんから離れましょう! 【第1グループ】 あきらめちゃうしかないのね。 【第2合唱隊】 だって、あたし達のための人だもの! 【両グループと両合唱隊】 いやよ、あたし達!だめよ、あたしのもの! あたしもよ!・・・だめよ、あたし達のもの! PARSIFAL (ほとんど怒り出しそうに少女達をおどしつけて) よせって!お前らなんかにつかまるものか! (彼は逃れようとするが、花に覆われた生垣の方から クンドリーの声を耳にすると、狼狽のあまり凍った ように立ち止まる) KUNDRY パルジファル!・・・行かないで! PARSIFAL パルジファルだって・・・? そんな風に昔お母さんが夢でおいらを呼んだぞ。 (少女達はクンドリーの声を聞くとびっくりして、早くもパルジファルから遠ざかってしまっている) KUNDRY (おもむろに姿を現わしながら) ここにいなさい・・・パルジファル! 歓びと幸せが、ともどもにあなたをお出迎えするでしょう。 可愛い小娘さん、この方のお相手はよすのよ、 すぐに萎れてしまうお花さん達・・・ この方はあなた達のお遊びの相手ではなくってよ。 お家に帰って勇士たちの手当てをしてあげなさい、 みんなさみしくあなた方を待ってるでしょうから・・・。 (少女達は、ためらいながら渋々と、パルジファルから離れ、城へと引き下がって行く) 【少女たち全員】 あなたを手放すなんて、あなたを避けるなんて、 おお、悲しい!胸が痛くて悲しいの! あたしたち、どんな男とだって喜んで別れるわ、 あなたと二人っきりでいられるのなら! さようなら!元気でね! ねっ、可愛いひと!エラそうなひと! でも・・・おバカさん! (最後の言葉とともに、少女達は笑い転げながら城の中に消えていく) PARSIFAL これってみんな・・・おいらの夢なのかなあ? (パルジファルは、おずおずと声の聞こえてきたほうへと振り向く。すると花に覆われた生垣の隙間を通して、この上なく美しい若々しい一人の女性が姿を見せる・・・それは、先ほどとは全く異なった姿をし、花を敷いた寝床の上で、アラビア様式ともいえるほど幻想的で妖しい衣装のみを薄く羽織っているクンドリーの姿である) PARSIFAL (なおも遠くに突っ立ったまま) 名無しのおいらを呼び止めたのはあんたかい? KUNDRY あたし、あなたをこう呼んだのよ、 愚かで清い人『ファル・パルジ』・・・、 つまり、清らかな愚か者『パルジファル』と。 アラビアの地でこの世に別れを告げた時、 わが子をそう呼んだのは、あなたの父親のガムレットでした。 母の胎内に包まれたその子に、お父さんは死にながら、 その名前で呼びかけたのです。 あたしがここで待っていたのはそれを知らせるため。 あなただって、それを知りたくて、ここに来たんじゃないの? PARSIFAL 見たことがない…夢にすら…。今ここでおいらが見て、 おいらの心を不安で満たすことは。 もしかして、あんたも、この花園から咲いた花なのかい? KUNDRY いいえ、パルジファル、愚かで清い人! 遠い、遠いところ・・・そこがあたしの故郷。 あなたに見つけてもらうため、ここにいただけ。 遠い所から来たあたしは色々なことをそこで見た。 お母さんの胸に抱かれた子供も見たわ。 その子の初めての笑い声は、まだ耳にこびりついている。 心に悩みを抱えていたけれど、それでも心悩める女(ヘルツェライデ)はにっこり笑ったわ・・・ お母さんの目を楽しませてくれる赤ちゃんが、 心の痛みなど知らぬげに、はしゃいだのだもの! 柔らかな苔の上に寝かせて、 やさしく撫でさすりながら、母はその子を眠りにつかせた。 心配に胸を痛めつつ、お母さんの愛情は その子のまどろみを見守っていた。 朝が来て、その子を目覚めさせたのだって、 お母さんの熱い涙の滴だったのよ。 お母さんは泣いてばかりいたわ。お父さんの愛と死を想って、 胸の痛みでいっぱいになっていたから。 だから、同じ危険からあなたを遠ざけることが 彼女の最大の使命となってしまった。 武器から遠ざけ、男どもの戦争と怒りから遠ざけ、 あなたを静かな所に隠して護ろうとした。 お母さんは心配でいっぱい、ああ、不安のかたまり。 外界の知らせがあなたに来ないようにしていたの。 もしかしてまだ耳に聞こえてくるんじゃない? あなたが遠くに出かけて遅くなった時のお母さんの泣き声が。 ねえ!あの時のお母さんの嬉しそうな笑い声! あなたを探しながら駆け寄ってきて、 狂ったようにあなたに腕を巻きつけたでしょ・・・ あなた、口づけされすぎて、かえって怖くなったんじゃない? でも、あなたには聞こえなかったのね・・・。 そんなお母さんの悲しみは・・・嵐のような苦しみは。 もうあなたは二度と戻らず、 あなたの足跡すら消えてしまった。 お母さんは、夜も昼もなく待ち続けたけど・・・ ついには嘆きの声さえ嗄れ果て、 哀しみに苦しみすら吸い取られて、 静かに死ぬことを求めるようになったの。 悩みが彼女の心を粉々にしてしまい、 心悩める女(ヘルツェライデ)は死んだのよ・・・。 PARSIFAL (どんどん真顔になっていったが、ついには激しく取り乱し、苦痛に打ちのめされながら、クンドリーの足もとに身を投げ出す)悲しい!悲しい!おいら何をした?どこにいた? お母さん!大好きな、やさしいお母さん! あなたを殺したのは、あなたの息子、おいらだ! ああ、このバカ!ぼんくらで、ふらふらしてるバカ! どこをほっつき歩いてたんだ?あのひとを忘れて・・・ あなたを・・・あなたを忘れてしまって。 誰よりも大切な、いとしいお母さん! KUNDRY お母さんの苦しみがあなたにはまだわからない・・・ だから慰めの甘美さも、あなたの心を 癒すことがない・・・たとえそうだとしても、 あなたを悔やませる悲しみは、 あの苦しい思いは、愛があなたに 与えてくれる慰めの中で癒すことができるわ。 PARSIFAL (ますます深く物想いに沈みながら) お母さん・・・お母さん・・・よくも忘れちまったもんだ! ああ!おいら他のこともみんな忘れちまったのか? 一体まだ何を覚えてるっていうんだ? おいらの中にあるのは、ぼんやりした愚かさだけ! KUNDRY (相変わらず横になったままパルジファルの頭上に屈み込むと、やわらかに額をつかみ、馴れ馴れしく、うなじに腕を巻きつけながら) 告白・・・ それは罪を悔恨に終わらせる。 認識・・・ それは愚かさを正気に返す。 愛を学び取るのよ・・・ ガムレットを包み込んだあの愛を。 ヘルツェライデが燃える思いで 黒焦げにするほどガムレットに注ぎ込んだ愛を。 あなたの体といい、命といい、 みんな、あの日、愛が与えたのよ・・・ だからその前では、死も愚かさも退散する・・・ 愛が今日この日 あなたに与える贈り物・・・ それはお母さんの祝福の最後の挨拶・・・ 愛の最初の口づけよ。 (クンドリーは頭を真っ向からパルジファルの顔に傾け、唇を彼の口に合わせ、長い口づけをする) PARSIFAL (いきなり、この上ない驚きの身振りを見せて飛び起きると、パルジファルの物腰は恐ろしいまでの変化を見せ始める。彼は、両手を荒々しく心臓に突き立てるが、それはあたかも心を引き裂く苦しみに打ち勝とうとするかのようである) アンフォルタス・・・! あの傷!・・・あの傷・・・! あの傷が、ぼくの心で燃えている・・・!(*1) ああ・・・!泣いている!泣いている! おそろしいばかりに泣いている! ぼくの心の奥底から叫び立ててるんだ。 ああ・・・!ああ・・・! 哀れな方! 悲しみに満ちた方! 傷口から、血が流れ出るのをぼくは見た・・・ その血は、いまぼくの中に流れてる・・・! ここに・・・ここに! ちがう!ちがうぞ!傷口からなんかじゃない。 血なんぞ、どくどくと流れ出てしまうがいい! ここだ!この心の中に、燃えさかっているのだ! このあこがれ、恐ろしいほどのあこがれは、 ぼくの理性をつかまえ、ふみにじっている! ああ!・・・愛という苦悩! 全てが慄き、震え、痙攣する・・・ 罪深い欲求のうちに! (クンドリーが驚きと不審のうちにパルジファルを見つめていると、パルジファルは完全な忘我に陥り、ぞっとするほど静かな声で) 瞳はくぐもったまま聖杯を見つめる・・・ 聖なる血が燃え立つ・・・ 救いの歓びが、神聖な柔らかさのうちに、 あまねく全ての魂に響き渡っていく。 でもここだけ・・・この心の中では苦悩は去ろうとしない。 救世主の嘆きを、ぼくは聞いた、 泣いている、おお、泣いているのだ、 汚された聖なるものに向かって・・・、 『助けてくれ、救い出してくれ、 罪にまみれた者どもの手から!』 神様の泣き声が、おそろしい大声で、 ぼくの心にそう呼びかけたのだ。 だが、ぼくは、愚かで卑怯なぼくは・・・ 子供じみた粗野な行いに逃げ込んでいた・・・! (絶望して跪く) 救い主よ!救世主よ!癒しの主よ! このような罪を、罪びとのぼくが償えるでしょうか?(*2) KUNDRY (彼女の驚きは情熱的な賛美へと移りゆき、恥ずかしげにパルジファルに近寄ろうとする) 誉れ高き勇者よ!何も思いわずらうことはないわ! 目を上げて、癒しの女をやさしく受け入れて! PARSIFAL (相変わらず腰を曲げた姿勢のままクンドリーをじっと見上げると、クンドリーは彼の上に身を屈め、愛撫するように体を動かし、パルジファルは、その様子を続く言葉のうちに描写する) そうか!この声、こうあの方にも呼びかけたんだ、 この眼差し、ぼくにははっきりわかる・・・ この眼差しもあの方の心を乱して笑いかけたんだ、 唇は、ああ、きっと目の前でぷるぷる震えてたんだ。 うなじはしなだれかかり、 頭は、挑発するように持ち上げられ、 巻き毛が、笑顔とともにひらひらし、 かいなが、男の首に巻きつけられる。 やわらかなほっぺたが、ウフンと甘えると、 痛ましい業苦と結託している あの口が、こころの救いをすべて 吸い取りつくしたのだ・・・! ああ・・・この口づけ・・・! 堕落させるひと!ぼくから離れてくれ! 二度と、二度と、僕の前に現れないでくれ! (パルジファルは次第に身をもたげてきていたが、ここでクンドリーを突き放す) KUNDRY (この上なく情熱的に) なんてひどい人! あなたの心の中に 他人の苦しみだけしか感じないと言うのなら、 あたしの苦しみぐらい感じていいじゃない! あなたが救い主だと言うのなら、 いやな人!何が、あなたとあたしを 一体にするあたしの救いを邪魔するの? 永劫の昔から、あたしはあなたを待っていた・・・ 救世主を!・・・ああ・・・でも遅すぎるわ! だって、あたし、その救世主を思いっ切り罵ったのよ! ああ! あなたにわかるかしら?この呪いが! 眠ろうが起きようが、 死のうが生きようが、 痛もうが笑おうが、 新しい苦悩に送り返され、 終わりなく臨在して、あたしを苦しませる! そう、あたしは見たのよ、あのお方を・・・ そして・・・笑っちゃったの・・・! 途端に、あたしに突き刺さった・・・あの眼差しが! いま私は世界じゅうを探し回っている・・・ もう一度その眼差しを見つけるために。 あの、この上ない危機に瀕したとき、 その眼は、もうそこまで来たように思った・・・ あの眼差しは、もうあたしの目の前にあったの・・・ でも呪わしい笑いが、また甦ってきたと思うと、 腕に転がり込んできたのは、一人の罪びと・・・! もう笑っちゃうの、笑っちゃうの、 なのに泣くことはできない、 ただ叫び、怒り、 暴れ、猛り狂うだけ。 絶えず新たに繰り返される狂気の夜の中から、 あたしは罪を償って目覚めることなどできやしない。 あたしが死ぬほど恋焦がれ待っているあの方、 あたしが見出した方、でも、みじめに嘲り笑われた方、 あたしをその方の胸の中で泣かせてほしいの、 ただひと時だけでも、あなたと一つにならせて! 神様と世界は、あたしを追い払うだろうけど、 あなたといれば、あたしの罪は雪がれ救われるの! PARSIFAL 永遠に ぼくとあなたは呪われるでしょう! たとえひと時だろうが 使命を忘れて、ぼくが あなたの腕に抱かれたりすれば! ぼくは、あなたにも幸せをもたらすために、ここに来たのです、あなたが、あのあこがれに目を背けられれば。 あなたの苦悩を終わらせる癒し・・・ それを与えるのは、苦悩が流れ出てくる泉じゃない。 あの泉が、あなたの中で閉じられるまでは、 あなたに幸せは決して与えられない。 そうではない。そうではないのです。ああ・・・! みんなが泣きながら、それに焦がれているのをぼくは見た。 彼方にいる兄弟たちが、おそろしい危険を冒して 我が身に苦行を課し、禁欲を課すのを見たのです。 でも澄んだ目で見極められる者がいるでしょうか? 唯一の幸せがそこから湧き出す「正しい泉」を。 ああ、みじめだ!あらゆる救いが消えてしまう! ああ、狂気に包まれた世界の暗黒の夜だ・・・ 無上の幸せを熱く求めつつ 呪いの泉ばかり恋焦がれてやまないなんて! KUNDRY (荒々しい陶酔に浸って) だとすれば、あたしの口づけこそ、あなたを あまねく世界を見晴るかす存在にしたわけね? あたしが、たっぷりと愛を込めて抱擁すれば あなたは神性すら手に入れることでしょう。 この世を救うのが、あなたの務め。 抱擁のひと時は、あなたを神に作り上げるけれど、 それと引き換えに、あたしには永遠の罰をください! あたしの傷を絶対に癒したりしないで! PARSIFAL 神を穢す人よ、ぼくはあなたにも救いを与えます。 KUNDRY 神のごときあなたを愛させてください、 あたしを一緒に救ってくださるというのなら。 PARSIFAL 愛と救いはあなたに与えられます。 あなたがぼくに アンフォルタスへの道筋を示してくれるなら。 KUNDRY (怒りを爆発させて) いやよ・・・!自分で探すがいい! 堕落した男は、そのまま堕ちていけばいいのよ・・・ 忌わしい奴、 恥ずべき欲情に駆られた奴、あたし、あいつを 嘲り笑ったわ、笑ったわ、笑ったわ、ハハハ! だって、自分の槍に傷ついたんじゃない! PARSIFAL 聖なる武器であの人を傷つけ得たのは誰です? KUNDRY あのお方よ・・・あのお方よ・・・ 昔あたしの笑いに罰を与えたあのお方・・・ あのお方の呪いが・・・ああ、あたしに力をくれるの、 あなたにだって、この武器を取って来るわよ、 もしも、あの罪びとに、あなたが共に苦しむ名誉を 与えるなら!ああ・・・狂ってるわ! (祈るように) 一緒に苦しんで!あたしと一緒に苦しんで! ただひと時を、あたしに! ただひと時を、あなたに・・・。 そうすれば、その道筋は あなたに開かれる! (パルジファルを抱きしめようとする。彼は激しく突き放す) PARSIFAL 行ってください、忌わしいひと! KUNDRY (怒りに荒れ狂いつつ立ち上がり、舞台後方に向けて呼びかける) 手を貸して!加勢して!こっちよ! 生意気な男を足止めするの!こっちよ! 道をふさいで! 小道もふさぐのよ! お前がここから立ち去って、 この世のありとあらゆる道を見つけたとしても、 お前が探し求める道、 その道だけは、見つからないようにしてやる。 お前をあたしから掻っさらっていく 道という道に、 あたしはこれから呪いをかける! 迷うがいい!迷え! あたしが味わい尽くした「迷い」を、 お前の道連れにしてやる! (クリングゾルが城壁の上に姿を見せ、パルジファルに向けて槍をしごく) KLINGSOR 止まれ!由緒正しい武器でお前を呪縛してやる! 師匠の槍よ、弟子の愚か者に突き刺さるがいい! (パルジファルに向けて槍を投げると、槍は彼の頭上に浮かんだまま止まってしまう。パルジファルは手に槍をつかむと、頭上に槍をかかげる) PARSIFAL お前の魔力を追い払う呪文を唱えるぞ。 槍よ、傷をふさぐがいい、 お前がこの槍で付けた傷を・・・ そして、この城の偽りの栄華を 悲しみの廃墟へと突き落とせ! (十字のしるしを作りながら槍を振るうと、まるで地震にあったように城は崩れ落ちていく。庭園はまたたく間に、さみしく枯れ果ててしまい、萎れた花々が地面に撒き散らされる。クンドリーは絶叫しながらその場に崩れ落ちる。パルジファルは急いで立ち去ろうとするが、一瞬だけ立ち止まる) PARSIFAL (瓦礫と化した壁の高いところから、クンドリーを振り返る) あなたはわかっているはず・・・ どこで、ぼくにもう一度出会えるかを! (パルジファルは走り去る。クンドリーは少しだけ身をもたげ、彼の背中を見送る) ZWEITER AUFZUG Im inneren Verliesse eines nach oben offenen Turmes; Steinstufen führen nach dem Zinnenrande der Turmmauer; Finsternis in der Tiefe, nach welcher es von dem Mauervorsprunge, den der Boden darstellt, hinabführt. Zauberwerkzeuge und nekromantische Vorrichtungen. – Klingsor auf dem Mauervorsprunge zur Seite, vor einem Metallspiegel sitzend KLINGSOR Die Zeit ist da. – Schon lockt mein Zauberschloss den Toren, den kindisch jauchzend fern ich nahen seh – Im Todesschlafe hält der Fluch sie fest, der ich den Krampf zu lösen weiss. Auf denn! Ans Werk! Er steigt, der Mitte zu, etwas tiefer hinab, und entzündet dort Räucherwerk, welches alsbald den Hintergrund mit einem bläulichen Dampfe erfüllt. – Dann setzt er sich wieder vor die Zauberwerkzeuge und ruft, mit geheimnisvollen Gebärden, nach dem Abgrunde Herauf! Herauf! Zu mir! Dein Meister ruft dich Namenlose, Urteufelin, Höllenrose! Herodias warst du, und was noch? Gundryggia dort, Kundry hier! Hieher! Hieher denn, Kundry! Dein Meister ruft herauf! In dem bläulichen Lichte steigt Kundry's Gestalt herauf. Sie scheint schlafend. – Dann macht sie die Bewegung einer Erwachenden und stösst einen grässlichen Schrei aus KLINGSOR Erwachst du? Ha! Meinem Banne wieder verfielst du heut zur rechten Zeit. Kundry lässt ein Klagegeheul, von grösster Heftigkeit bis zu bangem Wimmern sich abstufend, vernehmen Sag, wo triebst du dich wieder umher? Pfui! Dort, bei dem Rittergesipp, wo wie ein Vieh du dich halter lässt! Gefällt's dir bei mir nicht besser? Als ihren Meister du mir gefangen – haha! – den reinen Hüter des Grales, was jagte dich da wieder fort? KUNDRY rauh und abgebrochen, wie im Versuche, wieder Sprache zu gewinnen Ach –! Ach –! Tiefe Nacht … Wahnsinn … Oh! – Wut… Ach! Jammer! Schlaf … Schlaf … tiefer Schlaf … Tod …! KLINGSOR Da weckte dich ein Andrer? He? KUNDRY wie zuvor Ja … mein Fluch. Oh …! Sehnen … Sehnen … KLINGSOR Haha! – dort nach den keuschen Rittern? KUNDRY Da … da … dient ich. KLINGSOR Ja ja, den Schaden zu vergüten, den du ihnen böslich gebracht? – Sie helfen dir nicht; feil sind sie Alle, biet ich den rechten Preis der festeste fällt, sinkt er dir in die Arme, – und so verfällt er dem Speer, den ihrem Meister selbst ich entwandt. – Den gefährlichsten gilt's nun heut zu bestehn ihn schirmt der Torheit Schild. KUNDRY Ich – will nicht. – Oh – Oh! – KLINGSOR. Wohl willst du, denn du musst. KUNDRY Du … kannst mich nicht halten. KLINGSOR Aber dich fassen. KUNDRY Du? … KLINGSOR Dein Meister. KUNDRY Aus welcher Macht? KLINGSOR Ha! – weil einzig an mir deine Macht nichts vermag. KUNDRY grell lachend Haha! Bist du keusch? KLINGSOR wütend Was frägst du das? Verfluchtes Weib! Furchtbare Not! So lacht nun der Teufel mein, dass einst ich nach dem Heiligen rang? Furchtbare Not! – Ungebändigten Sehnens Pein, schrecklichster Triebe Höllendrang, den ich zum Todesschweigen mir zwang, lacht und höhnt er nun laut durch dich, des Teufels Braut? Hüte dich! Hohn und Verachtung büsste schon Einer – der Stolze, stark in Heiligkeit, der einst mich von sich stiess sein Stamm verfiel mir, unerlöst soll der Heiligen Hüter mir schmachten, und bald – so wähn ich – hüt ich mir selbst den Gral. Haha! Gefiel er dir wohl, Amfortas, der Held – den ich zur Wonne dir gesellt? KUNDRY Oh! Jammer! Jammer! – Schwach auch Er – schwach – Alle, … meinem Fluche mit mir Alle verfallen! – Oh, ewiger Schlaf, einziges Heil, wie – wie – dich gewinnen? KLINGSOR Ha! Wer dir trotzte, löste dich frei; versuch's mit dem Knaben, der naht! – KUNDRY Ich will nicht! KLINGSOR steigt hastig auf die Turmmauer Jetzt schon erklimmt er die Burg. KUNDRY Oh! – Wehe! Wehe! Erwachte ich darum? Muss ich? Muss …? KLINGSOR hinabblickend Ha! Er ist schön, der Knabe! KUNDRY Oh –! Oh –! Wehe mir! – KLINGSOR stösst, nach aussen gewandt, in ein Horn Ho! Ihr Wächter! Ho! Ritter! Helden! Auf! Feinde nah! Aussen wachsendes Getöse und Waffengeräusch Ha! Wie zur Mauer sie stürmen, die betörten Eigenholde, zum Schutz ihres schönen Geteufels! So! Mutig! Mutig! Haha! Der fürchtet sich nicht dem Helden Ferris entwand er die Waffe, – die führt er nun freislich wider den Schwarm. Kundry gerät in unheimliches ekstatisches Lachen bis zu krampfhaftem Wehgeschrei Wie übel den Tölpeln der Eifer gedeiht! Dem schlug er den Arm, – jenem den Schenkel! Haha! Sie weichen. Kundry verschwindet Sie fliehen. Das bläuliche Licht ist erloschen, volle Finsternis in der Tiefe, wogegen glänzende Himmelsbläue über der Mauer Seine Wunde trägt jeder nach heim. Wie das ich euch gönne! Möge denn so das ganze Rittergezücht unter sich selber sich würgen! Ha! Wie stolz er nun steht auf der Zinne! Wie lachen ihm die Rosen der Wangen, da kindisch erstaunt in den einsamen Garten er blickt! er wendet sich nach der Tiefe des Hintergrundes um He! Kundry! … Wie? Schon am Werk? Haha! Den Zauber wusst ich wohl, der immer dich wieder zum Dienst mir gesellt! sich wieder nach aussen wendend Du da, – kindischer Spross, – was auch Weissagung dich wies, zu jung und dumm fielst du in meine Gewalt die Reinheit dir entrissen, bleibst mir du zugewiesen! Er versinkt schnell mit dem ganzen Turme; zugleich steigt der Zaubergarten auf und erfüllt die Bühne gänzlich. Tropische Vegetation, üppigste Blumenpracht; nach dem Hintergrunde zu Abgrenzung durch die Zinne der Burgmauer, an welche sich seitwärts Vorsprünge des Schlossbaues selbst (arabischen reichen Stiles) mit Terrassen anschliessen. – Auf der Mauer steht Parsifal, staunend in den Garten hinabblickend. – Von allen Seiten her, zuerst aus dem Garten, dann aus dem Palaste, stürzen, wirr durch einander, einzeln, dann zugleich – immer mehre, schöne Mädchen herein; sie sind mit flüchtig übergeworfenen, zartfarbigen Schleiern verhüllt, wie soeben aus dem Schlafe aufgeschreckt MÄDCHEN vom Garten kommend Hier war das Tosen! Waffen? Wilde Rufe! MÄDCHEN vom Schlosse heraus Wo ist der Frevler? Auf zur Rache! EINZELNE Mein Geliebter verwundert. ANDERE Wo find ich den meinen? ANDERE Ich erwachte alleine – wohin entflohn sie? IMMER ANDERE Wo sind unsre Liebsten? Wir sahn sie im Saale! Oh! Weh! Ach Wehe! Wer ist der Feind? Sie gewahren Parsifal und zeigen auf ihn Da steht er! Seht ihn dort! Meines Ferris Schwert in seiner Hand! Ich sah's! Der stürmte die Burg. Ich hörte des Meisters Horn. Mein Held lief herzu, sie Alle kamen, doch Jeden empfing seine Wehr. Der schlug mir den Liebsten! Mir traf er den Freund. Noch blutet die Waffe! Meines Liebsten Feind. Du dort! Du dort! Was schufst du uns solche Not? Verwünscht, verwünscht sollst du sein! Parsifal springt etwas tiefer in den Garten herab. Die Mädchen weichen jäh zurück DIE MÄDCHEN Ha! Kühner! Wagst du zu nahen? Was schlugst du unsre Geliebten? PARSIFAL voll Verwunderung anhaltend Ihr schönen Kinder, musst ich sie nicht schlagen? Zu euch, ihr Holden, ja wehrten sie mir den Weg. MÄDCHEN Zu uns wolltest du? Sahst du uns schon? PARSIFAL Noch nie sah ich solch zieres Geschlecht nenn ich euch schön, dünkt euch das recht? DIE MÄDCHEN So willst du uns wohl nicht schlagen? PARSIFAL Das möcht ich nicht. MÄDCHEN Doch Schaden schufst du uns so vielen, – Grossen und vielen! du schlugest unsre Gespielen wer spielt nun mit uns? PARSIFAL Das tu ich gern. Die Mädchen, von Verwunderung in Heiterkeit übergegangen, brechen jetzt in ein lustiges Gelächter aus. – Während Parsifal immer näher zu den aufgeregten Gruppen tritt, entweichen unmerklich die Mädchen der ersten Gruppe und des ersten Chores hinter die Blumenhäge, um ihren Blumenschmuck zu vollenden MÄDCHEN. Bist du uns hold, so bleib nicht fern von uns! Und willst du uns nicht schelten, wir werden dir's entgelten wir spielen nicht um Gold, – wir spielen um Minnes Sold. Willst auf Trost du uns sinnen, sollst den du uns abgewinnen! Die Mädchen der ersten Gruppe und des ersten Chores kommen mit dem Folgenden, ganz in Blumengewändern, selbst Blumen erscheinend, zurück und stürzen sich sofort auf Parsifal DIE GESCHMÜCKTEN MÄDCHEN Lasset den Knaben! Er gehöret mir! Nein! Nein! Nein! Mir! DIE ANDERN MÄDCHEN Hai Die Falschen! – Sie schmückten heimlich sich. Während die Zurückgekommenen sich an Parsifal herandrängen, verlassen die Mädchen der zweiten Gruppe und des zweiten Chores hastig die Szene, um sich ebenfalls zu schmücken. – Während des Folgenden drehen sich die Mädchen, wie in anmutigem Kinderspiele, um Parsifal, sanft ihm Wange und Kinn streichelnd DIE MÄDCHEN Komm! Komm! Holder Knabe, lass mich dir blühen! Dir zur Wonn und Labe gilt mein minniges Mühen. Die zweite Gruppe und der zweite Chor kommen, ebenfalls geschmückt, zurück und gesellen sich zum Spiele PARSIFAL heiter ruhig in der Mitte der Mädchen Wie duftet ihr hold! Seid ihr denn Blumen? DIE MÄDCHEN immer einzeln, bald mehrere zugleich Des Gartens Zier, und duftende Geister, im Lenz pflückt uns der Meister. Wir wachsen hier in Sommer und Sonne, für dich erblühend in Wonne. Nun sei uns freund und hold, nicht karge den Blumen den Sold! Kannst du uns nicht lieben und minnen, wir welken und sterben dahinnen. ERSTES MÄDCHEN DER ZWEITEN GRUPPE An deinen Busen nimm mich! ERSTES MÄDCHEN DER ERSTEN GRUPPE Die Stirn lass mich dir kühlen! ZWEITES MÄDCHEN DER ERSTEN GRUPPE Lass mich die Wange dir fühlen! ZWEITES MÄDCHEN DER ZWEITEN GRUPPE Den Mund lass mich dir küssen! ERSTES MÄDCHEN DER ERSTEN GRUPPE Nein! Ich! Die Schönste bin ich. ZWEITES MÄDCHEN DER ERSTEN GRUPPE Nein! Ich bin die Schönste! ERSTES UND DRITTES MÄDCHEN DER ERSTEN UND ZWEITES MÄDCHEN DER ZWEITEN GRUPPE Ich bin schöner! ERSTES MÄDCHEN DER ZWEITEN GRUPPE Nein! Ich dufte süsser. BEIDE CHÖRE Nein! Ich! Ja, ich! PARSIFAL ihrer anmutigen Zudringlichkeit sanft wehrend Ihr wild holdes Blumengedränge, soll ich mit euch spielen, entlasst mich der Enge! ERSTES MÄDCHEN DER ZWEITEN GRUPPE Was zankest du? PARSIFAL Weil ihr euch streitet. ERSTES MÄDCHEN DER ERSTEN UND ZWEITES MÄDCHEN DER ZWEITEN GRUPPE Wir streiten nur um dich. PARSIFAL Das meidet! ZWEITES MÄDCHEN DER ERSTEN GRUPPE Du lass von ihm sieh, er will mich. DRITTES MÄDCHEN DER ERSTEN GRUPPE Mich lieber! ZWEITES MÄDCHEN DER ZWEITEN GRUPPE Nein, lieber will er mich! ERSTES MÄDCHEN DER ZWEITEN GRUPPE zu Parsifal Du wehrest mich von dir? ERSTES MÄDCHEN DER ERSTEN GRUPPE Du scheuchest mich fort? ERSTER CHOR Bist du feige vor Frauen? ZWEITE GRUPPE UND ZWEITER CHOR Magst dich nicht getrauen? ERSTES MÄDCHEN DER ERSTEN UND ZWEITEN GRUPPE Wie schlimm bist du, Zager und Kalter! ERSTES MÄDCHEN DER ERSTEN GRUPPE Die Blumen lässt du umbuhlen den Falter? ERSTER CHOR Auf, weichet dem Toren! ERSTE GRUPPE Wir geben ihn verloren. ZWEITER CHOR Doch sei er uns erkoren! BEIDE GRUPPEN UND CHÖRE Nein, uns! Nein, mir gehört er an! Auch mir! – Nein, uns gehört er an! PARSIFAL halb ärgerlich die Mädchen abschreckend Lasst ab! Ihr fangt mich nicht! Er will fliehen, als er aus dem Blumenhage Kundrys Stimme vernimmt und betroffen stillsteht KUNDRY Parsifal! – Weile! PARSIFAL Parsifal? … So nannte träumend mich einst die Mutter. Die Mädchen sind bei dem Vernehmen der Stimme Kundrys erschrocken und haben sich alsbald von Parsifal zurückgehalten KUNDRY allmählich sichtbar werdend Hier weile, Parsifal! Dich grüsset Wonne und Heil zumal. – Ihr kindischen Buhlen, weichet von ihm; früh welkende Blumen, nicht euch ward er zum Spiele bestellt. Geht heim, pfleget der Wunden; einsam erharrt euch mancher Held. – Die Mädchen entfernen sich jetzt zaghaft und widerstrebend von Parsifal und ziehen sich nach dem Schlosse zu zurück ALLE MÄDCHEN Dich zu lassen, dich zu meiden, O wehe! O wehe der Pein! Von Allen möchten gern wir scheiden, mit dir allein zu sein! Leb wohl! Leb wohl! Du Holder! Du Stolzer! Du – Tor! Mit dem Letzten sind die Mädchen, unter Gelächter, im Schlosse verschwunden PARSIFAL Dies Alles – hab ich nun geträumt? Parsifal sieht sich schüchtern nach der Seite hin um, von welcher die Stimme kam. Dort ist jetzt, durch Enthüllung des Blumenhages, ein jugendliches Weib von höchster Schönheit – Kundry, in durchaus verwandelter Gestalt – auf einem Blumenlager, in leicht verhüllender, phantastischer Kleidung – annähernd arabischen Stiles – sichtbar geworden PARSIFAL noch ferne stehend Riefest du mich Namenlosen? KUNDRY Dich nannt ich, tör'ger Reiner »Fal-parsi« – Dich reinen Toren »Parsifal«. So rief, als in arab'schem Land er verschied, dein Vater Gamuret dem Sohne zu, den er, im Mutterschoss verschlossen, mit diesem Namen sterbend grüsste; ihn dir zu künden, harrt ich deiner hier was zog dich her, wenn nicht der Kunde Wunsch? PARSIFAL Nie sah ich, nie träumte mir, was jetzt ich schau, und was mit Bangen mich erfüllt. Entblühtest du auch diesem Blumenhaine? KUNDRY Nein, Parsifal, du tör'ger Reiner! Fern – fern – ist meine Heimat. Dass du mich fändest, verweilte ich nur hier; von weither kam ich, wo ich viel ersah. Ich sah das Kind an seiner Mutter Brust, sein erstes Lallen lacht mir noch im Ohr; das Leid im Herzen, wie lachte da auch Herzeleide, als ihren Schmerzen zujauchzte ihrer Augen Weide! Gebettet sanft auf weichen Moosen, den hold geschläfert sie mit Kosen, dem, bang in Sorgen, den Schlummer bewacht der Mutter Sehnen, den weckt' am Morgen der heisse Tau der Muttertränen. Nur Weinen war sie, Schmerzgebahren um deines Vaters Lieb und Tod vor gleicher Not dich zu bewahren, galt ihr als höchster Pflicht Gebot. Den Waffen fern, der Männer Kampf und Wüten, wollte sie still dich bergen und behüten. Nur Sorgen war sie, ach! und Bangen nie sollte Kunde zu dir her gelangen. Hörst du nicht noch ihrer Klagen Ruf, wann spät und fern du geweilt? Hei! Was ihr das Lust und Lachen schuf, wann sie suchend dann dich ereilt; wann dann ihr Arm dich wütend umschlang, ward dir es wohl gar beim Küssen bang? Doch, ihr Wehe du nicht vernahmst, nicht ihrer Schmerzen Toben, als endlich du nicht wiederkamst, und deine Spur verstoben. Sie harrte Nächt und Tage, – bis ihr verstummt die Klage, der Gram ihr zehrte den Schmerz, um stillen Tod sie warb ihr brach das Leid das Herz, und – Herzeleide starb. – PARSIFAL immer ernsthafter, endlich furchtbar betroffen, sinkt, schmerzlich überwältigt, bei Kundrys Füssen nieder Wehe! Wehe! Was tat ich? – Wo war ich? – Mutter! Süsse, holde Mutter! Dein Sohn, dein Sohn musste dich morden! – O Tor! Blöder, taumelnder Tor! Wo irrtest du hin, ihrer vergessend, – deiner, deiner vergessend? Traute, teuerste Mutter! KUNDRY War dir fremd noch der Schmerz, des Trostes Süsse labte nie auch dein Herz; das Wehe, das dich reut, die Not nun büsse im Trost, den Liebe dir beut. PARSIFAL im Trübsinn immer tiefer sich sinken lassend Die Mutter, – die Mutter – konnt ich vergessen! Ha! – Was Alles vergass ich wohl noch? Wes war ich je noch eingedenk? – Nur dumpfe Torheit lebt in mir! KUNDRY immer noch in liegender Stellung, beugt sich über Parsifals Haupt, fasst sanft seine Stirne und schlingt traulich ihren Arm um seinen Nacken Bekenntnis wird Schuld in Reue enden – Erkenntnis in Sinn die Torheit wenden. Die Liebe lerne kennen, die Gamuret umschloss, als Herzeleids Entbrennen ihn sengend überfloss! – Die Leib und Leben einst dir gegeben, der Tod und Torheit weichen muss, – sie beut dir heut – als Muttersegens letzten Gruss, der Liebe ersten Kuss. Sie hat ihr Haupt völlig über das seinige geneigt, und heftet nun ihre Lippen zu einem langen Kusse auf seinen Mund PARSIFAL fährt plötzlich mit einer Gebärde des höchsten Schrekkens auf seine Haltung drückt eine furchtbare Veränderung aus; er stemmt seine Hände gewaltsam gegen das Herz, wie um einen zerreissenden Schmerz zu bewältigen Amfortas! … Die Wunde! – Die Wunde! – Sie brennt in meinem Herzen! – Oh –! Klage! Klage! Furchtbare Klage! Aus tiefstem Herzen schreit sie mir auf. Oh –! Oh –! Elender! Jammervollster! Die Wunde sah ich bluten, – nun blutet sie in mir –! Hier – hier! … Nein! Nein! Nicht die Wunde ist es. Fliesse ihr Blut in Strömen dahin! Hier! Hier im Herzen der Brand! Das Sehnen, das furchtbare Sehnen, das alle Sinne mir fasst und zwingt! Oh! – Qual der Liebe! Wie Alles schauert, bebt und zuckt – in sündigem Verlangen! Während Kundry in Schrecken und Verwunderung auf Parsifal hinstarrt, gerät dieser in völlige Entrücktheit. – Schauerlich leise Es starrt der Blick dumpf auf das Heilsgefäss das heil'ge Blut erglüht; Erlösungswonne, göttlich mild, durchzittert weithin alle Seelen. Nur hier, – im Herzen will die Qual nicht weichen. Des Heilands Klage da vernehm ich, die Klage, ach, die Klage um das entweihte Heiligtum »Erlöse, rette mich aus schuldbefleckten Händen!« So rief die Gottesklage furchtbar laut mir in die Seele. Und ich … der Tor … der Feige … zu wilden Knabentaten floh ich hin! … Er stürzt verzweiflungsvoll auf die Knie Erlöser! Heiland! Herr der Hulden! Wie büss ich Sünder solche Schuld? KUNDRY deren Erstaunen in leidenschaftliche Bewunderung übergegangen, sucht schüchtern sich Parsifal zu nähern Gelobter Held! Entflieh dem Wahn! Blick auf, sei hold der Huldin Nah'n! PARSIFAL immer in gebeugter Stellung, starr zu Kundry aufblickend, während diese sich zu ihm neigt und die liebkosenden Bewegungen ausführt, die er mit dem Folgenden bezeichnet Ja! … diese Stimme … so – rief sie ihm; und diesen Blick – deutlich erkenn ich ihn, – auch diesen, der ihm so friedlos lachte; – die Lippe, ja … so zuckte sie ihm; so neigte sich der Nacken, – so hob sich kühn das Haupt; so flatterten lachend die Locken, so schlang um den Hals sich der Arm; so schmeichelte weich die Wange; mit aller Schmerzen Qual im Bunde, das Heil der Seele entküsste ihm der Mund –! Ha – dieser Kuss! … Verderberin! Weiche von mir! Ewig, ewig von mir! Parsifal hat sich allmählich erhoben, und stösst Kundry von sich KUNDRY in höchster Leidenschaft Grausamer! Fühlst du im Herzen nur And'rer Schmerzen, so fühle jetzt auch die meinen! Bist du Erlöser, was bannt dich, Böser, nicht mir auch zum Heil dich zu einen? Seit Ewigkeiten harre ich deiner, des Heilands – ach! – so spät … den einst ich kühn geschmäht. Oh! Kenntest du den Fluch, der mich durch Schlaf und Wachen, durch Tod und Leben, Pein und Lachen, zu neuem Leiden neu gestählt, endlos durch das Dasein quält! Ich sah – Ihn – Ihn – und … lachte da traf mich … sein Blick! – Nun such' ich ihn von Welt zu Welt, ihm wieder zu begegnen. In höchster Not wähn ich sein Auge schon nah, – den Blick schon auf mir ruhn … Da kehrt mir das verfluchte Lachen wieder ein Sünder sinkt mir in die Arme! – Da lach ich, lache, kann nicht weinen, nur schreien, wüten, toben, rasen in stets erneueter Wahnsinns-Nacht, aus der ich büssend kaum erwacht. Den ich ersehnt in Todesschmachten, den ich erkannt – den blöd Verlachten lass mich an seinem Busen weinen, nur eine Stunde mit dir vereinen, und ob mich Gott und Welt verstösst in dir entsündigt sein und erlöst! PARSIFAL In Ewigkeit wärst du verdammt mit mir für eine Stunde Vergessens meiner Sendung, in deines Arms Umfangen! Auch dir bin ich zum Heil gesandt, bleibst du dem Sehnen abgewandt. Die Labung, die dein Leiden endet, beut nicht der Quell, aus dem es fliesst; das Heil wird nimmer dir gespendet, eh jener Quell sich dir nicht schliesst. Ein Andres ist's, ein Andres, ach! – nach dem ich jammernd schmachten sah; die Brüder dort, in grausen Nöten, den Leib sich quälen und ertöten. Doch, wer erkennt ihn klar und hell, des einz'gen Heiles wahren Quell? Oh, Elend, aller Rettung Flucht! Oh, Weltenwahns Umnachten in höchsten Heiles heisser Sucht nach der Verdammnis Quell zu schmachten! KUNDRY in wilder Begeisterung So war es mein Kuss, der Welt-hellsichtig dich machte? Mein volles Liebes-Umfangen lässt dich dann Gottheit erlangen. Die Welt erlöse, ist dies dein Amt, schuf dich zum Gott die Stunde, für sie lass mich ewig dann verdammt, nie heile mir die Wunde! PARSIFAL Erlösung, Frevlerin, biet ich auch dir. KUNDRY Lass mich dich Göttlichen lieben, Erlösung gabst du dann auch mir. PARSIFAL Lieb' und Erlösung soll dir werden, zeigest du zu Amfortas mir den Weg. KUNDRY in Wut ausbrechend Nie –! sollst du ihn finden! Den Verfall'nen, lass ihn verderben – den Unsel'gen, Schmach-lüsternen, den ich verlachte – lachte – lachte – haha! Ihn traf ja der eigne Speer! PARSIFAL Wer durft ihn verwunden mit der heil'gen Wehr? KUNDRY Er … Er … der einst mein Lachen bestraft … Sein Fluch – ha, mir gibt er Kraft; gegen dich selbst ruf ich die Wehr, gibst du dem Sünder des Mitleids Ehr'! … Ha … Wahnsinn! flehend Mitleid! Mitleid mit mir! Nur eine Stunde mein! Nur eine Stunde dein … und des Weges sollst du geleitet sein! Sie will ihn umarmen. Er stösst sie heftig von sich PARSIFAL Vergeh, unseliges Weib! KUNDRY rafft sich mit wildem Wutrasen auf und ruft dem Hintergrunde zu Hilfe! Hilfe! Herbei! Haltet den Frechen! Herbei! Wehrt ihm die Wege! Wehrt ihm die Pfade! Und flöhest du von hier, und fändest alle Wege der Welt, den Weg, den du suchst, des Pfade sollst du nicht finden denn Pfad und Wege, die dich mir entführen, so verwünsch ich sie dir! Irre! Irre! mir so vertraut – dich weih ich ihm zum Geleit! Klingsor ist auf der Burgmauer herausgetreten und schwenkt eine Lanze gegen Parsifal KLINGSOR Halt da! Dich bann ich mit der rechten Wehr! Den Toren stelle mir seines Meisters Speer! Er schleudert auf Parsifal den Speer, welcher über dessen Haupte schweben bleibt. Parsifal erfasst den Speer mit der Hand und hält ihn über seinem Haupte PARSIFAL Mit diesem Zeichen bann ich deinen Zauber wie die Wunde er schliesse, die mit ihm du schlugest, in Trauer und Trümmer stürz' er die trügende Pracht! Er hat den Speer im Zeichen des Kreuzes geschwungen wie durch ein Erdbeben versinkt das Schloss. Der Garten ist schnell zu einer Einöde verdorrt; verwelkte Blumen verstreuen sich auf dem Boden. Kundry ist schreiend zusammengesunken. Parsifal hält, im Enteilen, noch einmal an PARSIFAL wendet sich von der Höhe der Mauertrümmer zu Kundry zurück Du weisst, wo du mich wiederfinden kannst! Parsifal enteilt. Kundry hat sich ein wenig erhoben und nach ihm geblickt この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Parsifal/III
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Puss in Boots 項目数:40 総ポイント:1000 難易度: ☆Kinect専用 ★国内未発売 Always Land on my Feet Complete a best of three team challenge 15 Adios, Amigo Boot an enemy into a trap 10 Ole! Block an enemy attack 10 Touche! Perform a deflect 10 Scratch That Perform a Claw Frenzy 10 Pet Peeved Defeat 3 enemies with one guitar attack 10 Virtuoso Play every guitar tune 10 These Eyes Tell No Lies Discover every type of trap 100 Holy Frijoles Defeat 20 enemies using the guitar 20 Looking Sharp Defeat 10 enemies using Claw Frenzy 20 Over Easy Collect all nine golden egg pieces 50 Pray For Mercy Collect all nine wanted posters 50 Light on my Feet Perform a perfect sneak 20 Copycat Perform a perfect shape match 20 Well Balanced Perform a perfect balance 20 Feisty Feline Get a high score in Market Mayhem 20 Purrfecto Get a high score in Barrel Barrage 20 Viva Gato! Get a high score in Shape It Up! 20 Real Cats Wear Boots Get a high score in Bandit Boot 20 Such Moves, Such Handsomeness Get a perfect time in the Beanstalk 20 Don t Desert Me Get a perfect time in the Canyon 20 Care to Dance-Fight? Perform a perfect dance in the Cantina 20 Purrrrrrfect Score Serenade three different senoritas with a perfect score 20 Swashbuckler Bronze medal on every level 10 Hero Silver medal on every level 25 Legendary Gold medal on every level 50 The Cat s Whiskers Complete the game with 100% progress 100 秘密の実績 This Cat is En Fuego Complete The Mine 15 Danger is my Game Complete The Great Terror 15 Check me Out Complete The Hotel 15 Born with Cat-like Moves Complete The Chase 15 En Garde Defeat the cat lover 15 I Thirst for Leche Complete The Thieves Bar 15 Me-ow! Serenade a senorita 15 Wild Goose Chased Complete The Giant s Castle 15 Conquistador of the clouds Complete The Beanstalk 15 I Flirt with Danger Rock a pig back to sleep 15 Nice moves, Senor Complete The Cantina 15 Stage Complete Complete The Stagecoach Robbery 15 All I need are the boots, baby! Complete the game 100
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Market Scenario According to Market Research Future, the global digital payment in healthcare market has been segmented based on component, deployment mode, organization size, and region/country. The major factors boosting market growth are increasing internet penetration and the digitalization in the healthcare vertical. Furthermore, there has been a significant increase in the adoption of smartphones, which is driving market growth as smartphone users prefer payment via digital modes. A large number of health insurance providers also prefer digital payments over hard cash payments. This fuels the growth of digital payments in healthcare market. However, concerns regarding data security and dominance of paper-based billing are expected to restrain market growth. Also, the rising number of cyber-attacks is a challenge for the digital payments solution providers. The global Digital Payment in Healthcare Market size will touch USD 9.62 billion at a 22.6% CAGR during the forecast period 2020- 2027, states the latest Market Research Future (MRFR) analysis. Digital payment solutions in healthcare provide an online payment platform which connects payers, providers, and consumers for every healthcare payment transaction. Such solutions are accessible as on the cloud and on-premise. The payee and the payer use electronic modes for sending and receiving money. The payment is done through digital wallets, bank cards, net banking, digital currencies, digital currencies, and contactless and contact payment methods. Request a Free Sample @ https //www.marketresearchfuture.com/sample_request/7977 Competitive Outlook The key players in the global digital payment in healthcare market are Aurus Inc. (US), Aliant Payments (US), Stripe (US), ACI Worldwide, Inc. (US), Global Payments Direct, Inc. (US), First Data Corporation (US), PayPal (US), Worldpay, LLC (UK), Wirecard AG (Germany), Fiserv, Inc. (US), InstaMed (US), BillingTree (US), Change Healthcare (US), Elavon Inc. (US), and Zelis Payments (US) Segmentation By component, the global digital payment in healthcare market has been divided into solutions and services. The solutions segment is expected to have a larger market share while the services segment is projected to register the higher CAGR during the forecast period. Based on deployment mode, the market has been segmented into cloud-based and on-premise. The cloud-based segment is expected to exhibit the higher CAGR during the forecast period due to the increasing adoption of cloud technology globally and technological advancements that offer security and privacy over the cloud. Based on organization size, the market has been segmented into large enterprises and small and medium enterprises (SME). The large enterprises segment is expected to have a greater market size during the review period. Large organizations deploy digital payment methods in healthcare solutions extensively to meet the considerable demand for fast and hassle-free transaction services. Large enterprises adopt on-premise or cloud-based solutions, while SMEs prefer only cloud-based solutions. By region, the global digital payment in healthcare market has been segmented into North America, Europe, Asia-Pacific, and the rest of the world. Regional Analysis The global digital payment in healthcare market has been segmented, by region, into North America, Europe, Asia-Pacific, and the rest of the world. North America was the largest market in 2018 as the US has the maximum number of leading market players. The market in Asia-Pacific is expected to be the fastest-growing during the forecast period of 2019 to 2024. Browse Full Report Details @ https //www.marketresearchfuture.com/reports/digital-payment-healthcare-market-7977 Table of Contents 1Executive Summary 2Scope of the Report 2.1Market Definition 2.2Scope of the Study 2.2.1Research objectives 2.2.2Assumptions Limitations 2.3Markets Structure Continued…. Similar Report** Application Management Services Market By Service-Type (System Integration, Consulting Services, Modernization Services, And Others), By Organization Size, By Deployment, And By End-Users Biometric-as-a-Service Market https //blog.daum.net/mrfr/707 5G Industrial IoT Market https //telegra.ph/5G-Industrial-IoT-Market-Size-Growing-at-Market-Report-Analysis-Share-Revenue-Growth-Rate-Forecast-Overview-2027-Opportunity-Ass-04-01 About Market Research Future Market Research Future (MRFR) has created a niche in the world of market research. 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